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愛知・南知多町が後納型ふるさと納税を導入 旅行先での体験を返礼品に

2026年7月3日
編集部:飯塚 小牧

2026年7月3日(金) 配信

 愛知県・南知多町(石黒和彦町長)はこのほど、電算(河野純社長、東京都中央区)が提供する、地域消費を起点とする後納型ふるさと納税サービス「あとふるⓇ」を導入し、町内の飲食店や宿泊施設など30軒の登録施設で本格運用を開始した。同サービスは、旅行先での体験を、あとからふるさと納税の返礼品に変えられる斬新な仕組みだ。

 あとふるは、約1年前から始まったサービスで、旅先での体験後に、それをふるさと納税の3割分の返礼品とすることができる。例えば3万円分の宿泊費を払った場合、あとから差額7万円分を寄付することで、10万円分の寄付を行ったことになる。まだ採用自治体は少ないが、北海道から九州まで導入事績がある。

 同町は導入の背景について、「実際に地域を訪れ、食事や宿泊、観光を楽しんだあとに、地域への共感や応援したい気持ちを寄付につなげられる仕組みは、返礼品を受け取ることを主目的とした従来のふるさと納税とは異なる新しい寄付体験だと感じた」とコメント。同町には日間賀島や篠島をはじめ、観光資源が豊富で年間を通じて多くの観光客が訪れていることから、旅行中の消費にとどまらず、来訪者との関係を継続的なものへと発展させる手段として、「あとふる」に着目した。

 今後は、日帰り観光客や宿泊客をはじめ、アクティビティを目的に訪れるファミリー層など幅広い来訪者に対して町を訪れた体験と地域への応援を結び付ける仕組みとして「あとふる」を活用し、関係人口の創出と地域経済の活性化を推進していく。

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