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千鳥饅頭で有名「千鳥屋本家」(福岡県)など4社、民事再生法の適用を申請(帝国データバンク調べ)

2026年3月5日
編集部

2026年3月5日(木) 配信

 千鳥屋本家(原田眞理子代表、登記面=福岡県飯塚市)と、関係会社「チロリアン」(同代表、同所)など4社は2月27日(金)に、福岡地裁に民事再生法の適用を申請した。帝国データバンクによると、負債は4社合計で約22億6840万円。

 千鳥本家は2006(平成18)年5月に設立。1630(寛永7)年に佐賀県で「松月堂」の屋号で創業、1927年に飯塚市で「千鳥屋」を開業するなど、長い業歴を有する老舗菓子店の流れをくみ、代表商品「千鳥饅頭」は全国的な知名度を誇っていた。

 チロリアンの小売部門を承継し、グループ再編を経て事業を拡大、2020年ごろは年商約11億円を計上していた。

 しかし、コロナ禍の客数減少が追い打ちをかけ、「ピーク時には66店舗あった店舗の閉鎖が進み、直近では42店舗へ縮小、赤字決算が続いていた」(帝国データバンク)という。

 また、「主力商品の一つチロリアンの商標権を巡り係争に発展。その後、和解が成立したものの、商品名をヨーデルンへの変更を余儀なくされた」(同)。依存度の高かった主力商品のブランド力低下とともに、コロナ禍からの売上回復が遅れるなか、金融債務の負担も重く、資金繰りが限界に達した。

 なお、今後は親族が経営する企業の支援のもと、営業を継続する予定としている。

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