むさしの手配センターとむさしの会、「第2回旅創り人の会」開く 旅行会社、受入施設が相互発展へ
2026年7月17日(金) 配信
むさしの手配センター(小原寛信代表)と、同社の協力会「むさしの手配センターむさしの会」(会長=青木由記子・よろこびの宿しん喜若女将)は7月14日(火)、ホテルエミシア東京立川(東京都立川市)で「第2回旅創り人の会」を開いた。旅行会社と受入施設、同社の3社が情報交換や親睦を深め、相互の発展につなげる狙い。
小原代表は「AIなどの新しい技術が普及しているなか、旅創りの原点は、人と人とのつながりにあり、今後も変わらないと考えている。お客様に感動してもらえる旅は、旅行会社と受入施設の協力で造成できる」と話し、出席者同士の一層の交流を促した。
青木会長は「お客様のニーズの多様化や物価高騰、人手不足など非常に厳しい課題に直面している。このような時代に、日々お客様をお迎えする旅館や観光施設と、地域の魅力を発信する旅行会社がこれまで以上に連携し、互いの発展につなげたい」と話した。
第1部の講演会では、「なぜ旅行業で高収益は実現できたのか。30年で築いた“真似されない仕組み”の正体」をテーマに、トラベルマスターズ(新潟県新潟市)会長の鹿島純一氏が登壇した。

鹿島氏は、会社の社是として、「伝説の旅行社にしよう」を掲げ、日本で一番親切な会社と言われるよう努めてきたことを説明。そのうえで、お客様への行動、言葉、気持ちが一致することで、初めて真心が伝わる身口意一致を会社全体で実践してきたことも紹介した。
こうしたなか、コロナ禍の影響で団体旅行の催行数は大きく減少。団体旅行でも感染防止のために密集や密閉空間を避けようと、歩くことで気づける新たな発見や、地域に息づく歴史・物語を楽しむことをコンセプトにしたツアーブランド「1万歩倶楽部」を立ち上げた。
同ブランドのツアーでは、地元・新潟県新潟市にある新潟島や佐潟を一周するウォーキングツアーなどを実施。現在は美ヶ原高原(長野県松本市)に咲く花を歩きながら鑑賞するツアーや、京都府北部の神社を巡る企画などを行っている。
ツアーは、全社員が社是を意識したおもてなしを実践することで参加者から高い評価を得ており、付加価値の高い商品となっている。その結果、平均粗利率は約30%に達し、利益率の高い事業モデルを構築した。
鹿島会長は「お客様からの感謝の言葉が社員のやりがいとなり、より良いサービスを届けたい社員の意欲を育む好循環が生まれている。この積み重ねが、今後のさらなる成長につながるだろう」とまとめた。
その後、第2部として懇親交流会が開かれた。
乾杯のあいさつで、ハルト観光の堀内重人社長は「コロナ禍を超えた旅行会社と受入施設がより深く連携したい」と話した。
各テーブルに旅行会社と受入施設が指定された席に座った。受入施設は登壇し、自社の魅力を紹介した。







