【旅行新聞 創刊50周年メッセージ】日本観光振興協会 会長  菰田 正信 氏

2025年10月4日(土)  配信

 本紙は今年、創刊50周年を迎えた。共に歩みを重ねてきた観光関係団体や提携紙のトップから、これまでの労いや今後への期待を込めたメッセージをお寄せいただいた。順不同で紹介する。

                    ◇

時宜を得た情報発信を

日本観光振興協会 会長 菰田 正信 氏

 

 旅行新聞の創刊50周年、心よりお祝い申し上げます。長年にわたり、観光・旅行業界の専門紙として業界の発展に多大なるご尽力いただいたことに、心より敬意を表します。

 昨年、訪日外国人旅行者による消費額は過去最高の8兆1000億円を記録し、観光産業は、主要品目の輸出額と比べると自動車に次ぐ第2位の規模へと成長を遂げました。一方で、人手不足や訪日外国人旅行者の一部地域への集中といった課題にも直面しています。

 当協会では、こうした諸課題の解決と、地域と観光産業の持続的成長に向けて、「観光地域づくり」「観光人材育成」「観光DX」の推進を事業の3本柱に掲げ、活動して参ります。

 今後も、観光が地方創生を支える重要な産業として我が国の経済成長に貢献するために、観光の価値を高めるとともに、積極的な情報発信を続けることが重要だと考えています。貴紙には、今後とも時宜を得た的確な情報発信に期待・お願い申し上げるとともに、さらなるご発展を心よりお祈り申し上げます。

「観光革命」地球規模の構造的変化(287) 対米80兆円投資の怪

2025年10月4日(土) 配信

 今夏は記録的猛暑が続いたので、私のような高齢者には辛い日々であった。かつての日本では夏には怪談が付きものだった。日本の夏の年中行事である「お盆」には、あの世から死者の霊魂が帰ってくるだけでなく、恨みを抱く怨霊も帰ってくると考えられていた。日本の夏は祖先の霊魂と交感する季節だけでなく、怨霊の無念を語る季節でもあったために夏には怪談が付きものだったと民俗学者は解釈している。

 私は子供のころから怖がりだったので怪談が苦手だ。そのため今夏の日米関税交渉で赤澤亮正経済再生相がラトニック商務長官との協議の結果、5500億㌦(約80兆円)の対米投資を約束したという報道に接したときに強い不可解を感じた。私には詳しい内容が不明であるが、単純化すると、トランプ大統領の任期中(あと約3年)に大統領が選定する米国プロジェクトに日本側が約80兆円を投資する。日本はプロジェクトを拒否する権利を有するが、その場合、米国は日本からの輸入品に関税を課す。投資額を回収するまではプロジェクトの利益を日米で均等に分配するが、その後は利益の90%を米国に、10%を日本に分配するとのこと。

 この対米投資は、タテマエとして民間主導の投資とされているが、現実には日本の政府系金融機関の資金や日本貿易保険(100%政府出資の公的輸出信用機関)の保証付きなど、公的資金による投資にならざるを得ない。そういう意味で、あたかも日本が米国の属国であるかのような不平等な協定に基づく対米投資で、真夏の怪談のようなおぞましい内容で驚愕している。

 対米80兆円投資を含めて、日本はいまさまざまな内憂外患を抱えており、優れた国家指導者の存在を必要としている。そういう危機的状況の中で新しい自民党総裁を選出するプロセスが進行中だ(10月4日投開票)。5人の総裁候補者による討論を見聞きしていても、日本の国益を守り、地域の繁栄を実現して、国民を確実に幸せにしてくれる中央政治家の不在を思い知らされるだけで、日本の未来に不安を感じるばかりだ。

 80兆円もの膨大な投資資金の余裕があれば、日本国内のさまざまなプロジェクトにこそ有効活用すべきであり、それによって明るい未来を切り拓くことができるはずだ。

石森秀三氏

北海道博物館長 石森 秀三 氏

1945年生まれ。北海道大学観光学高等研究センター特別招聘教授、北海道博物館長、北洋銀行地域産業支援部顧問。観光文明学、文化人類学専攻。政府の観光立国懇談会委員、アイヌ政策推進会議委員などを歴任。編著書に『観光の二〇世紀』『エコツーリズムを学ぶ人のために』『観光創造学へのチャレンジ』など。

 

 

【第50回旅館100選】山梨県・富士山石和温泉 「銘石の宿 かげつ」

2025年10月4日(土) 配信

風格あるたたずまいが美しい「かげつ」

美しくさりげなく、伝統ある寂の心を伝える

 落ち着いた数寄屋造りの和風建築、手入れの行き届いた日本庭園、敷地内に配された銘石の数々が調和する「銘石の宿 かげつ」。

錦鯉が泳ぐ情緒あふれる日本庭園
1階の全ての客室から池の鯉に餌をあげることができる

 松やサツキなどが美しい庭園には、1万匹余りの鯉が泳ぐ池や20カ所もの滝があり、湯上りの散策を楽しませてくれる。露天風呂もこの庭園の中に位置し、緑と巨石に囲まれた美しい造りとなっている。

男性用露天風呂
広々としたロビー
テラス付 温泉半露天風呂付客室「天下和洋室」

 ゆったりと広い客室は、庭園を囲んで建つ「西殿」、「東殿」、「中殿」、「南殿」にある。

和洋室一例

 通常和室が新たに和洋室へと改装され、次の間付客室が2室、露天風呂付客室が3室となった。

彩り豊かな懐石料理(一例)

 夕食は、食材をはじめ、器などの細部までこだわった旬の逸品を味わえる。新たに完成した食事処「桃源亭」では堀座卓室や高座椅子対応室が備えられており、より幅広い客層にも対応できるようになった。

 

「かげつ別邸~ The ONE ~」オープン

 「かげつ」の奥の殿が2024年8月に、愛犬と泊まれる宿「かげつ別邸~ The ONE ~」としてリニューアルオープン。自慢の日本庭園を眺めながら、広々としたお部屋でペットと一緒に特別な時間を過ごすことができる。

 

交通:《車》中央自動車道 一宮御坂ICから10分、P100台(無料)
   《電車》JR中央本線 石和温泉駅からタクシーで5分 
チェックin15:00 out10:00
食事:《夕食》部屋、食事処(個人)、宴会場(団体)
   《朝食》部屋、食事処(個人)、グリル(団体)
部屋:全36室[露天風呂付客室8室(内3室和洋室)、次の間付客室17室(内2室和洋室)、一間客室9室、かげつ別邸~ The ONE ~ 3室]
風呂:男女別大浴場、大露天風呂、サウナ風呂
泉質:アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)
料金:2万2,400円~

 

〒406-0024 山梨県笛吹市石和町川中島385
☎055(262)4526 FAX055(263)2205
https://www.isawa-kagetsu.com/
Wi-Fi:使用可 外国語対応:英・中

 

 

 ※この記事は、旅行新聞新社主催「第50回プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」に選出された施設で、書籍「2026年度版 プロが選んだ日本のホテル・旅館100選&日本の小宿(BEST100 HOTELS&RYOKANS IN JAPAN)」(自由国民社)に収録されている内容を紹介しています。

復興支援の感謝伝える 加賀屋レプラカン歌劇団、台湾で特別公演 加賀屋など3社が協業

2025年10月3日(金) 配信

加賀屋レプラカン歌劇団

 加賀屋(石川県・和倉温泉)、JTB、アサヒビールは、3社で協業する能登半島地震の復興支援に関する取り組み第2弾企画として11月27~30日の4日間、台湾北投温泉で「加賀屋レプラカン歌劇団」による特別公演を実施する。同公演を通じて、能登半島地震における台湾からの復興支援に感謝を伝えるとともに、北陸の魅力を発信していく。

 「加賀屋レプラカン歌劇団」は、ディナーショーやイベントショー、インバウンド向けショーなど、あらゆるジャンルのショーを加賀屋内の会場で公演し活躍する歌劇団。被災により休演状態にあったが昨年10~12月、3社によるナイトタイムエコノミーを通じた北陸復興支援の一環として東京で特別公演を行い、好評を博した。

 今回はその第2弾となるもの。台灣藝起公益協會や温泉博物館と連携し、よりスケールアップした公演を届けるとともに、七尾商工会議所や和倉温泉商店連盟とも連携し、和倉や能登からの恩返しの想いを伝える。公演会場の1つである台湾・日勝生加賀屋が、今年12月に創業15周年を迎えることから、これまでの感謝を伝える意味もある。 

日勝生加賀屋の会場イメージ

 「謝謝!台湾 加賀屋レプラカン歌劇団 特別公演」は3会場で全8回公演。日勝生加賀屋では4日間とも実施。館内利用者が対象で、時間は11月27、28、29日が午後8時から。30日は午前11時から。

 北投温泉博物館では27、28日に実施。いずれも午後3時からで観覧は無料。定員は各回100人(自由席)。七星公園では29日午後2時からと、30日午後5時30分からの2回行う。こちらも観覧は無料。

 3社は、今後も継続的な情報発信を通じて、能登半島地震の復興支援に取り組んでいくという。

TEJでスタジオジブリの中島副社長が講演 ジブリパーク「皆の思い出が残る場所に」

2025年10月3日(金) 配信

スタジオジブリ副社長の中島清文氏

 日本観光振興協会と日本旅行業協会、日本政府観光客が9月26日から愛知県常滑市で開いた「ツーリズムEXPOジャパン2025愛知・中部北陸」では、初日の業界日に基調講演が行われた。登壇したのはスタジオジブリ副社長の中島清文氏。東京・三鷹の森ジブリ美術館のキャッチコピーである「迷子になろうよ、いっしょに。」をテーマに据え、同社の沿革や地域とともに展開してきた事業などに触れた。とくに、愛知県長久手市の「ジブリパーク」については、地域住民と観光客も訪れる都市公園として、「皆の思い出が残る場所にしたかった」と想いを語った。

 スタジオジブリは、高畑勲、宮崎駿両監督のアニメーション映画制作を目的に、徳間書店の子会社として1985年6月から活動を開始。1997年6月に徳間書店と合併したのち、2005年4月にスタジオジブリのアニメーション作品と徳間書店スタジオジブリ事業本部のすべての事業を引き継ぎ、新たにスタートした。2023年10月からは、株式譲渡により日本テレビ放送網株式会社の子会社となっている。

 中島氏は2004年にジブリ美術館の管理・運営を担う徳間記念アニメーション文化財団の事務局長に就任。05年6月から12年間にわたり、ジブリ美術館の館長を務めた。22年にはジブリパーク取締役開業準備統括に就任し、開業に向けて奔走した。

 なぜアニメーション会社が美術館や公園などの施設を手掛けたかについては、その都度「宮崎駿監督の引退宣言」があるとし、主要コンテンツがないなかでの事業継続、新規事業の開発などの観点から歩みを紹介した。

 ジブリ美術館は当初、作品のキャラクターグッズを販売するための集客目的で計画されたが、妥協を許さない宮崎駿監督は全国の美術館を視察したうえで、それとは真逆の施設を構想したという。中島氏は「ジブリ美術館は子供のための美術館」とし、かわいいだけのキャラクターを前面に出すのではなく、「ホンモノを見せてモノづくりを伝えたい」と意義を語った。

 じっくり見学してもらうためにジブリ美術館は予約制で人数制限を設けている。近年は海外からの観光客にも人気で、需要と供給がアンバランスになっていたところに、ジブリパークの話が持ち上がった。

 ジブリパークは2005年の国際博覧会(EXPO)「愛・地球博(愛知万博)」の跡地である愛・地球博記念公園内に位置する。同社は愛・地球博で「となりのトトロ」に登場するサツキとメイの家を手掛け、閉幕後も記念公園に継続して設置された家を見ようと、年間10万人が訪れていたという。

 こうしたなか、愛知県から記念公園の活用の相談があり、ジブリのテーマパークを展開することになった。同公園は万博以前より、地域住民が校外学習などで親しんでいた土地だったことから、中島氏は「皆の思い出が残る場所にしよう」と決意。来訪すると、またジブリが見たくなる懐かしさを誘うような施設に仕上げたことなどを語った。

 来訪者は「東海エリアで30%。そのほか、国内の観光客は50%、インバウンドは20%」と明かし、遠方からの観光客の割合が多くを占める。「愛知県は『ジブリパークのある愛知』を掲げている」と県が施設を通して魅力を発信していることにも触れ、今後も地域と連携した集客や施設の活用に努めていく考えを示した。

成田空港で折り鶴ピアス発売 障害者が制作し、社会での活躍の可能性示す (障害者就労支援ネットワークP&P)

2025年10月3日(金) 配信

全6種類の商品

 障害者就労支援ネットワークP&P(奧岳洋子代表理事、千葉県柏市)はこのほど、成田国際空港(NAA、藤井直樹社長)のグループ会社NAAリテイリング(松澤宏社長、千葉県成田市)と協力し、成田空港第2ターミナルの免税店Fa-So-La TAX FREE AKIHABARAで、障害のある作り手によって制作された「折り鶴ピアス」の販売を始めた。障害者が社会の一員として国際的に活躍できる可能性を示す狙い。

 同商品では障害者による手折りの折り鶴をピアスに仕上げた。全6色を展開。価格は1650円。

音楽花火の一部でSUPER EIGHTの楽曲を使用 10月18日の厳島水中花火大会

2025年10月3日(金) 配信

公式アンバサダーは村上信五さん

 厳島水中花火大会実行委員会(古谷正樹実行委員長、広島県廿日市市)は、2025年10月18日(土)に広島県廿日市市で開かれる「厳島水中花火大会 supported by Anker」で、公式アンバサダーである村上信五さんの所属グループ、SUPER EIGHTの楽曲を使用した音楽花火を打ち上げると発表した。

 同花火大会では、宮島の花火大会ならではの水中花火に加え、花火と音楽を掛け合わせた「ミュージックマイン」を中心としたプログラムが披露される。このプログラムのなかで、SUPER EIGHTの楽曲を使用したコーナーも予定しているという。

 公式アンバサダーの村上さんは、「30分間2500発。日本が誇る花火職人の技術が、儚さとともに皆さんの目の前に現れます。ぜひ1つでも多くの景色を目に焼き付け、音楽と共に花火の音を味わってください。10月18日、一夜限りの時間をご一緒できることを楽しみにしております!」とコメントを寄せている。

 このほど、会場エリアマップも公開された。大会は宮島対岸の「宮島口しゃもじ広場」と宮島島内の2カ所を中心に開催。しゃもじ広場では、協賛企業ブースが出展してドリンクなどを販売する。

 島内は、花火の打ち上げが行われる宮島湾側を中心に、事前申込をした企業・個人の協賛席が設置される。個人協賛チケットはまだ申し込みを受け付けており、協賛自由エリア席は1口7000円。1口で1人参加だが、未就学児は無料で入れる。クルーズ観覧席は弁当とドリンクがついて1口3万円。

ジャルパックが顧客満足度など6指標で1位を獲得 JCSI(日本版顧客満足度指標)25年度第3回調査発表

2025年10月3日(金) 配信

 

 サービス産業生産性協議会がこのほど発表した「JCSI(日本版顧客満足度指数)」の2025年度第3回調査によると、旅行業では調査対象となった、OTAを含めた12企業・ブランドのうちジャルパック(平井登社長、東京都品川区)が顧客満足をはじめ、JCSIの6指標で1位を獲得した。

 同調査は、サービス産業の生産性を測るうえで重要な「顧客満足」などを数値化・可視化して、企業や業種の成長に資する情報として用いることを目的とした日本最大級の顧客満足度調査で、計30以上の業種・業態、約400の企業・ブランドを対象に、年間数回に分けて実施している。6つの指標(「顧客期待」「知覚品質」「知覚価値」「顧客満足」「推奨意向」「ロイヤルティ」)を中心に顧客満足度を多面的に評価している。指標はこのほか、「感動指標」「失望指標」「CSR指標」もある。

 第3回調査では、通信販売、旅行、フィットネスクラブ、銀行、電力小売、ガス小売、動画配信サービスの7業種を調査。このうち、旅行ではジャルパックが6指標を独占したほか、CSR指標でも1位に輝いた。感動指標のトップはクラブツーリズム、失望指標が最も少ないのは、Yahoo!トラベルとなった。

 この結果を受け、ジャルパックは「お客様のアンケート調査、添乗員からの報告、定期的な”安全・CS推進委員会”の開催などを通じ、『いい旅、あたらしい旅。』の実現に向け、品質改善に努めてきた」とし、今後も「顧客満足ナンバーワンを目指していく」とコメントした。

11月7日からホワイトクリスマステーマのイベント開始 ハーモニーランド

2025年10月3日(金) 配信

© 2025 SANRIO CO., LTD. TOKYO, JAPAN  著作 株式会社サンリオ

 サンリオエンターテイメント(小巻亜矢社長、東京都多摩市)が運営する、大分県・日出町の「サンリオキャラクターパーク ハーモニーランド」は11月7日(金)~12月25日(木)まで、ホワイトクリスマスをテーマにしたスペシャルイベント「HARMONYLAND CHRISTMAS」を開く。真っ白なコスチュームに身を包んだハローキティたちに会える期間限定のイベント。

 期間中は、ハローキティやマイメロディなど人気キャラクターたちが、ホワイトコーデで登場するクリスマス期間限定のライブショー「MERRY WHITE CHRISTMAS」を上演する。昨年に引き続き、サンタの声は俳優の牧島輝さんが務めるほか、雪や紙吹雪を使った幻想的な演出で彩る。今年の紙吹雪には初めて、ホワイトコーデのキャラクターたちが描かれた特別なイラスト入りのものも用意するという。

 また、ライブショーに登場するホワイトコーデなキャラクターたちに会える「MERRY WHITE CHRISTMAS スペシャルグリーティング」(有料・事前予約制)が行われる。日替わりでキャラクターたちが登場し、みんなで盛り上がれる「クリスマスBINGO!」も実施する。

冬にぴったりなフードも © 2025 SANRIO CO., LTD. TOKYO, JAPAN  著作 株式会社サンリオ

 さらに、寒い冬にぴったりのクリスマス期間限定オリジナルフードメニューや、グッズを用意。定番のカレーがクリスマスバージョンになった「ハローキティのクリスマスカレー」(1700円)や、「クラムチャウダー~リゾット風~」(800円)などをそろえる。デザートには、ホットココアの上にツリーをイメージしたホイップクリームをトッピングした「キラキラツリードリンク」(600円)が登場する。

 昨年と同様にハーモニービレッジにはクリスマスツリーが設置されるほか、新たにスノードーム型のフォトスポットを用意し、写真撮影も楽しめる。

 同園は「クリスマスはハーモニーランドで、大切な人と一緒に、笑顔とやさしさに包まれるホワイトクリスマスをお過ごしください」とアピールしている。

「ホリデイ・イン&スイーツ札幌大通公園」が開業 IHGホテルズ&リゾーツ

2025年10月3日(金) 配信

10月1日に開いた開業記念オープニングセレモニー

 IHGホテルズ&リゾーツは10月1日(水)、北海道に「ホリデイ・イン&スイーツ札幌大通公園」(佐藤宏紀総支配人、北海道札幌市中央区南2条西8-6-1)を開業した。スイートルーム29室を含む計195室で多様な滞在ニーズに応えることで、新たな札幌の観光拠点を目指す。

 館内にはブランドを象徴する「オープンロビー」や、大浴場、サウナ、最上階にはフィットネスジムを完備。朝食は、地元の食材を使用したビュッフェスタイルを提供し、ザンギや鮭のちゃんちゃん焼きなど北海道ならではの味覚が楽しめる。

 また、同ホテルは「ホリデイ・イン」ブランドがグローバルで展開する子供向けサービス「キッズステイ&イートフリー」を提供。12歳以下の子供の宿泊と食事が無料になるため、子供連れの家族はお得に滞在できる。

 開業日にはオープニングセレモニーを開き、テープカットなどで門出を祝した。