JTBGW旅行動向、国内旅行者数は微増 海外は日並びが後押しに
2026年4月3日(金) 配信

JTB(山北栄二郎社長)は4月2日(木)、ゴールデンウイーク(GW、4月25日~5月7日)の旅行動向見通しを発表した。これによると、GWの総旅行者数は前年同期比1.9%増の2447万人、総旅行消費額は同1.1%増の1兆2876億円といずれも微増傾向を見込む。
国内旅行では、旅行者数が同1.7%増の2390万人、平均旅行予定費用は同2.1%減の4万6000円、旅行消費額が同0.5%減の1兆994億円と推計。旅行者数は日並びの良さ、堅調な旅行意欲もあり微増で、平均旅行予定費用は物価高などの影響を受けて引き続き高止まり、旅行日数の短期化で微減する見通しだ。行先は居住地域内を中心とした近場で短期間、自家用車での近距離の旅行が増加すると予測している。
海外旅行では、旅行者数が同8.5%増の57万2000人、平均旅行予定費用は同2.2%増の32万9000円、旅行消費額が同10.9%増の1882億円と推計する。旅行者数はコロナ禍前を超える国際線航空便の回復や、日並びの良さも後押しし、増加を見込んだ。平均旅行予定費用は日数の増加と円安や物価高の影響を受け微増。行先は韓国、台湾、東南アジアなどの比較的近場、ヨーロッパや北米も根強い人気傾向とみている。
JTBのアンケート調査によると、今年のGWに旅行に行く人の関心は「日常から離れた非日常空間(32.5%)」が最も多く、次いで「その時期や場所でしかできない体験(24.3%)」、「本物の文化や食事に触れる体験(20.4%)」。
年代別にみると、60、70代では「地域の歴史・文化・自然について学ぶ旅」が高く、29歳以下では「推し活・聖地巡礼」のほか、「デジタルデトックス」「スリープツーリズム」など、趣味性や自己回復、SNSと親和性の高い項目が上位を占めた。旅行に求める価値は世代によって異なり、従来の観光だけでなく、生活者の関心に応じた体験へ広がりつつある。




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