「2018台湾ランタンフェスティバルin嘉義」盛大に開催 来年は屏東県の大鵬湾で

2018年3月12日(月) 配信 

高さ20メートルを超えるメインランタン「忠義天成」

きらめく光の祭典――。「2018台湾ランタンフェスティバルin嘉義」が3月2~11日まで、台湾南部の北回帰線上に位置する嘉義県で盛大に開催された。

 同フェスティバルは毎年、元宵節(げんしょうせつ、旧暦の1月15日)の時期に行われる台湾最大規模のお祭り。毎年異なる地域で開かれる。期間中は、多彩なテーマで、カラフルな大小のランタンオブジェが広大な会場を無数の光で輝かせ、幻想的な雰囲気を醸し出す。

 29回目の今回は、展示エリアも過去最大規模の50㌶に及んだ。国立故宮南院も会場の一部となった。毎年、干支にちなんだメインランタンが登場。18年は、原住民の子供と台湾犬をモチーフにデザインされた「忠義天成」が注目を集めた。

 3月2日の開幕イベントには台湾の蔡英文総統も出席し、ランタンフェスティバルと合わせて嘉義県の観光魅力も紹介し、開催を祝った。

3月2日の開幕イベント

 会場全体をレーダーで照射するハイテクの手法も今回新たに採用され、年々華やかなイベントとなっている。日本からも、よさこいチームのステージパフォーマンスや、ランタンのブース出展、また、同フェスティバルを体感しようと多くの人が会場を訪れ、国際交流を楽しんだ。

台湾交通部観光局の周永暉局長

 台湾交通部観光局の周永暉局長は、3月2日に開いた世界各国のメディアが集まった記者会見で、「台湾に伝わる特有の民俗祭典を押し広げるために、1990年から台湾ランタンフェスティバルを開いている。芸術や建築など幅広い人材、知識を融合し、切磋琢磨しながら台湾の特色を表現してきた」とあいさつ。さらに「台湾ランタンフェスは、同時期に各地で開催される元宵節の祭りを発展させることにも寄与し、国際レベルの提灯職人や技術を育てている」と海外メディアにもアピールした。

日本のランタンも多数出展
嘉義名物の「鶏肉飯」(劉里長)

 なお、来年30回目となる2019台湾ランタンフェスティバルは、屏東県の大鵬湾で開催予定。

農泊成功のカギは地域連携と適合 パソナ農泊セミナー報告会開く

2018年3月12日(月) 配信

農泊推進に必要なことは何か、参加者からの質問も多く上がった。

パソナは3月9日(金)、農泊の中核人材育成のための「農泊セミナー」事例報告会をパソナトラベルハブミックス(東京都千代田区)で開いた。先進的に農泊を推進する6団体と受講者が登壇。「地域内連携」、「地域との適合」を農泊成功のカギとした。

  農泊セミナーは、農林水産省の2017年度農山漁村振興交付金「農泊推進対策(広域ネットワーク推進事業)」の補助を受けて行われた講座。「プラットフォームあおもり(青森県)」と「遠野山・里・暮らしネットワーク(岩手県)」、「美ら地球(岐阜県)」、「春蘭の里(石川県)」、「安心院町グリーンツーリズム研究会(大分県)」、「食・農・人総合研究所 リュウキンカンの郷(熊本県)」の6団体が、農泊を観光地域づくりの核として推進していきたい全国の自治体関係者ら11人の受講者を約30日間受け入れた。

  受講生は学んだことを地域に落とし込むことや、地域で高い目標を共有させることの重要性など、自身の気づきを報告した。一方受け入れ団体側からは、受講生の受け入れがこれまでの事業を見直すきっかけになったとの声が挙がった。また、農泊を運営する若い世代の育成や、年齢による農泊実施に対する温度差の解消も課題に挙げられた。

  報告会のファシリテーターを務めた青木辰司氏(東洋大学社会学部教授、グリーンツーリズム・ネットワークセンター代表理事)は農泊事業に欠かせないものに「地域内連携」を挙げ、「一個の事業体が儲かる事業を行うのではなく、地域のなかで連携してコミュニティビジネスとして定着させることが大事」と強調。「宿泊施設や食事処、温泉などが連携できれば、長期滞在につながる。農泊は、地域に活気を持たせる政策でもある」と主張した。

「SLパレオエクスプレス」の運行日が決定 (秩父鉄道)

2018年3月12日(月) 配信

「SLパレオエクスプレス」は、3月31日(土)~12月9日(日)間の土曜日・休日を中心に運行される(写真は、自由席の整理券イメージ)

秩父鉄道はこのほど、「SLパレオエクスプレス」の運行日・時刻を発表した。3月31日(土)~12月9日(日)の土曜日・休日の運転がメインとなり、席予約情報は、公式ホームページから確認できる。乗車するためには、区間乗車券のほか、指定席券(720円)とSL整理券(自由席、510円)いずれかが必要だ。

 地域とのコラボレーション企画や、オリジナル企画にも力を入れており、イメージキャラクターであるパレオくんとパレオちゃんも子供たちから人気を集めている。3月31日(土)のファーストランでは、出発時と車内でジャズ演奏を行い、ヘッドマークも特別使用のものを用意する。12日現在、自由席の予約は埋まりつつある。気になる方はぜひ公式ホームページを確認してほしい。

 指定席券と整理券は運転日の1カ月前から購入可能。電話予約も受け付ける。2月に終了した地域とのコラボレーション「幸せを呼ぶ列車旅」では、乗車券を秩父三社(寳登山神社・秩父神社・三峯神社)で提示すると、オリジナルの木札ストラップがもらえる企画を実現した。観光資源を取り込むことで、地域の消費増にも寄与している。

秩父鉄道
http://www.chichibu-railway.co.jp
運行情報ツイッター ・・・ 列車の運転見合わせや概ね30分を超える遅延情報等についてご案内しています。 SLに乗る 2017年運転日 時刻表 SL整理券(自由席)予約状況 長瀞で遊ぶ 長瀞ラインくだり 宝登山小動物公園

箱根の自然のなかで、愛犬とリラックス ドッグカフェ3月30日から

2018年3月12日(月) 配信

 

ドッグカフェイメージ

ハイアット リージェンシー 箱根 リゾート&スパ(高木忍総支配人)は2018年3月30日(金)から、昨夏に好評を博したドッグカフェを、時期を早めて始める。

 ドッグカフェは、館内中央リビングルームに隣接した中庭で、アウトドアカフェとして利用可能。テラス席で、ホテルセレクトのシャンパンや、ドライバーも楽しめるノンアルコールカクテル「モクテル」などのドリンクを提供する。ペストリーシェフ特製のアフターヌーンティーやサラダ、スープ、ハンバーガーなどリビングルームのメニューを用意した。「ティータイム、お食事とともに愛犬と一緒にリゾート気分でお楽しみください」(同社)。ドッグカフェの利用時間は、午前11:00~午後4:00(午後3:30 L.O.)まで。

 ドッグカフェ以外の館内施設(レストラン、スパ、温泉など)を利用するときは、愛犬を預けることもできる。利用時間は午前11時から午後6時まで。利用料金は2時間まで1頭につき、小型犬1080円、中型犬1620円、大型犬2160円(消費税込)となる。料金にはブラッシングサービスが含まれる。ランチやティー、スパで総額1万5千円以上利用する場合は無料となる。専任スタッフによるネイルカットなどのケアサービス(有料)も用意する。

日本ワインが日比谷公園に集結 (日本ワインMATSURI 祭)

2018年4月13日(金)、14日(土)、15日(日) 開催

日本ワインが日比谷公園に集結する。1グラス300円から楽しめる

「日本ワインMATSURI 祭」が、4月13日(金)、14日(土)、15日(日)に日比谷公園(東京都千代田区)で開催される。日本ワイナリー協会が主催するもので、飲み比べやテイスティングセミナーも開く。

 ワイナリーを含む果実酒製造場数が年々増加傾向にある。310(2008年度)だった製造場数は388(2016年度)まで増加した。8年間で25%以上の伸び率となっている。ワインの出荷量についても、16年には前年と比べ5.2%の増加。輸出量とともに順調だ。

果実酒製造場数は、年々増加傾向にある。(国税庁の資料をもとに、本紙編集部が作成した)

 今年の「日本ワインMATSURI 祭」では、近年新設立された7ワイナリーが参加。全国56ワイナリー、180点の日本ワインを300円(1グラス)から堪能できる。料理の提供やセミナー開催のほか、会場をめぐるスタンプラリーも実施。楽しくほろ酔い気分で、日本ワインについての知見を深めることができるイベントだ。

 なお、オサワイナリー(北海道)と、秋保ワイナリー(宮城)、勝沼醸造(山梨)、GOMI WINERY(山梨)、シャトージュン(山梨)、東晨洋酒(山梨)、信州たかやまワイナリー(山梨)が初参加となる。

エイサーを知る体験型施設「エイサー会館」 沖縄市に3月25日オープン

2018年3月12日(月) 配信 

エイサー会館

沖縄県の伝統芸能「エイサー」。同県の沖縄市では2007年に「エイサーのまち」宣言をし、文化の継承や発展などで地域活性化に取り組んでいるが、その一環として2018年3月25日(日)に「エイサー会館」がオープンする。

 エイサー会館はコザ・ミュージックタウン内に建設、2階建てで1階の無料ゾーン、2階の有料ゾーンで構成。

 無料ゾーンではエイサーの基本情報の展示を兼ねたラウンジ。関連グッズを販売するショップやイベントスペースもある。有料ゾーンではモニターに流れる映像に合わせ太鼓を叩いたり、踊りが体験できる「エイサーリゾム体験」やタブレットを用いてエイサーの演奏の違いを体験できる「エイサー音楽検索コンテンツ」のほか、エイサーの衣装で撮影できるフォトスポットや沖縄全島エイサーまつりの紹介なども行う。

 開館時間は午前10時~午後9時。休館日は水曜日(祝日の場合は翌日)と12月31日、1月1日。有料ゾーンの入館料は大人300円、小・中学生と高校生100円。小学生未満無料。

 問い合わせ=tel :098(989)5066。

国内最大級のクラシックカー×Jazzイベント、大阪で開催

2018年3月9日(金) 配信

音楽に合わせてスウィングダンス

GLIONグループが運営するGLION MUSEUM(ジーライオンミュージアム、大阪・赤レンガ倉庫)で3月25日(日)、国内最大級のクラシックカー×Jazzイベント「BROWN STORE vol.4」が行われる。当日はヴィンテージファッションやフードも楽しめる。

 「BROWN STORE」は、赤レンガやヴィンテージの温かさを伝える色「BROWN」がテーマ。同色をテーマに、「音楽」や「フードケータリング」、「ヴィンテージファッション」、「クラシックカー」が大阪・赤レンガ倉庫に集う。会場では、1930年代のファッションを身にまとい、見ている人も楽しめる華やかなファッションで会場一体がタイムスリップしたかの様な空間を演出。また「AKARENGA CAR MEETING」も開催され、BROWN STOREをヴィンテージカーで盛り上げるほか、古き良き時代の背景や音楽を敬愛してやまないミュージシャンとダンサーが当時のダンスホールを再現する。 

イベント概要

日程:3月25日(日)

時間:午前10:00~午後4:00

場所:大阪・築港赤レンガ倉庫 GLION MUSEUM    

アクセス:[車] 阪神高速湾岸線・大阪港線「天保山」ICより約5分

     [電車] 大阪市営地下鉄 中央線「大阪港」下車徒歩約5分

入場料:800円(大人) 500円(子供)

旅行会社向けFITセンターを開設、手配などサポート

2018年3月12日(月) 配信 

旅行代理店向けFITセンターを設立。ワンストップでFIT商材の複合販売を始める(画像はイメージ)

 

JTBのグループ会社のトラベルプラザインターナショナル(田中一博社長)は4月2日(月)から、全国の旅行会社向けに「FITセンター」を設立すると発表した。FIT(海外個人旅行)の相談サポートサービスを提供する。

 17年に2896万人に達した訪日外国人旅行者は、これまでのパッケージ型商品ではなく、自由な旅程を組めるFITでの来訪が増えている。外務省の発表によると、17年インバウド総数の約4分の1(735万6千人)を占める中国人に対する、16年の個人観光ビザ発給数は、15年比で44・5%増(162万6813件)と大きく伸びた。「自由気ままに旅ができるFITは今後も増加が見込まれる」(同社)とし、同センターを設立する。

 航空券や宿泊施設、オプショナルツアーまで、すべてのFIT商材を一括手配できる。手配相談も受け付け、客へそのまま手渡せる見積り書の代行制作も行う。サービス開始日は4月2日で、月曜日~土曜日の午前9時半~午後6時半(土曜日:午前10時~午後6時)まで。

「提言!これからの日本観光」観光経営大学院(MBA)に期待

2018年3月11日(日) 配信

観光経営大学院(MBA)が開設され心強い

 観光が抱える大きな課題は急速に発展する観光について学び、かつそれを支える人材の育成である。このほど観光庁の支援により国立大学(2校)にMBA(観光産業、地域経営専門大学院)が開設されることになったことは大変心強い。先般、その準備の一環として模擬授業が試行され観光庁、観光関係団体などから専門委員が出席した。筆者もそれを傍聴する機会を得たが、熱心な授業ぶりを見て、感慨深いものがあった。1日も早い開学を期待したいと思う。

 ところが模擬授業後、大学側から観光経営大学院開学への準備状況についての報告を聞き、やや気になることがあった。

 それは、開学予定の国立2大学の「観光(産業)」の捉え方にかなりの差があるのではないか。そしてそれが国の基幹産業として評価され期待されている「観光産業」の概念を曖昧なものにしてしまうのではないかという懸念である。

 設置準備を進めているA大学は、「観光経営科学コース」と名付けて、「観光」の名称を学科名で明示している。ところが、B大学の説明によると「本学は『観光』という学科名は用いない」と明言したうえ、「ホテル業、観光業…などさまざまな産業を包容するために、『ホスピタリティマネージメントプログラム』の名のもとに、大学院の講座を開設する」と言うのである。このように観光(産業)の名称の捉え方に差違があり、せっかく「観光(産業)」という概念が定着してきた矢先だけに、この報告には違和感を禁じ得なかった。ホテル業、観光業など…と列挙されるとホテル業と観光業とは並立する別の業種のようにも見える。「観光産業」の名のもとにさまざまな産業分類のなかに分かれて潜在していた観光(関連)業種をまとめて認知したのが「観光産業」ではなかったのか。

 しかも「ホスピタリティ」(産業)という名も気になる。ホスピタリティとはもてなし(の心)を意味する表現である。それは接遇を内容とするすべての産業がもつべき「理念」ともいうべき概念であり、学科名や産業分類に用いる名称としてはなじまないのではないかと思う。大学院設置国立2大学は日本を代表する有名大学であるだけに、その学科名がこのように異なることは観光(産業)とは何かについて多くの人に戸惑いを感じさせるのではないか、「観光産業」という新分野の存在にも疑問をもたれないかと心配である。

 観光のもつ文化、経済行動という役割を理解したうえで、この学科名は少なくとも同時発足の国立2大学については統一(観光という表現を用いて)できないものか。「観光」は人的交流を促進する文化活動であり、地域経済を活性化する経済行動であり、ホスピタリティはその推進理念であることを念頭におき、新発足の大学院の学科名も考えてほしいと思う。新設のかつ待望の大学院にとって「観光」の名はまさにたかが「名前」ではなくされど「名前」なのである。

コラムニスト紹介

須田 寛
日本商工会議所観光委員会共同委員長
須田 寬 氏
 
 
 
 
 
 

「津田令子のにっぽん風土記(35)」非日常から日常に 安曇野の魅力伝える ~ 長野県安曇野市編 ~

2018年3月10日(土) 配信

安曇野市観光情報センターの入口
安曇野市観光情報センター
新谷真佑さん

 JR穂高駅前にある、長野県の安曇野市観光情報センタースタッフの新谷さんは、2年前に東京都八王子市から移住してきた。きっかけは両親が安曇野に家を建てたことだ。ただ、新谷さんはもともと登山が趣味で、学生時代に初めて北アルプスに登ったとき、涸沢カールで「こんな景色があるんだ」と衝撃を受けた。その後も年に2、3回は安曇野の山に登りに来ていた。

 「家を建てると聞いて、自分はどうしようかと迷いました。こちらには友達がいなかったのですが、毎日山が見られるな、それもいいかもしれないと思いました」。今では朝起きると、2階の窓から「山チェック」をしているそうだ。とくに冬の朝は綺麗で、モルゲンロート(朝焼け)で山がピンクやオレンジに染まる。「山の中に行かないと見られないと思っていましたが、普段から見られるんだと驚きました」。

 また四季のはっきりとした移り変わりも感じるようになった。「それぞれ色が全然違って、春は一気にカラフルになって本当にきれいです。そしてここでは、自然と人が一緒に暮らしています。この間、東京の友達に『日がだいぶ長くなったね』と話したら『え、そう?』と返ってきて、はっとしました。東京にいたら気づかないことに気づけるのはいいことだと思います」。花の名前、1年の行事など、安曇野の人にとっては当たり前のことを知らないことに気づくことも多いそうだ。

 観光情報センターでは、訪れる観光客に安曇野の情報を伝えている。写真を撮りたい人、絵を描きたい人が多く訪れるほか、女性客からは眺めの良いカフェやおいしいお店などを聞かれることも多いそうだ。また新谷さんは、以前海外に滞在していた経験を生かして、外国人客の対応や集計報告、英語ブログでの発信も行っている。

 「私が移住してきて好きになったように、安曇野を好きになってもらえたら理想だなと思います」。今後は大好きな登山を生かして、登山ガイドもやってみたい、そこで外国人も案内したい、登山専門のビジターセンターもできたらいいと夢はふくらんでいる。

 登山に来る場所から住む場所へ、非日常が日常になった新谷さんに、これからの時期の安曇野のおすすめの場所を聞いてみた。

 「穂高川沿いに『早春賦』の歌碑があります。清流、アルプスの山、わさび畑に咲くわさびの花と、青・緑・白の、いい景色が集約された場所です。ぜひ行ってみてください」と笑顔で話す。

コラムニスト紹介

津田 令子 氏

社団法人日本観光協会旅番組室長を経てフリーの旅行ジャーナリストに。全国約3000カ所を旅する経験から、旅の楽しさを伝えるトラベルキャスターとしてテレビ・ラジオなどに出演する。観光大使や市町村などのアドバイザー、カルチャースクールの講師も務める。NPO法人ふるさとオンリーワンのまち理事長。著書多数。