test

観光庁、「交通空白」解消に マッチングイベント参加者募集

2025年8月13日
編集部:長谷川 貴人

2025年8月13日(水)配信

観光庁(写真はイメージ)

 観光庁は8月29日(金)、「交通空白」解消の一助とするためのマッチングイベントをオンライン形式で実施する。同イベントを通して、観光客向けの2次交通(観光の足)に係る課題をもつ自治体や観光協会、DMOなどの地域と、課題解決につながるソリューションをもつ企業や団体などと結びつける。申し込み期限は8月22日(金)正午まで。

 観光における「交通空白」とは、訪日客を含む観光客が、主要交通結節点から観光スポットや宿泊先に向かう移動の足がない、または利用しづらい、移動手段自体はあっても観光客向けのわかりやすい情報発信が不十分であるなど、2次交通に係る困りごとを抱える地域のこと。この地域とは、必ずしも、タクシーなどの2次交通がない「交通空白」に限らず、多客期などに移動手段が不足する場合なども含むとしている。

 5月30日(金)に開催した第4回国土交通省「交通空白」解消本部で、全国の462の交通結節点を「交通空白」地点としてリストアップ。集中対策期間(2025~27年度)内に、これらすべてで「交通空白」解消に目途をつける方針とした。

 マッチングイベントの実施時間は午後2時~5時。当日は観光庁長官や観光庁観光地域振興部長らが出席し、観光庁による趣旨説明、登壇企業・団体からのソリューション概要説明、個別相談セッション(登壇企業・団体ごとにブレイクアウトルームを設定)を予定する。

 参加者は、「交通空白」解消・官民連携プラットフォーム会員を対象に募集している。入会手順は、国土交通省ホームページ内にある、「交通空白」解消本部ページ(https://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/transport/sosei_transport_tk_000237.html)のうち、「【会員募集】「交通空白」解消・官民連携プラットフォーム」の項目に掲載。新規入会の場合、申請から入会まで数日ほど要するという。

 参加希望者は、会員宛てに配信するメールに記載のURLから所属、参加者氏名、電話番号、メールアドレスなどを記入のうえ、8月22日(金)正午までに申し込む。新規入会の場合、プラットフォーム事務局からの入会承諾の連絡後、改めて「観光二次交通支援事務局」(kanko-nizikotsu★jtb.com、メール送信の際は「★」を「@」に置き換える)までメールで同イベント参加希望の旨を伝える必要あり。

いいね・フォローして最新記事をチェック

コメント受付中
この記事への意見や感想をどうぞ!

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

PAGE
TOP

旅行新聞ホームページ掲載の記事・写真などのコンテンツ、出版物等の著作物の無断転載を禁じます。