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ノルウェージャン、ハワイ4島クルーズを紹介 ハワイアン航空でシームレスな旅を

2025年10月9日
編集部:飯塚 小牧

2025年10月9日(木) 配信

(左から)坂口氏と矢島氏

 米国のクルーズ会社、ノルウェージャンクルーズライン(矢島隆彦日本地域代表)は10月9日(木)、東京・表参道で報道関係者向けに同社のハワイ4島クルーズを紹介する発表会を開いた。パートナーシップを結んでいるハワイアン航空の坂口暢日本支社長も招き、日本から「Fly&Cruise(フライ&クルーズ)」でシームレスに楽しめるハワイ旅をアピールした。

 日本の2024年のクルーズ人口は22万人とコロナ後順調に回復しており、政府は2030年までに日本のクルーズ人口を100万人まで拡大する目標を掲げている。そのなかで、クルーズ関連の露出が増え、一般消費者が目にする機会も増加している。

 矢島氏によるとクルーズへの関心は高まっており、説明会などにも多数の人が集まる一方、日本人はクルーズに対し、「高額で長期間必要なのでは」という印象を持っているという。「クルーズ人口増加のため、一週間から行くことができ、料金も安いと発信している。クルーズへの偏った印象を払拭したい」と語る。

 同社は1966年にノルウェーで生まれた会社で、現在は米国のマイアミに本拠地を置く。船舶は20隻を保有しており、来年には21隻目がデビューする予定だ。世界の多種多様な表彰を受けていることや、豊富なエンターテインメントプログラム、ドレスコードがない自由なフリースタイルクルージングを強みとしている。

 また、米国で唯一、ハワイの島を巡ることを許可されているクルーズ会社で、ハワイ4島クルーズは毎週土曜日にホノルルを「プライドオブアメリカ」号で出航し、オアフ、マウイ、ハワイ、カウアイを巡り、次の土曜日にホノルルへ帰港する。「1年ほど前から問い合わせが始まり、半年前に予約が入る」(矢島氏)という人気の航路で、現在は年間400~500人の日本人が乗船している。

 料金は需要により変動するが矢島氏によると、目安は「3000ドルから」。一回の定員は2186人で、客室数は1109室。最も多い乗客は米国籍だが、船内には日本人スタッフが乗船していることも多く、レストランなどのメニューは日本語表記が用意されているので安心だ。

 矢島氏は「ハワイは日本人にとって魅力的な地。海からのハワイもぜひ見てほしい。より多くの人にまだ日本人が知らない、ハワイの新しい魅力を広めたい」と意気込んだ。

 ハワイアン航空の坂口氏は同社が掲げるコンセプト「乗った時から、ハワイがはじまる」に触れたうえで、「ハワイからハワイへシームレスな旅を提供できる。憧れの旅へ日本人のお客様をお連れできることを嬉しく思う」と喜んだ。両者は今後も協力してハワイへの送客に努めていく考え。

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