日本地理的表示協議会、GIシンポジウム開く ㈱全旅が地域ブランドの価値向上を提案
2026年3月11日(水) 配信
日本地理的表示協議会(JGIC、会長=村田吉弘・菊乃井三代目主人、東京都北区)は3月6日(金)、東京都内で「令和7年度GIシンポジウム~GI制度10年の軌跡と未来戦略~」を開いた。活動の成果を振り返りながら、地域産品の生産者団体や連携事業者がGI保護制度に登録された産品の市場拡大に向けたプランをアピールし、互いに連携を呼び掛けた。観光関連では、㈱全旅(中間幹夫社長、東京都中央区)がGI登録産品と着地型旅行の連携による地域ブランドの価値向上を提案した。
地域ならでは産品の名称を、地域の知的財産として保護する同制度の登録数は現在、170産品。JGICは同制度に登録された産品の販売促進や、制度の認知度向上に取り組んでいる。
主催者あいさつで、村田会長は「日本には世界に誇れる野菜や果物などの素材が多くある。GI登録産品を増やし、生産者と企業の連携を強化したうえで、販売チャンネルを拡充させたい」と語った。
GIピッチでは、登録生産者団体と連携希望事業者が活動プランをアピールした。このなかで、㈱全旅営業推進本部の笛田真浩氏は、地域ならではの着地型の旅行商品と特産品を販売する自社運営サイト「GOORBUY」を紹介。利用客による産品の購入を着地型旅行につなげ、旅の思い出を通じて商品を体感してもらうことで、人と地域の関係の好循環を築くことを目指している。

そのうえで、「地域の食や文化と結びついたGI産品のストーリ性を活用し、GOORBUYで販売することは、地域のブランド価値を向上させるモデルになる。GI産品の販路を一層広げていきたい」と生産者に掲載を呼び掛けた。







