【旅行新聞 創刊50周年メッセージ】 サービス・ツーリズム産業労働組合連合会 会長 櫻田 あすか 氏
2025年10月19日(日) 配信
本紙は今年、創刊50周年を迎えた。共に歩みを重ねてきた観光関係団体や提携紙のトップから、これまでの労いや今後への期待を込めたメッセージをお寄せいただいた。順不同で紹介する。
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観光の「旬」の発信を
サービス・ツーリズム産業労働組合連合会 会長 櫻田 あすか氏

「旅行新聞」創刊50周年、誠におめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。また日ごろより、サービス連合の活動にご理解いただいておりますことに御礼申し上げます。
この50年、海外旅行が身近になり、相互交流が促進され、2008年には観光庁が発足し、現在に至るまで、観光は成長戦略として位置づけられてきました。一方で、度重なる自然災害、パンデミックという大きな打撃を受けながらも、困難を乗り越えてきました。
観光のあり方も娯楽から経済の柱へと進化しました。観光は国際平和と国民生活の安定を象徴するものであり、その持続的な発展は、国際社会の自由、平和、相互理解を増進するものです。観光産業は裾野が広く、我が国の経済、人々の雇用、地域の活性化に大きく寄与するものであり、21世紀のリーディング産業として期待されています。
貴紙が今後も観光の「旬」の発信を通じて、ますます発展されますことを祈念いたします。

