【旅行新聞 創刊50周年メッセージ】 日本海外ツアーオペレーター協会 会長 大畑 貴彦 氏
2025年10月17日(金) 配信
本紙は今年、創刊50周年を迎えた。共に歩みを重ねてきた観光関係団体や提携紙のトップから、これまでの労いや今後への期待を込めたメッセージをお寄せいただいた。順不同で紹介する。
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未来を照らす灯台に
日本海外ツアーオペレーター協会 会長 大畑 貴彦 氏

旅行新聞の創刊50周年、誠におめでとうございます。半世紀という長きにわたり、観光業界の発展とともに歩み、旅の魅力や感動を伝え、業界の歴史を記録し続けてこられたことに、心より敬意を表します。
この50年は、変化の時代でもありました。旅の形態のみならず、業界自体が変化していくなかで、2016年にはOTOA座談会を特集していただき、ツアーオペレーターと旅行会社やOTA(オンライン旅行会社)の関係などについて広く知らしめていただきました。貴紙はその時々の注目すべき話題に焦点を当てて、的確に伝えることで業界人の羅針盤としての役割を果たしてきましたが、私自身も長年、旅行業界に身を置くなかで、貴紙から多くの示唆と情報を得てきました。
観光は、単なる移動や消費ではなく、人と人、文化と文化を結びつける架け橋です。その意味を深く理解し、これからも変わらぬ情熱と確かな視点で、真実を伝え、未来を照らす灯台であり続けていただきたいと思います。
次の50年に向けて、さらに飛躍されることを心から祈念いたします。



