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【岐阜県高山市】飛騨高山“涼”好! 今夏おすすめ避暑スポット

2026年8月4日
営業部:鈴木 克範

2026年8月4日(火) 配信

バスで気軽に天空の世界へ(乗鞍岳・乗鞍スカイライン)

 古い町並のある岐阜県の高山市街地は標高570メートルに位置し、夏でも朝晩は心地よく過ごせる。さらに市町村で日本一の面積を誇る市全域に目を向けると、茶褐色や白濁したとろみのある湯が名物の平湯温泉は、標高1300メートル。市街地との標高差は730メートルもあり、盛夏でも涼しく、熱い温泉に浸かるのが、最高のご褒美だ。飛騨山脈(北アルプス)を源流とする河川は、夏でも身を切るような冷たさで、水辺に佇むと汗がすっとひいていく。山々の緑は目に優しく、川の水音が都会の喧騒を忘れさせてくれる。そんな涼スポットがいっぱいの飛騨高山で「涼しい夏」を過ごしてみませんか。

天空のひんやりスイーツ 新穂高ロープウェイ

360度の絶景が広がる「新穂高ロープウェイ」

 夏でも平均気温が18度。気軽に雲上の世界を体感できる西穂高口駅までを、2つのロープウェイで結ぶ「新穂高ロープウェイ」。さわやかな風が吹き抜ける展望台で楽しむ「絶景ひんやりスイーツ」は、身も心も癒してくれる。

 玄関口となる新穂高温泉駅に立つと、山から吹き下ろす風がすでに涼しく、いやが上にも山頂への期待が高まる。第2ロープウェイは日本唯一の2階建てゴンドラを採用し、空を歩くかのような非日常を体験できる。

 標高2156メートルの西穂高口駅には一昨年、子供も大人も楽しめる自然と調和した散策エリア・頂の森が整備された。ブーメランのように張り出した展望デッキからの眺めは絶景の一言だ。晴れた日には雄大な飛騨山脈(北アルプス)の山々が織りなす360度の大パノラマを楽しめる。

見た目にも涼しげな「雲海ソーダ」

 目を喜ばせた後はお腹も満たしたい。今夏は山頂の雲海をイメージした「雲海ソーダ」や飛騨産のモモをぜいたくに使った「期間限定飛騨桃かき氷」、ロープウェイのマスコットをかたどった「にしほくんアイスキャンデー」など、食べるのがもったいなくなるような、見た目も楽しめるスイーツが続々登場している。

バスで標高2700メートルの世界へ 乗鞍岳・乗鞍スカイライン

高山植物が見られるのも魅力

 飛騨山脈(北アルプス)の南端に位置し、高山市と長野県松本市にまたがる「乗鞍岳」は、標高3026メートルの剣ケ峰を主峰とする23の峰と7つの湖、8つの平原からなり、壮大な山岳風景を形成している。国立公園の特別保護地域に指定され、特別天然記念物のライチョウや高山植物など、貴重な動植物に出会うことができるエリアだ。

 3000メートル級の山でありながら、標高2702メートルの「畳平」まで、乗鞍スカイラインを経由し、バスでアクセスできるのも大きな魅力だ。畳平には約4ヘクタールの花畑が広がり、1周20分ほどの散策道が設けられている。夏には、白や黄、ピンクなど、色とりどりの高山植物を見ることができる。

 乗鞍スカイラインは高山市の平湯峠から乗鞍岳畳平を結ぶ延長14・4キロの山岳観光道路。自然保護のためマイカー規制が行われているので、通行はバスやタクシーを利用する。

五感で「涼」体感 乗鞍山麓五色ヶ原の森

手つかずの自然が残るエリア

 中部山岳国立公園乗鞍岳の北西山麓に位置する「乗鞍山麓五色ヶ原の森」は、市の条例で入山人数を制限し、認定ガイドの同行を義務付けた区画。一歩足を踏み入れれば、渓流のせせらぎや樹冠から降り注ぐ木漏れ日など、五感で「涼」を体感できる。

 約3000ヘクタールの森林地帯には、豪快な滝や渓流、原生林の森など、神秘的な風景が広がる。ほとんど手つかずの希少な自然が残る、まさに秘境といえるエリアだ。轟音を響かせ流れ落ちる迫力満点の「横手滝」や、伏流水が流れ落ちる「布引滝」、季節や降水によって満水と枯渇を繰り返す不思議な池など、大小様々な滝や池、川を見ることができる。

 ガイドと歩くトレッキングツアーは全6コース。距離2キロ、所要時間2時間の「雌池布引滝コース」から、アップダウンを繰り返し、いくつもの滝をめぐる「カモシカコース」(6・7キロ、休憩を含めて8時間)まで、体力やスケジュールに合わせて選ぶことができる。森の自然に触れながら、その成り立ちや野生動物、植生、山と人との関わり、森のルールなどについて学ぶことができる。

家族で水辺の体験を パスカル清見オートキャンプ場

清流・馬瀬川を満喫

 標高810メートルの高原に位置する「パスカル清見オートキャンプ場」は魚つかみ体験や砂金採りなど、子供たちが夢中になれるプログラムが盛りだくさん。ファミリーで水辺の“涼”を体験できる施設だ。

 プログラムの1つ、魚つかみ体験は、清流・馬瀬川のほとりに造られた区画で、イワナやアマゴのつかみ採りから、魚をさばいて串に刺し、焼いて食べるまでを楽しめる。さばくときは管理人と一緒に行うので、初めてでも安心だ。砂金採り体験は、かつて飛騨高山の大原地区に金鉱山があり、今でもキャンプ場を流れる馬瀬川で砂金が採れることを生かした企画だ。このほか、世界で1つだけのキーホルダーづくりなどのクラフト体験も。

 オートキャンプ場は、木漏れ日が心地いい林間サイトと芝生サイト、合わせて22区画あり、各サイトにはAC電源がついている。周囲は木々に囲まれているため、新緑や紅葉といった四季折々の風景が楽しめる。

大自然のなか気軽に釣り体験 鱒蔵

親子で食育体験を

 高山市内から車で約20分、宮川上流の山と渓流に囲まれた場所にある「鱒蔵(ますくら)」は、釣り体験ができる管理釣り場だ。釣り道具一式が借りられ、当日予約もできるので、気軽に体験できるのがうれしい。

 自然そのままの造作を生かした池で、ルアーフィッシングやフライフィッシング、えさ釣りを体験できる。体験前にスタッフがレクチャーしてくれるので、初心者も安心だ。釣った魚は持ち帰り、もしくはその場で塩焼きにして食べることができる。ほかでは得られない食育を、親子で体験することができる。

 周囲に響くのは、川のせせらぎと風に揺れる木々の音だけ。キャンプ場もあり、1日アウトドアを楽しめる。

水しぶき浴び散策を おおくら滝

豪快に流れ落ちる「おおくら滝」

 高山市内から車で約25分、絶好のドライブルートとして知られる「せせらぎ街道」を折れ、深緑に包まれた道を進むと、落差30メートルと豪快に流れ落ちる「おおくら滝」に到着する。一帯は県立自然公園に指定され、3つのハイキングコースが整備されている。春から夏にかけては、涼やかな冷気を感じながら散策を楽しめる。

 なかでもおすすめは、「百滝」と呼ばれる大小の滝や「くぐり岩」などの奇岩を巡りながら、最上部の「おおくら滝」へ向かう「百滝コース」。遊歩道沿いには、「滑座の滝」や「羽衣の滝」など、個性豊かな小滝が次々と現れ、歩を進めるごとに天然のミストに包まれる。

 このほか、「頂上コース」に設けられた展望台からは「おおくら滝」の全景と、眼下に広がる飛騨の山々のパノラマを望むことができる。

“ひんやり”お供に街中散策 個性豊かな涼を探しに

見て、撮って、食べて楽しめる

 訪れる人たちをもてなそうと、古い町並をはじめとした市街地でも「見た目に涼しく」「味わって美味しい」スイーツが続々登場している。

 上三之町の土産物店などで人気を集めているのは、飛騨地方に古くから伝わる「さるぼぼ」をかたどった「さるぼぼアイス」。濃厚な牛乳の味わいが楽しめるバニラ味など6種が販売されている。見て、撮って、食べて楽しい新名物だ。

 古い町並を中心とした200メートル四方に、7つも酒蔵が密集するのも、他に例がない高山市の特徴だ。その1軒、「山車」ブランドで名を馳せる原田酒造場では、酒粕を使用した濃厚な「大吟醸酒ソフトクリーム」が味わえる。「日本酒の風味をしっかり感じられる」と、酒蔵見学や試飲に訪れる大人たちに好評だ。

 このほか和菓子処・稲豊園の「水まんじゅう」や甘味茶屋・いわきの「わらび餅」などが、夏ならではのひんやりスイーツとして親しまれている。街中を散策しながら、好みの一品を見つけてみては。

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