「ホテル恵山」「龍峡亭」が綿半グループ入り 綿半が南信州の地域活性化に向け観光事業へ本格参入
2026年6月3日(水) 配信

綿半ホールディングス(野原勇社長、長野県飯田市)は、6月1日(月)付で「綿半リゾート」を設立し、ホテル恵山が運営する「昼神温泉ユルイの宿恵山」(ホテル恵山)を会社分割により取得した。また、5月1日付で「龍峡亭」の全株式を取得しており、綿半リゾートに統合し運営する予定。
ホテル恵山は、長野県・阿智村の昼神温泉郷において宿泊施設「昼神温泉ユルイの宿恵山」を運営。昼神温泉が誇る良質な温泉資源を最大限に活用した大浴場・露天風呂や、信州の地産食材を軸とした食事の提供、また、日本一の星空と称される周辺の自然環境を生かした地域連携プログラムの推進など、地域資源に新たな付加価値を与える観光振興事業に注力している。

龍峡亭は、長野県飯田市の天龍峡温泉で宿泊施設「秘境のおやど龍峡亭」を運営。龍峡亭は天竜川を望む全室リバービューの客室や天然ラドンを豊富に含む大浴場を備え、地域の自然資源を活用した宿泊体験を提供。また、地元食材や伝統郷土料理を取り入れた会席料理の提供に加え、天竜ライン下りや星空観賞、果物狩りなど周辺観光資源との連携を通じて、南信州エリアの観光振興にも取り組んでいる。現在、龍峡亭は休館しているが、今後、施設改修および運営体制の整備を進め、来春の営業再開を目指している。
近年の観光市場の変動などにより、地域観光基盤の維持・強化および事業継続に向けた支援が必要な状況となっているため、こうした背景を踏まえ、綿半グループとして両施設の事業継続および地域観光の活性化に取り組む運びとなった。
綿半グループは長野県飯田市で創業し、地域とともに歩みを重ねてきた。飯田市を含む南信州エリアは事業の原点であり、今後も地域とともに発展していくべき大切な地域であると考えている。
今回の観光事業への参入により、将来的なリニア中央新幹線の開通やインバウンド需要の拡大による交流人口の増加も見据え、地域事業者や自治体と連携しながら、観光基盤の維持・強化と地域価値の向上に取り組んでいく考え。また、南信州ならではの自然、温泉、食文化、観光資源を生かした滞在価値の向上をはかることで、地域活性化および地方創生への貢献を目指していくという。



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