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23区内初の大河ドラマ館 北区飛鳥山博物館内にオープン

2021年2月24日
営業部:後藤 文昭

2021年2月24日(水) 配信

実際に撮影で使われた衣装や小道具を多数展示する。

 北区飛鳥山博物館(東京都北区)内に2月20日(土)、「渋沢×北区 青天を衝け 大河ドラマ館」がオープンした。

 東京23区内に大河ドラマ館ができるのは初めて。実際に撮影で使われた衣装や小道具を多数展示する。

 目玉は、北区オリジナルのデジタルコンテンツ、「なりきり一万円札」。ブース内で撮影した自分の顔が、お札の肖像風に変身するもので、撮影終了後に表示されるQRコードを読み込むことでデータの持ち帰りが可能。データは1週間で削除されてしまうが、「渋沢×北区 飛鳥山おみやげ館」横の印刷所では、200円でデータを出力し、土産にすることができる。

 渋沢栄一が暮らした飛鳥山公園の魅力を体感できる仕組み、「飛鳥山DEEP散策」も用意した。園内の各所に設置された案内看板のQRコードを読み取ると、その場所にちなんだ面白く少しマニアックなエピソードを映像で楽しむことができるもので、ナレーションは大河ドラマで栄一の妻、千代を演じる橋本愛さんが担当している。

 大河ドラマ館のオープンに合わせ、「渋沢×北区 飛鳥山おみやげ館」と観光案内所も整備した。「渋沢×北区 飛鳥山おみやげ館」では、区が行った「渋沢翁商品開発助成事業」に採択された区内の企業が開発した商品や北区の名品、大河ドラマグッズなど約150品を販売する。

150品目を販売

 大河ドラマ館チケットカウンターに隣接する観光案内所では、常駐のコンシェルジュが観光案内を行うほか、各種リーフレットも豊富に取りそろえ、北区内の周遊を促す。

 2月19日には、内覧会が行われた。公民が連携して立ち上げた東京北区大河ドラマ「青天を衝け」活用推進協議会の越野充博会長は、「大河ドラマ館の開設を公民連携の成功事例にする。大河ドラマを端緒に、肝になる渋沢氏ゆかりの飛鳥山をしっかりと整備し、明治から昭和期の産業遺産など区内の魅力的な場所を周遊できるよう環境を整える」と今後の展開を語った。そのうえで、「大河ドラマ館に訪れた人が帰りに区内のさまざまな場所に立ち寄り、北区の魅力を知り、お気に入りの場所を見つけ再訪し、最終的には移住して一緒にまちを盛り上げてくれる。こういった人が大河ドラマを通じ増えてくれれば」と語り、「我われも情報発信を強化していく」と力を込めた。

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