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ハワイアンズ「きづなリゾート」へ、2月8日グランドオープン

2012年1月1日
編集部
フラガールと虹をデザインしたロゴを披露
フラガールと虹をデザインしたロゴを披露

 現在、部分営業しているいわき市のスパリゾートハワイアンズは2月8日、「きづなリゾート」を新コンセプトに、フラガールのメイン舞台となるビーチシアターやプール施設の改修を経てグランドオープンする。40億円を投じて新築した120室500人収容のホテル「モノリス・タワー」も同時開業する。

 運営会社の常磐興産がこのほど発表した。新しいコンセプトは「人と人との結びつき、離れないようつなぎとめる綱(つな)」という意味を込め「きづな」と表現した。グランドオープン後は、人と人とが交流できる「場所」と「時間」を随所で演出する。5つのテーマパークを虹で、温かく迎える心をフラガールで表現したロゴマークも披露した。

 新ホテルの特徴は、22時間ステイ(チェックイン午後1時、アウト午前11時)。住まう「客室」、フレンチポリネシアン「バイキング」、過ごせる「温泉」という3つの柱で滞在中の「きづな」を演出する。

 料理はポリネシアン料理にフランス料理の技法を融合させたバイキングが楽しめる。カウンターで調理するシェフとのコミュニケーションなど「ライブ」感を演出する。

 客室は白を基調とした和洋室(64室)とベッドを置かず就寝前にスタッフが高床のフローリングに「ふとん」を敷くウッド調の洋室(29室)が主体。ロフトのあるファミリータイプやスイートルームも用意した。

 温泉は加水、加温をしない源泉掛け流しの硫黄泉。四角を組み合せ、人がよりどころとする「隅」をたくさん取り入れた「すみの湯」、巻き貝をデザインした「うずの湯」という2つの湯船を楽しめる。

 10月の部分オープン後、宿泊客の収容力は震災前の約5割だが、宿泊客数は前年同期の40%まで回復した。「来館者は徐々に増えてきたと実感している。2014年に震災前の年間来館者(日帰り145万人、宿泊40万)に戻す」(斎藤一彦社長)という。

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