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山陰地方が急上昇!楽天トラベルまとめ

2017年12月20日
編集部:謝 谷楓

2017年12月20日(水) 配信

 インバウンドの、山陰地方に対する注目度が高い。島根県と鳥取県は、「2017年 訪日旅行(インバウンド) 人気上昇都道府県ランキング」でそれぞれ1位と3位にランクインした。

鳥取砂丘と日本海を一望する

 同ランキングは、楽天トラベルの多言語サイトからの予約人泊数をもとに、楽天がまとめたもの。島根県は前年同期と比べ135・0%の伸びを記録した。鳥取県は130・9%のプラスで、LCC(格安航空会社)の就航が相次ぐ宮城県(4位)を押さえた格好だ。

 2位は、志摩・賢島エリアが人気の三重県。2016年のサミット開催が、知名度を高めた。昨年11月には、県主催によるセミナー(日本政府観光局〈JNTO〉らとの共催)を開き、富裕層獲得にも前向きな姿勢をみせる。知名度を消費額増に変えていく工夫を求められるなか、前年同期比プラス132・6%という高い伸び率は、成果の表れるといえる。

 山陰DMO(福井善朗代表理事、2016年設立)の発足を皮切りに、観光誘致に対し意欲を示す島根県と鳥取県。今年10月には、同DMOが民泊仲介大手のエアビーアンドビーとの提携を発表し、個人旅行者の取り込みに照準を合わせつつある。両県を横断する広域観光周遊ルート「緑の道~山陰」は今年3月、PR動画の再生回数はすでに500万回を突破しており、自然を軸としたコンテンツは世界でも評価されている。

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