test

ケアンズ観光局が日本人客誘致に意欲 SNSキャンペーンも

2023年9月15日
編集部:飯塚 小牧

2023年9月15日(金) 配信

オルセン氏(右)、坂本氏(左)のほか、ケアンズ観光大使の”リーマントラベラー” 東松寛文氏(中央)らも出席した

 ケアンズ観光局(マーク・オルセンCEO、オーストラリアクイーンズランド州ケアンズ)はこのほど、最新の観光動向を発表した。2023年6月の日本人観光客は70%まで回復しており、2025年に25万人の日本人観光客数を目指す。

 同局は9月14日(木)にオーストラリア大使館で会見を開き、オルセンCEOが「日本は非常に重要な市場の1つ」と強調した。同局によると、2019年に日本からオーストラリアを訪れたのは45万7852人で、そのうちの30%の10万5237人がケアンズへの観光客。ケアンズへの海外旅行者数では日本よりも中国や欧州が上回るが、世界中でケアンズに関するインターネット検索をした人のエリアで最も多いのが「大阪」で、東京なども含め日本がトップ10のうち1、3、6位を占めているという。

 ケアンズへの直行便は6月時点で、週19~21便となっており、日本の3つの空港から直行便が運航するのはオーストラリアではケアンズのみだ。オルセンCEOはケアンズの魅力を「常夏で、小さい子供から大人まで楽しめる。コンパクトな街でありながら、世界遺産が2つもある」とアピールした。

 観光客を誘客する一方、ケアンズは自然遺産を抱える地域として持続可能な観光の取り組みも進んでいる。坂本統セールス&マーケティングマネージャー・アジアは「グレートバリアリーフツアーには環境保護税が含まれており、調査や研究、保全に使われる。来ていただければ保護につながる」とした。

 街中はマイボトルへの給水所や多くのごみ箱の設置など、ハード面での整備が進んでいるほか、1日の入場規制がある無人島や原住民居住地域への立ち入り禁止、“責任ある贅沢”を提唱するプラスティックゼロのホテルの取り組みなどを紹介。「旅行中にできることはたくさんある」と呼び掛けた。

SNSキャンペーンを開始

 同局は9月15日(金)から、「ケアンズ サステナ旅 プレゼントキャンペーン」を開始した。30日(土)までの2週間、インスタグラムで展開する。同期間中はケアンズが未来のために取り組んできた持続可能な活動や取り組みなども発信していく。

 期間中、ケアンズ観光局の公式インスタグラムをフォローし、キャンペーン投稿投稿の「なぜケアンズに行きたい?」にコメントすると参加できる。抽選で3組にケアンズ往復航空券やホテル、ディナークルーズ、グレートバリアリーフツアーなどが当たる。

 A賞は往復航空券やツアーなど7商品、B賞はホテルやディナークルーズなど6商品、C賞はホテルやグレートバリアリーフツアーなど5つの商品が贈られる。

いいね・フォローして最新記事をチェック

コメント受付中
この記事への意見や感想をどうぞ!

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

PAGE
TOP

旅行新聞ホームページ掲載の記事・写真などのコンテンツ、出版物等の著作物の無断転載を禁じます。