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「かおりプロジェクト」のアロマオイルセットを発売 長野県・山ノ内町

2025年10月10日
営業部:古沢 克昌

2025年10月10日(金) 配信

雪水香「THE ORIGIN アロマオイルセット」

 長野県・山ノ内町(平澤岳町長)は、関係人口の拡大・深化、地域経済の活性化を目指し、香りで町をプロモーションするため、官民連携の「かおりプロジェクト」を展開している。同事業では、地域ブランド「雪水香-SEKISUIKA-」を立ち上げ、第1弾商品として、森林整備の副産物である杉の枝葉から抽出した精油をベースにしたシティフレグランスを開発。「THE ORIGINアロマオイルセット」として10月4日(土)から発売を開始した。これに合わせ、10月9日(木)に「銀座NAGANO」でメディア懇談会を開き、商品や香り、開発ストーリーの発表を行った。

 「かおりプロジェクト」は山ノ内町がエステー(東京都新宿区)・瑞穂木材(長野県木島平村)・北信州森林組合(長野県中野市)と官民連携で推進する。雪水香ブランドは、地域の未活用資源を活用して開発した香りで山ノ内町の自然や暮らしの魅力を表現し、町内外へ発信、地域活性化と環境保全の両立をはかる。

 第1弾商品「THE ORIGIN」は、町内の森林整備現場に残される杉の枝葉を回収して、精油(アロマオイル)を抽出し、ラベンダーなど数種類のハーブの精油をブレンドしたもの。町をめぐる自然を感じ、深呼吸したくなるような森林浴の清々しさと、どこか懐かしい、ほっとするような感覚、町の暮らしで感じる「整う」豊かな時間を味わえる香りに仕上げた。

 セット内容は「アロマオイル5㍉㍑+アロマウッド」で価格5000円(税別)。発売場所は山ノ内町の「エキナカ山ノ内」「山ノ内インフォメーションセンター」内で販売する。初回生産300セット限定で、長野県根羽村で開発された木糸製のミニ巾着袋を特典として付ける。オイル瓶とアロマウッドが一緒に収まる大きさのため「山ノ内町の自然」をいつでも・どこへでも持ち歩くことができる。10月10日から銀座NAGANOで特別販売も開始する。

銀座NAGANOでメディア懇談会を開催(10月9日)

 雪水香の商品発売と並行して、精油蒸留器と枝葉粉砕機の整備資金を募る寄付型クラウドファンディングも実施しており、「資金を活用してアロマオイルの安定供給・本プロジェクトの規模拡大をはかるとともに、クラウドファンディングを通し、本プロジェクトに共感していただける人の輪を広げ、関係人口の拡大・深化につなげたい」(山ノ内町未来創造課・堀米貴秀課長)と語る。寄付型クラウドファンディングは11月16日まで募集、目標金額は115万円。

 また、本プロジェクトを町内の観光事業者にも有効に活用してもらうため、包括連携協定の一環として「匂い・臭いの相談室」をエステーと協力して開始した。同相談室では、事業者から「におい」に関する悩みを収集し、エステーによる商品紹介も含めた対応策などの提示を行っていくという。

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