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2030年外国人宿泊客275万人目標、神戸観光局と淡路島観光協会が連携協定

2026年6月24日
関西支社:土橋 孝秀

2026年6月24日(水) 配信

神戸観光局の尾山基会長(左)と淡路島観光協会の木下学会長

 神戸観光局(尾山基会長)と淡路島観光協会(木下学会長)は6月16日(火)、神戸・淡路地域における観光振興と地域価値向上を目的とした包括連携協定を締結した。神戸空港の国際化や神戸港で計画されるスーパーヨットマリーナ整備、大鳴門橋自転車道の開通予定などを追い風に、両地域が一体となった広域観光を推進する。

 協定を通じて、神戸・淡路地域の外国人宿泊客数を2024年の約98万人から30年に275万人規模へ拡大する目標を掲げた。神戸と淡路島を起点に瀬戸内エリア全体への周遊を促進し、新たな広域観光ブランド「KOBE×AWAJI」の形成をはかる。

 協定では、高付加価値観光コンテンツの造成と共同プロモーション、受入環境の整備、一体的な周遊促進の3点を重点的に取り組む。

 高付加価値商品の開発では、神戸の都市型観光資源と淡路島の自然・食文化を融合。とくに、淡路島が誇る「御食国」の食文化と神戸ビーフや灘の酒など神戸の美食資源を組み合わせたガストロノミーツーリズムを重点分野に位置付ける。神戸港のスーパーヨットマリーナ計画を契機とした、富裕層向けのラグジュアリーコンテンツ開発にも取り組む方針だ。

 受入環境面では、インバウンド対応ガイドの育成や体験型プログラムの充実、旅行商品造成支援を進めるほか、交通利便性や域内周遊性向上に向けた情報共有と連携を強化する。

 木下会長は「神戸空港の国際化という大きな転換点を迎える今、両地域が連携することで世界に向けた新しい観光価値を創出できる。『食を目的に旅する価値のある地域』『滞在する価値のある地域』として発信していきたい」と述べた。

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