かわいすぎて食べられない三猿カレーが登場 日光おさるランド&アニタウン「日光さる軍団」

2025年8月4日(月) 配信

かわいすぎて食べられない「#日光めぐり♡三猿カレー(ランチ)」

 開業10周年を迎えた日光おさるランド&アニタウン「日光さる軍団」(栃木県日光市)は8月2日(土)から、「映え×参加体験」のコンテンツを開始した。新しくなるのは、来場者がおさる海賊団の一員としてステージショーに登場できる初の参加型となったメインステージショー、おさるたちがバースデーや記念日を祝ってくれる動画制作サービス「スペシャルアニバーサリーステージ」、「見ざる、言わざる、聞かざる」の三猿をモチーフにしたかわいいグルメメニュー「#日光めぐり♡三猿カレー」の3つのコンテンツ。

参加型メインステージ「パイレーツオブモンキー」

 メインステージ「パイレーツオブモンキー」劇場参加型プレミアムシートは、来場者がおさる海賊団の一員としてステージに登場できる初の参加型ショー。ステージ上で、おさるたちと戦ったり逃げたりといったドタバタ劇を一緒に演じ、臨場感たっぷりの体験が楽しめる。参加者には「おさる海賊団クルー認定証」をプレゼント。料金は3000円(税込)、公演は午後3時から(土日祝日、8月12日―15日)※1グループ1~2人まで。

 日光さる軍団が大切な記念日をお祝いする「スペシャルアニバーサリーステージ」は、日光さる軍団が誕生日、還暦、結婚祝いなどをお祝いする新サービス。舞台上でおさるたちがかわいくお祝いするようすは、思わず笑ってしまう演出と、感動のひとときが重なり、忘れられない記念日になること間違いなし。記念写真やオリジナルグッズ、後日送付される記念動画もセットになった特別感のある内容。料金1万6500円(税込、1日3組限定)。

 遠方のため来園が難しい場合に「日光さる軍団からのお祝い」が届くオーダー型動画制作サービスも用意した。おさるたちによる3分程度のお祝い動画を制作し、オリジナルグッズと一緒に届ける。料金5500円(税込)。

 かわいすぎて食べられない「#日光めぐり♡三猿カレー(ランチ)」は、見て・食べて・楽しめる特製カレー。「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿が鬼怒川温泉に浸かるようすを見立てたフォトジェニックなご当地カレーで、三猿は混ぜご飯で愛らしく表現。日光の山々を思わせるブロッコリー、朱塗りの神橋をイメージした赤パプリカなど地元の景観を再現した。

 温泉気分を感じさせる岩風呂風の盛り付けには、ゆばしゅうまいとジューシーな唐揚げを。見た目だけではなく地元食材を使用しているのもポイント。カレーは別添え。お好みのタイミングでかけて旅の味わいを楽しんでもらう。おにぎりアーティストでインスタグラマーの「おにぎり劇場」さん監修の写真も思い出にも残る一皿。価格1500円(税込)。

愛知県、関西圏で観光物産展「こってりだけじゃない。ディスカバー愛知フェア」開く(8月9、10日)

2025年8月4日(月) 配信

「こってりだけじゃない。ディスカバー愛知フェア」ロゴ

 愛知県は8月9日(土)、10日(日)の2日間、大阪府のディーズスクエア(大阪市北区)で観光物産展「こってりだけじゃない。ディスカバー愛知フェア」を実施する。関西圏在住者に向けて、愛知の多彩な食と観光の魅力をPRする。

 開催時間は両日とも午前11時~午後6時まで。会場では21事業者・団体などによる商品販売のほか、「徳川家康と服部半蔵忍者隊」によるグリーティング、クイズラリー、愛知県内観光パンフレットの配布などを予定している。

出展者および主な販売商品など(予定)

 そのほか、首都圏を対象とした物産展を2026年1月24日(土)、25日(日)の2日間、クイーンズスクエア横浜(神奈川県横浜市)を会場に開催予定。開催内容の詳細は、開催日の1週間程度前に発信するとしている。

栃木県鹿沼市 鹿沼秋まつりがふるさと納税型クラウドファンディングに挑戦

2025年8月4日(月) 配信

鹿沼秋祭りふるさと納税型クラウドファンディング

 7月17日(木)と18日(金)の2日間、東京駅日本橋口のTIC東京で栃木県観光交流課主催の観光キャラバンが実施された。

 参加団体は鹿沼市、那珂川町(物販あり)、佐野市(同)、栃木県観光交流課、栃木県観光物産協会。

栃木県鹿沼市の観光キャラバン展示ブース

 参加団体のうち鹿沼市出展ブースでは「鹿沼秋まつりふるさと納税型クラウドファンディング」をPRした。「鹿沼秋まつり」の素晴らしい伝統を広く発信するとともに、来場客へのおもてなしの充実のため、このほどクラウドファンディングを立ち上げた。同プロジェクトでは、ふるさと納税を活用して「鹿沼の誇り」を守り、より安全安心に祭りを楽しんでもらえるよう未来へ向けて発信していくという。

 同ふるさと納税型クラウドファンディングについて、鹿沼市経済部観光交流課は「鹿沼今宮神社祭の屋台行事は400年以上の歴史を持つ国指定の重要無形文化財であり、ユネスコ無形文化遺産。毎年10月第2土日に豪華絢爛な彫刻屋台が市内を巡り、ぶっつけと呼ばれる囃子の競演が響き渡るこの行事を中心に開催される『鹿沼秋まつり』は、地域の絆と誇りを象徴する存在。しかし、多くの方が来場する祭りになる一方、近年では駐車場やトイレが不足するなど、来場者の利便性の低下という課題に直面しています」と説明する。

 鹿沼秋まつりふるさと納税型クラウドファンディングの寄付募集期間は2025年7月17日~9月30日(76日間)、目標金額は400万円。

 問い合わせ=☎0289(63)2188。

万博契機に西日本へ 官民連携でルート形成 西のゴールデンルートアライアンス

2025年8月4日(月) 配信

(左から)髙科副事務総長、大西市長、高島市長、野志市長、武内市長

 西日本の自治体や旅行会社など官民で構成する「西のゴールデンルートアライアンス」(会長=高島宗一郎・福岡市長)は7月11日、大阪・関西万博会場内のメディアセンターで、日本国際博覧会協会と共同記者会見を開いた。

 会見には高島会長のほか、副会長として、香川県高松市の大西秀人市長、幹事として、愛媛県松山市の野志克仁市長、福岡県北九州市の武内和久市長、博覧会協会の髙科淳副事務総長が出席。万博を追い風に、西日本地域への観光誘導を本格化させる方針を示した。

 高島市長は「万博は大阪で開催されているが、日本全体が会場という考え方で取り組みを進めている。欧米豪の旅行客の大半が東京、大阪、京都といった東側に集中している現状を打破し、まだ知られていない西の魅力を発信したい」と強調。アライアンスの役割として、自治体やDMO、民間企業が一体となって観光ルートを構築し、具体的な旅の提案とプロモーション活動を進めていることを説明した。

 大西市長は「アートイベントである瀬戸内国際芸術祭2025を瀬戸内の島々や沿岸地域で実施している。瀬戸内の自然や歴史・文化、産業をこの機会に感じてもらいたい」と述べた。

 野志市長は日本最古の温泉と言われる道後温泉を紹介し、「3千年の歴史がある特別な場所だ。10月からは写真家・蜷川実花さんをお招きしてアートイベントも開催する」と話した。

 武内市長は「北九州は“夜景日本一”に選ばれた美しい夜景や、寿司のまちとしての豊かな食文化、そして再生エネルギーの使用量が国内大都市でナンバーワンという、サステナブルシティへの転換という側面を持っている」と紹介した。

 記者会見では、福岡市の志賀島や長崎市の軍艦島などを盛り込んだ「海と共存した絶景島旅」や、岡山市の岡山後楽園や高松市の栗林公園などを巡る瀬戸内エリアなどのモデルルートを示した。

「観光人文学への遡航(62)」 強制的な6・3・3・4制の導入

2025年8月3日(日) 配信

 GHQは日本の教育体系をアメリカ型に置き換えることを強力に求めた。すなわち、6・3・3・4制の単線型教育制度の導入である。戦前・戦中に我が国で導入されていた複線型教育制度は、小学校卒業時点で将来の方向性がある程度決定づけられる状態となっており、これは教育の機会均等に反するという考えから、すべての子供たちの教育の機会均等を実現するというビジョンのもとで、単線型教育制度の導入が至上命題とされた。

 旧制中学校を新制高等学校に改めるにあたって、GHQは小学区制、男女共学、総合制の3原則を打ち出した。さらに、高等教育は、少数者の特権ではなく、多数者の機会とならなくてはならないとされ、カリキュラムの自由化、平等化、一般教育重視、政府による統制からの自由、男女の別や経済力に左右されない機会の開放といったことが求められた。

 ただ、文部省はこの単線型教育制度の導入には慎重であった。しかし、現場では大学に格上げを望む学校もあれば、大学に求められる設備などの整備が進まない学校では慎重論も出ており、さらに家政などの女子教育を担っている専門学校に関しては、そもそも大学に格上げすることを学校も生徒も望んでいないところもあるという状況であった。

 そのようななか、1947年7月にGHQ・CIEの指令で大学基準協会が設立された。このGHQ・CIEの代弁者たる大学基準協会が大学設置委員会の委員の人選に介入してきた。文部省は抵抗したものの、単線型教育制度の導入の流れは止められないところまできた。

 1949年から本格的に新制大学が一斉に発足した。短期間に200校もの新制大学を認可することになった文部省は「苦い思い」を感じることとなった。

 その後、52年にGHQによる占領政策が終わりを告げることとなったが、当時の吉田茂首相は、占領政策終了を見越して、51年5月に私的な諮問機関として「政令改正諮問委員会」を設置した。この委員会は占領政策の見直しをすることが目的であり、審議事項の最重点項目に取り上げたのが新しい教育制度の問題であった。ここでは、「我が国の国力と国情に合し、真に教育効果をあげることができるような合理的な教育制度に改善する必要がある」と述べられ、行き過ぎた単線型教育制度に対して、日本型の系統を構想することが示された。

 例えば、暫定的な措置として設置された短期大学を恒久化すること、短期大学と高等学校の課程を包含する新しい学校組織としての「専科大学」を認めることが構想された。専科大学は、のちに高等専門学校として62年に設立されることに結実した。基本は単線型にしながらも、日本の国情に合わせて、少しずつ例外も認められるようになっていたのである。

 

島川 崇 氏

神奈川大学国際日本学部・教授 島川 崇 氏

1970年愛媛県松山市生まれ。国際基督教大学卒。日本航空株式会社、財団法人松下政経塾、ロンドンメトロポリタン大学院MBA(Tourism & Hospitality)修了。韓国観光公社ソウル本社日本部客員研究員、株式会社日本総合研究所、東北福祉大学総合マネジメント学部、東洋大学国際観光学部国際観光学科長・教授を経て、神奈川大学国際日本学部教授。教員の傍ら、PHP総合研究所リサーチフェロー、藤沢市観光アドバイザー等を歴任。東京工業大学大学院情報理工学研究科博士後期課程満期退学。

山代温泉 次の100年へ街づくり 今年開湯1300年を迎えて

2025年8月3日(日) 配信

あいさつする和田守弘会長

 石川県加賀市の山代温泉観光協会(会長=和田守弘・たちばな四季亭社長)は6月24日、同温泉の「ゆのくに天祥」で2025年度通常総会を開いた。議事では、すべての議案を承認・可決した。

 和田会長は「昨年3月16日に北陸新幹線・加賀温泉駅が開業した。北陸応援割やJRの北陸デスティネーションキャンペーンなど、さまざまな需要喚起策が展開され、24年度は人数ベースで前年度比15%増の約61万人、売上は同24%増の約157億円と素晴らしい結果を残すことができた」と昨年度の状況を報告した。

 そのうえで「今年度は各種支援策が終了したため、反動減の苦しい状況だが、今年は開湯1300年の節目であり、8月30日には新たな見どころとなる『萬松園あいうえおの杜』の開園も控えている。能登の復興には、残念ながらまだ時間が掛かるが、山代温泉が石川県、さらには北陸の中心的存在となって引っ張っていけるよう、今後も頑張って盛り上げていきたい」と述べた。

 開湯1300年を迎えた今年は、各種プロモーション事業に力を入れる。これとともに、次の100年に向けた始まりの年として、22年に策定した「山代温泉中期ビジョン計画2023―2030」の具現化に向けて、オール山代体制でまちづくりに取り組んでいく。

 このうち、コンテンツ開発では、「萬松園あいうえおの杜」の誕生に合わせて、“歩いて楽しむ温泉地”をコンセプトとして、「八十八カ所めぐり(薬王院温泉寺)」や街なか散策などと連動させた、まちめぐり回遊体験の構築をはかっていく。

 総会終了後には、昨年12月に設立した山代温泉開湯1300年実行委員会による中間報告が行われた。地元愛を持つ人材育成や、地元6商店街による賑わい創出イベントの実施、温泉街にある真菰ヶ池の回遊性促進など、これまで実施してきた事業などが説明された。

〈観光最前線〉沖縄県最大級のイルミイベント

2025年8月2日(土) 配信

幻想的にライトアップする「ガーデンプールスクエア」

 沖縄県名護市のカヌチャリゾートは11月1日から2026年2月14日まで、イルミネーションイベント「スターダストファンタジア」を開催する。約80万坪の広大な敷地を舞台に、数十万球の光が夜空を彩る沖縄県内最大級のイルミネーションイベントで、毎年多くの来場者が訪れる沖縄の冬の風物詩だ。

 メイン会場となる「ガーデンプールスクエア」には、イベントのシンボルである「マザーツリー」をはじめ、幻想的なフォトスポットが多数登場する。

 今回はヤマハ発動機(静岡県磐田市)などの企業と連携し、さらに進化したイルミネーションを提供するという。昨年好評だった3Dプロジェクションマッピングと音楽などを組み合わせた演出を引き続き、実施する予定だ。

【土橋 孝秀】

航空科学博物館で職業体験イベント 8月3日(日)小・中・高校生対象に (NAA)

2025年8月1日(金) 配信

航空科学博物館の内部

 成田国際空港(NAA、藤井直樹社長)は8月3日(日)、航空科学博物館(千葉県・芝山町)などで小学生と中学生、高校生を対象とした航空業界職業体験イベント「NARITA AIRPORT JOB FES」を開催する。

 同イベントは航空会社やグランドハンドリング会社などの全面協力のもと、キャビンアテンダント、グランドハンドリングスタッフ、航空機整備士など実際に働く人と一緒に仕事を体験することができる。

 当日はキャビンアテンダント体験やグランドハンドリング体験、航空機整備お仕事講座、飛行機に機内食を搭載するフードローダーへの搭乗体験などを実施。これらは事前申込不要で参加可能となっている。

マイナビグローバル、特定技能人材を運送業者に紹介 日本の免許持つ求職者中心の新サービス開始

2025年8月1日(金) 配信 

 マイナビグローバル(杠元樹社長、東京都千代田区)はこのほど、自動車運送業者を対象として、国内に在留し、日本の自動車運転免許を取得済みの東南アジア出身の特定技能人材を紹介するサービスを始めた。

 自動車運送業界でドライバーの人手不足が深刻化するなか、2024年にバスやタクシー、トラックなどの自動車運送業が特定技能制度の対象分野に追加され、同年12月から特定技能1号の試験も開始された。このため、今後は自動車運送業分野における特定技能外国人が増えていくことが見込まれる。

 一方、外国で取得した運転免許証を日本の免許証に切り替える外国免許切替制度の運用の在り方や外国人の交通事故の増加で、外国人ドライバーの運転技術に対する懸念の声も挙がっているという。さらに、外国人労働者を雇用するプロセスの複雑さやコミュニケーションの壁、事故対応への懸念などによって一部企業は外国人ドライバーの採用を躊躇していることから、サービスの開始を決めた。

 同社は外国人の採用や入社前の手続き、入社後のサポートまで外国人材の活用を包括的にサポートする。

東武トップツアーズ、軽井沢の土産が当たる 土産コラム350万人来訪感謝CP

2025年8月1日(金)配信

フォロー&リポストで軽井沢のお土産が当たる

 東武トップツアーズ(百木田康二社長、東京都墨田区)は8月1日(金)、公式Xアカウント「東武トップツアーズ【公式】旅行予約サイト」(@tobutoptours_jp)で、「夏は軽井沢!お土産コラム350万人来訪感謝キャンペーン」を始めた。同Xアカウントのフォローのうえ、キャンペーン投稿をリポストした人の中から抽選で、長野県・軽井沢町の人気店の商品をプレゼントする。

 同キャンペーンは、東武トップツアーズの旅行サイト内「旅行に役立つ観光ガイド」にて紹介している全国各地のお土産コラムに、来訪数が累計で350万人を突破したことを記念し実施するもの。今回は、自然豊かなリゾート地として有名な長野県・軽井沢町のコラムでも紹介している人気店「BonOkawa軽井沢チョコレートファクトリー」とタイアップし、同店の「軽井沢コレクションブラウン」「軽井沢コレクションホワイト」のいずれかを各5人、計10人にプレゼントする。

 同店は、カラフルで可愛いチョコレートとラスクを、店内に併設されている工房で製造している。軽井沢に根を張り、たくさんのお客が笑顔になってもらえるよう、一粒一粒に特別な想いを込めて作ったお菓子を提供しているという。

 応募締め切りは8月14日(木)まで。