台湾・桃園市と「人財交流に関する基本合意書」を締結 西武プリンスホテルズ、横浜八景島
2025年11月28日(金) 配信
西武・プリンスホテルズワールドワイド( 金田佳季社長、豊島区)と西武プリンスホテルズの子会社である横浜八景島(竹口豊社長、神奈川県横浜市)は11月24日(月)、台湾・桃園市と「人財交流に関する基本合意書」を締結した。桃園市からのインターンシップ受け入れを強化し、従業員同士の交流を活性化することでグローバル対応スキルが高い人材育成の強化をはかる。
両社は2015年から桃園市の大学と個別に提携し、インターンシップ受け入れを行ってきたほか、桃園市には横浜八景島が運営する都市型水族館「Xpark」があり、友好関係を深めてきた。今回の締結で、新たに市内の複数の大学との接点ができたことから、交流の拡大が見込まれる。
西武プリンスホテルズは15年から台湾の大学生インターンシップを約300人受け入れており、スキルアップの機会を提供。インターンシップを通し、約30人が入社し、現在も活躍しているという。同社はグローバルホテルチェーンへの成長に向けて、外国人従業員数を現状の2~3倍にすることを見据え、外国人従業員限定の手当などを制度化している。
横浜八景島でもこれまで約30人のインターンシップを受け入れてきた。今後はインターンシップを通し、日本の水族館ノウハウを受け継いだ人材を育成することで、開業5周年を迎えた「Xpark」のさらなる発展など、両国の友好の懸け橋を担うことを期待している。






