山ノ内町オリジナル「山ノ内のかおり」完成 7月10日に発表会を開催
2025年6月20日(金) 配信

長野県・山ノ内町は、森林資源の利活用と地域の魅力発信を目的とした新たなまちづくりとして「山ノ内町のかおり=シティフレグランス」開発プロジェクトを展開している。このほど、「山ノ内のかおり」が完成し、7月10日(木)に「志賀高原ロマン美術館」で完成発表会を開く。
同プロジェクトは、2024年10月に締結した包括連携協定(山ノ内町・エステー・瑞穂木材・北信州森林組合)に基づき、山ノ内町の自然の豊かさや魅力を“かおり”を通じて全国、世界へ発信し、町の賑わい創出・活性化を目指すもの。さまざまな試行錯誤や町民投票を経て「山ノ内のかおり」が完成した。黒川紀章氏により「自然との共生」をテーマに設計された「志賀高原ロマン美術館」を会場に、7月10日にこの香りが披露される。
内容は協定4者代表によるあいさつ、取り組み・開発背景の説明(プロジェクトメンバーによる開発エピソードなど)、シティフレグランスの発表、今後の展開(地域ブランド・産業化に向けて)、記念撮影、質疑応答を予定。
さらに、山ノ内町ならではの自然のめぐり、豊かさを五感で堪能できる企画を同時開催する。1日限りの香り×音×光で「かおりに浸かる」体験は、プロジェクションマッピングを用いた特別な空間演出が楽しめる。
香りをより身近に感じるワークショップでは、各企業の担当者による香りや木材の解説を聞きながら、シティフレグランスのさまざまな楽しみ方を学ぶ。ワークショップは「エステーによるアロマスプレーづくり」と「瑞穂木材によるアロマウッドづくり」の2つ。いずれも要事前申し込み、各回定員15人。各ワークショップは2回ずつ開催する。
問い合わせ=山ノ内町役場 未来創造課 0269(33)3113。