ホテル勝保(伊香保温泉)、破産手続き開始決定受ける(帝国データバンク調べ)
2026年8月24日(月) 配信

ホテル勝保(鈴木恵美子代表、群馬県渋川市)は8月5日(水)、前橋地裁から破産手続き開始決定を受けた。帝国データバンクによると、負債は約3億3500万円。
同社は1972(昭和47)年5月に設立された。伊香保温泉街で温泉旅館「お宿 かつほ」(客室数14室)を運営し、2000年代初頭には年間収入高約9000万円を計上していた。
しかし、温泉設備の老朽化や同業者との競合から稼働率の低迷が続いたほか、20年以降は新型コロナの影響で宿泊客数が大幅に減少した。
コロナ禍の収束後も以前の水準には戻らず、25年9月期の年間収入高は2000万円以下に落ち込み、食材価格や人件費、エネルギーコストの上昇が負担となって収益性も悪化していた。
「多額の借入金を抱えて厳しい資金繰りが続くなか、26年3月に旅館不動産が競売により第三者に売却され、同年5月末までに事業を停止していた」(帝国データバンク)としている。



