ボウリング場経営「加藤企業など3社」(金沢市)、事業停止(帝国データバンク調べ)
2026年10月28日(水) 配信

加藤企業(加藤克也代表、石川県金沢市)と、加藤與晴空間工作室(同代表、同所)、加藤興産(同代表、石川県金沢市)は10月20日(火)に事業を停止し、事後処理を弁護士に一任した。帝国データバンクによると、負債は3社合計で約7億円としている。
加藤企業は、1947(昭和22)年6月創業。53(昭和28)年12月に法人改組された。石川県や富山県で、ボウリング場の経営を主体に、ゲームセンターやビリヤードコーナーの運営、不動産賃貸を手掛けていた。
「マンボウ」の店名で金沢店、小松店、高岡店を展開し、地域では一定の知名度を有し、2001年8月期には年間収入高約4億3200万円を計上していた。
しかし、レジャー需要の変化を背景に利用客数が減少するなか、複合型アミューズメント施設などとの競争も激化。さらに、施設設備の老朽化が進み、修繕負担が増加していたうえ、借入金の返済負担も重荷となっていた。
「信用保証協会による代位弁済が行われたほか、24年10月には金沢市から差し押さえ登記を付されていた」(帝国データバンク)なか、26年3月に前代表が死去。その後、前代表の親族が代表に就任したものの、「同年9月には本店不動産が競売開始決定を受けるなど、資金繰りは限界に達した」(同)。
なお、「マンボウ小松店」は別企業により、営業を継続している。



