観光庁、 ICT活用事業を公募 9月にピッチ合同イベント開く
2025年8月18日(月) 配信

観光庁は8月18日(月)、地域とインバウンドベンチャーの連携促進に向け、「観光現場におけるICTサービス等の利活用の実証事業・案件組成事業」の公募を始めた。実証事業創出・案件組成を後押しするために、9月から地域とインバウンドベンチャーの連携促進に資するセミナー・ピッチ合同イベントを開く。
訪日外国人旅行者の地方部への周遊促進・消費拡大をはかるため、同事業を通じて地域の観光関係者と、地域の課題・ニーズに対応するインバウンドベンチャーの橋渡しに係る支援を実施する。
対象は、主にインバウンドを対象としてICTを活用した受入環境整備に関連する事業。マナー啓発などを目的とした情報発信・多言語対応のほか、予約・決済や通信環境の整備、混雑対応、2次交通の円滑な利用・周遊促進など対象とする。
公募期間は8月18日(月)~9月19日(金)の午後5時まで必着。
公募に先立ち、自治体・DMOなどや、観光現場の課題に対応するICTサービスなどを提供するインバウンドベンチャーによるピッチの合同イベントを実施する。イベント参加者に加えて、ピッチへの登壇を希望する自治体・DMOなどや、インバウンドベンチャーも募集している。
第1回の開催は9月3日(水)に「観光客に対する情報発信・分析」、第2回は9月4日(木)に「観光客の分散・平準化に向けた受入環境整備」、第3回は9月5日(金)に「観光客のマナー啓発」と題して行われる。各回は午後1時30分~4時、定員は各回400人まで、Zoomウェビナーによるオンライン形式で行う。
詳細や申し込みは観光庁ホームページ内の「観光現場におけるICTサービス等の利活用の実証事業・案件組成事業」ページから。



