HIS、4352キロ横断するクルーズトレインの旅発売 オーストラリア・パース~シドニー間乗車

2026年3月29日(日) 配信 

インディアン・パシフィック号

 エイチ・アイ・エス(HIS、澤田秀太社長)はこのほど、オーストラリアのパースからシドニー間の約4352キロを横断しているクルーズトレイン「インディアン・パシフィック号」に乗車するツアーを売り出した。

 同列車は、オーストラリア大陸をインド洋から太平洋まで運行するオーストラリア最長の鉄道で、国内のみならず海外からの需要も高く、鉄道公式サイトでは例年完売しているという。車窓からは世界遺産ブルー・マウンテンズの山岳風景や約478kmにわたる世界最長の直線線路を楽しむことができる。主要都市ではエクスカーションも行われるなど、さまざまな体験を提供する。
 
 HISは、パース発のインディアン・パシフィック号に乗車し、4泊5日でシドニーに向かうツアーを発売した。2設定日から、各10人、5部屋を用意。クラスは、客室での朝食やアフタヌーンサービス、デラックスバー、ラウンジ、ダイニングエリアを利用できるプラチナサービスとなっている。乗車前後には、自然保護区ロットネスト島や、世界遺産シドニー・オペラ・ハウス館内ツアーを実施する。
 
 現地までは全日本空輸(ANA)の直行便で移動。ビジネスクラスに搭乗し、2人で1室を利用する際の1人当たりのツアー料金は260~280万円。エコノミークラス利用で2人1室利用時は190~210万円。いずれも燃油サーチャージ込み、諸税別。

アコーが白馬に進出 2030年、33年に「ノボテル」をそれぞれ開業へ

2026年3月28日(土) 配信

ノボテル白馬外観イメージ(2033年開業予定)

 フランスのホスピタリティーグループのアコー(ディーン・ダニエルズ日本代表)はこのほど、長野県・白馬村に初進出すると発表した。2030年と33年のそれぞれ秋に「ノボテル」ブランドで1軒ずつ開業する。AQUA RESORT(佐藤裕樹社長、東京都八王子市)と運営契約を結び、白馬駅から徒歩約5分圏内の利便性の高い立地に開発する予定。

 ノボテルはミッドスケールホテルブランドの1つで、世界70カ国以上600軒以上を展開する。「Longevity Everyday(毎日に、健やかな長寿を)」をコンセプトに掲げ、バランスの取れた食事や質の高い睡眠、適度な運動、人とのつながりなど日々の充実した健やかなライフスタイルを提案する。

 一方、白馬は国際的な知名度を誇り、世界有数のウィンタースポーツ環境を有している。近年では四季を通じて楽しめるデスティネーションとして注目を集めており、「ノボテルのブランドコンセプトと高い親和性を持つロケーション」と判断。同開発は、成長性の高いリゾート地への展開を強化するというアコーの中長期的な戦略の一環という。

 ダニエルズ日本代表は「白馬におけるノボテル2軒の契約締結は、日本の成長性の高いリゾート市場における当社の事業拡大において重要な節目となる。国際的な知名度と安定した季節需要を有する白馬は、ノボテルブランドにとって非常に魅力的な市場だ。AQUA RESORTとのパートナーシップのもと、国内外のお客様に向けて、現代的で快適なホスピタリティ体験を提供していく」とコメントしている。

 30年開業予定のノボテルは、客室数82室を備え、レストランやフィットネスセンターを併設する。冬季需要を見据え、スキー用品専用の乾燥室も設置する。駐車場は約32台分を整備し、国内外の旅行者に向け、快適で機能的な空間を提供する。

 33年にオープン予定の施設は、120室の客室を用意し、より大規模な滞在ニーズに対応する。レストランとバーは宿泊客の交流拠点となる空間として設計。フィットネスセンターや温泉大浴場を設置予定だ。スキー用品専用乾燥室と約70台分の駐車場も備え、団体利用や長期滞在に対応できる施設構成とする。

 両ホテルは隣接する立地を生かし、白馬エリアでの「ノボテル」ブランドの認知度向上をはかり、増加する宿泊需要に応えたい考え。

写真集「世界の絵になる美しい町と村12カ月」「日本の絵になる美しい絶景12カ月」同時発売(JTBパブリッシング)

2026年3月27日(金) 配信 

「世界の絵になる美しい町と村12カ月」(左)と「日本の絵になる美しい絶景12カ月」表紙

 JTBパブリッシング(盛崎宏行社長、東京都江東区)は3月27日(金)、「世界の絵になる美しい町と村 12カ月」「日本の絵になる美しい絶景 12カ月」の2点を同時に売り出した。1スポットを見開きの美しい写真を中心に構成した写真集で、それぞれ全81スポットを収録した。

 世界編では、風情ある石畳や陽光にきらめく水辺、夕暮れに染まる丘の町、童話のような白銀の森など、憧れの風景が散りばめられ、眺めているだけで世界旅行をしている気分になる一冊。春のボン(ドイツ)の桜並木、地中海の光がまぶしいアマルフィ海岸・ポジターノ(イタリア)、湖面がターコイズブルーに輝くイゼルトヴァルト(スイス)などを掲載する。

 日本編では、桜のトンネルや白砂のビーチ、真紅に染まる湖畔、雪に包まれた里山など、四季が織りなす色や光が誌面いっぱいに広がり、眺めているだけで国内旅行をしている気分になる一冊。桜色に染まる天橋立(京都府)や花見山公園(福島県)、新緑がきらめく奥入瀬渓流(青森県)、夏の光に包まれた瀬底ビーチ(沖縄県)や角島大橋(山口県)などを掲載する。

 巻末に世界地図もしくは日本地図のINDEXを掲載。美しい装丁でインテリアやプレゼントにぴったりの一冊に仕上げられている。

 定価はそれぞれ税込2530円。B5変型(縦195mm×横182mm)。全国の書店、ネット書店で販売する。

NAA 3月、中東情勢悪化も、総発着回数は2%減に 他方面からの訪日需要の増加などで

2026年3月27日(金) 配信 

藤井直樹社長

 成田国際空港(NAA、藤井直樹社長)が3月26日(木)に発表した3月1日(日)~21日(土)の総発着回数は、前年同期比2%減の9587回だった。このうち、中東路線は同79%減の36回と大幅に減少した。中東情勢の悪化で欠航が相次いだ。さらに渡航自粛の影響を受け、中国路線は同38%減の1107回だった。

 藤井社長は、他方面からの継続的な訪日需要も高まっていることを踏まえながら、「全体で中東路線が占める割合は少なく、総発着回数は大きく変わっていない」と説明した。

 具体的には、台湾路線が同18%増の1028回、欧州線は同16%増の258回、韓国路線が同13%増の1960回と2ケタ増となった。

 また情勢の悪化を受け、ジェット燃料については「供給に支障はない。燃料が激しく値上がりしており、航空券の値段も上がっている」と話し、状況を注視していく考えを示した。

 情勢悪化前の2月における発着回数は同2%増の1万9081回。総旅客数は同5%増の344万9806人。このうち、外国人旅客数は同202万4179人と2月として過去最高だった。中国政府による渡航自粛要請で中国が減少した一方、旺盛な訪日需要で台湾や韓国、欧州からの旅客数が増加した。日本人旅客数は同5%増の292万1494人となった。

 藤井社長は日本人の利用について「コロナ禍から継続的に伸びている」と説明した。

「Japanese Whisky Passport 銅印帳」4月1日から販売開始 旅行読売出版社、ウイスキーツーリズムを提案

2026年3月27日(金) 配信

「Japanese Whisky Passport 銅印帳」記者発表会に登壇した蒸留所

 読売旅行(岩上秀憲社長)の100%子会社である旅行読売出版社(長谷川由紀社長)は、4月1日の「ジャパニーズウイスキーの日」から、全国のクラフト蒸留所が発行する「銅印」を貼って収集できる「Japanese Whisky Passport 銅印帳」(監修:T&T TOYAMA)を売り出す。

 同社は2020年7月から御朱印帳の鉄道版といわれる「鉄印帳」事業を開始し「鉄道利用の促進」「沿線地域の活性化」「鉄道会社の新しい収入源」に取り組んできた。

Japanese Whisky Passport 銅印帳

 そのノウハウを活用し、新たに地域の交流人口増をはかる新しい取り組みが「Japanese Whisky Passport 銅印帳」で、銅印帳というネーミングは、ウイスキーの蒸留器・ポットスチルが銅製であることに由来する。

 銅印帳には全国28カ所のクラフト蒸留所が紹介されている。各蒸留所で銅印帳を提示すると各社オリジナルの「銅印」を購入でき、それを指定のページに貼って集める。各蒸留所を訪れて、ポットスチルの違いや造り手のこだわりを知ることで、その味わいだけでなくジャパニーズウイスキーの本質や魅力を感じることができる。「銅印」には日付が入るので訪問の記録や旅行の思い出にも最適。ジャパニーズウイスキーの定義や歴史、銅印帳の世界感がわかるマンガなども掲載されており、英語表記もあるので外国人も楽しめるという。世界初のジャパニーズウイスキーボトラーズ・T&T TOYAMA(富山県砺波市)が全体を監修した。

 T&T TOYAMAの稲垣貴彦氏は「この取り組みで、ジャパニーズウイスキーが単なるブームに終わらず、文化として根付くウイスキーツーリズムにつながれば」と期待している。

銅印のイメージ(一例)※デザインは複数種類ある場合や変更になる場合があります。

 銅印帳は縦160ミリ×横115ミリの蛇腹折・中面48ページ(28社分の指定貼り付けページほか)、価格2500円(税込)。28の蒸留所で販売するほか、旅行読売出版社の公式サイトからも購入できる。

 また各蒸留所で販売される「銅印」プリントは縦120ミリ×横100ミリで、価格500円(税込)から。

全28蒸溜所の銅印をコンプリートすると発行される「銅カード」(イメージ)

 全28蒸留所の「銅印」をすべて集めた希望者には、コンプリートを証明する「銅カード」(ポットスチルと同じ銅製のメタルカード、達成順のシリアルナンバー入り)を有料(銅カードの発行手数料1万円)で発行する。

 28蒸留所は次の通り。

 丹丘蒸留所(北海道)▽馬追蒸溜所(北海道)▽ニセコ蒸溜所(北海道)▽月光川蒸留所(山形県)▽天鏡蒸溜所(福島県)▽安積蒸溜所(福島県)▽新潟亀田蒸溜所(新潟県)▽高藏蒸留所(茨城県)▽木内酒造 八郷蒸溜所(茨城県)▽日光街道小山蒸溜所(栃木県)▽羽生蒸溜所(埼玉県)▽Distillery Water Dragon(静岡県)▽野沢温泉蒸留所(長野県)▽三郎丸蒸留所(富山県)▽飛騨高山蒸溜所(岐阜県)▽長濱蒸溜所(滋賀県)▽琵琶湖蒸溜所(滋賀県)▽海峡蒸溜所(兵庫県)▽神戸蒸溜所(兵庫県)▽江井ヶ嶋蒸留所(兵庫県)▽養父蒸溜所(兵庫県)▽岡山蒸溜所(岡山県)▽新道蒸溜所(福岡県)▽小牧蒸溜所(鹿児島県)▽御岳蒸留所(鹿児島県)▽菱田蒸溜所(鹿児島県)▽許田蒸留所(沖縄県)▽州崎蒸溜所(沖縄県)――。

八海醸造「特別本醸造 八海山 MLBコレクションラベル」限定デザイン缶を新発売

2026年3月27日(金) 配信

「特別本醸造 八海山 MLB コレクションラベル」限定デザイン缶 新発売

 Hakkaisan 八海醸造株式会社グループ(南雲真仁社長、新潟県南魚沼市)は、メジャーリーグ・ベースボール™(以下「MLB」)と日本国内におけるオフィシャルスポンサー契約を締結しており、4月15日(水)から、MLBの人気球団ロゴをあしらった限定デザイン缶「特別本醸造 八海山 MLBコクションラベル」と、MLB全30球団のステッカーロゴをそろえた特別セット「特別本醸造 八海山 MLB30球団コレクションセット」を、日本国内で順次出荷発売する。

国内販売では初めてのアルミ缶仕様で発売

 「特別本醸造 八海山」は、飲みやすく飲み飽きない、やわらかな口当たりと淡麗な味わいが特徴で、冷やでも燗でも楽しめる八海山を代表する日本酒。今回の「特別本醸造 八海山 MLBコレクションラベル」では、国内販売では八海山として初めてアルミ缶パッケージを採用。パッケージにはMLB30球団のロゴをあしらったコレクションデザインを採用した。さらに、日本人選手が所属しているドジャース、パドレス、レッドソックス、メッツ、カブス、エンゼルス、ロッキーズ、ホワイトソックス、ブルージェイズ、アストロズの10球団のロゴステッカーのうち1枚を蓋部分に同梱している。

 内容量180ml入りで希望小売価格495円(税込)。

「特別本醸造 八海山 MLB30球団コレクションセット」

 「特別本醸造 八海山 MLB30球団コレクションセット」は、MLB全30球団それぞれのロゴをプリントしたステッカーシールを1枚ずつ蓋部分に同梱し、専用化粧箱にセットした特別仕様の商品。30球団のデザインを一度に楽しめるコレクション性の高いセットで、野球ファンへの贈り物としてもおすすめ。

 内容量は180ml×30本、希望小売価格1万6500円(同)。

第32回「ツアーグランプリ2026」の募集開始 JATA

2026年3月27日(金) 配信

ツアーグランプリ2026ロゴ

 日本旅行業協会(JATA、髙橋広行会長)は3月27日(金)から、第32回「ツアーグランプリ2026」の募集を開始した。旅行業の企画力向上・マーケティング力の向上に加え、「観光立国」の施策に寄与することを目的に、会員会社の海外・国内旅行の企画旅行(募集型・受注型)や、訪日旅行で実施された企画提案のなかから優れた作品を表彰する。

 選考対象は25年4月から26年3月末までに催行された企画旅行と訪日旅行などで実施された企画提案。審査では、「斬新性」「事業性」「観光業界への貢献度」の観点で評価する。表彰は全応募案件のなかから1点を「国土交通大臣賞」として選出するほか、「観光庁長官賞」は各部門1点、「優秀賞」「審査委員特別賞」は各部門から数点を選ぶ。

 応募は4月27日(月)の午後6時まで。各社のエントリー上限は各部門合計で10案件まで。

松岡正晴部長

 JATAが3月26日(木)に開いた定例会見で、発表を行った海外旅行推進部の松岡正晴部長は、今回は昨年の応募数147を超える募集を目指すとともに、内訳として国内75、海外56、訪日16だったことに触れ、「これだけの訪日客が来ているなかで訪日は少なすぎる。数を伸ばしたい」と訪日企画の積極的な応募を呼び掛けた。

 応募作品の内容については、近年の傾向として「より洗練されてきている。とんがったキャッチーな商品も増えている」とし、「そのなかで感情的にならず、評価基準に沿って審査するが、審査に困るくらいの作品があっていいと思う」と期待した。

 また、受賞作品についてはこれまで個社が発信してきたが、「JATAとしてPRできないか検討している。例えばツーリズムEXPOジャパンの場などを活用していければ」と語った。

「じゃらんスペシャルウィーク」3月30日から、限定半額プランや最大1万円クーポンなど《29日までポイント贈呈CP》

2026年3月27日(金) 配信 

GWの旅行をお得に予約できる「じゃらんスペシャルウィーク」始まる

 リクルート(牛田圭一社長、東京都千代田区)が運営する旅行予約サイト「じゃらんnet」は3月30日(月)~4月17日(金)まで、限定の半額プランやクーポン利用で最大約25%引きになる「じゃらんスペシャルウィーク」を実施する。

 期間中、「じゃらんスペシャルウィーク」5%以上OFFプラン、「じゃらんスペシャルウィーク」限定半額プラン、ポイント10%還元・保証プランなどを用意する。また、キャンペーンで配布されるクーポンには複数の種類があり、一部は併用可能。セールプランでクーポンを利用することで最大約25%引きになるなど、お得に予約できる。

 クーポンには、一部の厳選宿で使用できる最大2万円分のクーポンなどの「宿泊施設クーポン」、同じく一部の厳選宿や4月2日(木)~3日(金)の2日間に一部施設限定で使用できるクーポンなどの「じゃらんクーポン」のほか、各種クーポンを配布する。クーポンやプランなどは予定数に達し次第終了。

 キャンペーンに先駆けて、3月25日(水)~29日(日)までに事前エントリーのうえ、「じゃらんスペシャルウィーク」対象プランを予約すると、2020人に1000ポイント分のじゃらん限定ポイントを贈呈するキャンペーンも実施している。予約対象期間は3月30日(月)午前10時~4月17日(金)。宿泊対象期間は3月31日(火)チェックアウト~5月31日(日)チェックアウトまで。

JTBとMOTO TOURS JAPAN、訪日拡大へ基本合意 モトツーリズムの推進で

2026年3月26日(木) 配信 

MOTO TOURS JAPAN の松崎城取締役(左)と、JTBの寺本巧訪日インバウンド共創部長

 JTB(山北栄二郎社長、東京都品川区)とMOTO TOURS JAPAN(松崎一成社長、東京都大田区)はこのほど、モトツーリズムを通じた訪日インバウンド市場の拡大と発展に向けた基本合意(MOU)を結んだ。

 オートバイを、移動の手段を超えた「記憶に残る実感価値を創出する体験型メディア」として再定義。モトツーリズムの推進を通じて、地域に眠る観光資源を発掘しながら新たな価値を創造していくことを目指す。

 両社は、それぞれの知見やネットワーク、資源を相互に活用。モトツーリズムに関する魅力ある商品造成や情報発信、レンタルバイクを軸としたサービスとビジネスモデル構築のほか、持続可能な観光によるオートバイブランドの新たな価値創出などを連携、協力し検討を進めていく方針だ。

 今後、両社は基本合意を起点として、モトツーリズムにおける高付加価値な体験創出と、実現可能性を検証する取り組みを段階的に推進する。オートバイでしか辿り着けない地域資源やストーリーを編集し、「移動そのものを価値に変える新たな観光スタイル」の創出を目指す。あわせて、レンタルバイクなどを軸に、宿泊・目的地予約などをシームレスにつなぐ仕組み構築の検討を通じて、多くの旅行者が享受できるカタチへの発展を視野に入れている。

 訪日外国人旅行者の行動範囲を地域へと広げ、滞在や消費の分散を促すことで、地域活性化やオーバーツーリズムの課題解決も取り組むとした。

オンラインの通年開催で誰でも受講可能に JATA「旅行業法令および旅行業約款の基礎」研修

2026年3月26日(木) 配信

 日本旅行業協会(JATA、髙橋広行会長)は4月1日(水)から、「旅行業法令および旅行業約款の基礎」研修をオンラインで通年実施する。新入社員向けに限定的に行っていたものを、誰でもいつでも受講可能にし、利便性を向上させる。

 同研修はこれまで新入社員研修の1つとして、旅行業法の基本や旅行業約款の考え方を学ぶ「法令約款の基礎」の講義を動画配信形式で、4月の1カ月間限定で行ってきた。JATAによると、受講者は新入社員を想定していたが、昨年は約270人の申込者のうち、半数以上は30代以上だったことから、中途採用や改めて学び直したい人の需要も大きいと判断。今回から幅広く受講できるよう、通年開催とした。

 申し込み、受講、受講終了後の修了証発行まですべてオンラインで完結するほか、受講者名を不要としたチケット発行制に移行し、受講者の変更など柔軟な対応を可能にした。

 3月26日の定例会見で説明を行ったJATA研修・試験部の生井広美氏は「いつでも学べる環境を整え、お客様に信頼される人材を育成していきたい」とした。

 研修内容は合計5時間20分程度で1コマずつの視聴が可能。講義は①旅行業法の概要②旅行業等に関連する法律③標準旅行業約款(募集型企画旅行契約の部、受注型企画旅行契約の部)のポイント④標準旅行業約款(手配旅行契約の部)のポイント――の4項目で、効果測定として理解度テストがある。

 受講料は1人当たり正会員が8800円、協力・賛助会員が1万4300円、非会員が2万2000円。申込受付は3月9日から既に開始している。