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木材を多用したクラシカルなサロン空間の内装 豪華観光バス「クラブツーリズム フアースト」デビュー

2019年1月11日
営業部:後藤 文昭

2019年1月11日(金) 配信

深く上品な赤と黒の車体

クラブツーリズムから1月10日(木)、豪華観光バス「クラブツーリズム フアースト」がデビューした。国内を走る多くの観光列車を手掛ける水戸岡鋭治氏が、「心に残る旅立ちのステージを」をテーマにデザインした。木材を多用したクラシカルなサロン空間の内装が特徴。「乗ることが目的になる」新しい旅のカタチを提供する。

 座席数は、添乗員席を含め18席のみ。天井には「格天井」をバスで初めて採用、床には職人が手掛けた寄木のタイルが敷かれている。解放的な車窓からの風景が楽しめるよう頭上の荷物棚をなくし、座席背面に本革の荷物入れを設けた。

格天井は、宮大工が手掛けた

 また、バス後方には、引き立てコーヒーなどを用意するためのバーカウンターを設置。お茶ソムリエの高宇政光氏と珈琲技巧士の毛利善伸氏による、同バスオリジナルブレンドのお茶やコーヒーなどを揃え、1日最大3回のカフェタイムによるくつろぎの旅を演出する。

バーカウンター

 ツアーは、シニア層やバスツアーに参加したことのない情報感度の高いミドル層(35~55歳)女性をメインターゲットに、月10~15本造成。水戸岡氏が手掛けた観光列車「ろくもん(しなの鉄道)」や「ザ・ロイヤルエクスプレス(東京急行電鉄・伊豆急行)」とのコラボレーションツアーも用意したほか、ゴールデンウイーク10日間の日程で東北を一周するツアーなども計画する。現在は東京発着のツアーのみだが、今後京都や大阪発着のツアーも造成予定だ。

 1月9日(木)に行われた会見で水戸岡氏は、「懐かしさと新しさを兼ね備えた走る茶室という感覚でバスをデザインした。今後クラブツーリズムがお客様の意見を聞きながら世界一贅沢で、豊かなバスに仕上げてくれると期待している」と語った。

水戸岡鋭治氏

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