クラツー、11月6日「ひとり旅オンラインフェア」 参加無料

2021年10月27日(水) 配信

今後の海外旅行に関する疑問にも答える「ひとり旅で楽しむ海外旅行」

 クラブツーリズム(酒井博社長、東京都新宿区)は11月6日(土)、ツアー参加者全員が“おひとり様”の「ひとり旅」ツアーが誕生25周年を迎えたのを記念し、「ひとり旅オンラインフェア」を実施する。「ひとり旅」に関する説明会や、スタッフがおすすめする観光スポットの魅力や詳細を、Web会議システム「Zoom」を利用した全8回のオンライン講座で紹介する。参加無料。

 「ひとり旅」は、1997年の誕生から累計45万人以上が利用している。国内旅行のバス座席は、一部ツアーを除き1人2席確保するなど、お客の声を商品企画に反映しながら、幅広く商品を取りそろえている。自分の都合だけで参加を決められる個人旅行と、面倒な手配が不要な団体旅行のいいところ取りが魅力のツアーで、宿泊施設は1人1室を確約、全ツアー添乗員が同行するのも大きな魅力だ。

 オンライン講座では、「現地案内人が語る!知られざる神在の出雲 八百万の神々の道筋を辿る」、「ひとり旅で楽しむ海外旅行~海外旅行ニュースタイル通信~」など、各講座30~60分。午前9:15~午後6:30に掛けて、講座を開く。

 参加は要事前予約。「ひとり旅オンラインフェア」のウェブサイト上から各講座に申し込み後に届く、参加講座のURLから参加できる。

【静岡県松崎町】なまこ壁の街並みに花飾り 

2021年10月27日(水) 配信

各所に秋の花飾りが

 静岡県松崎町で、なまこ壁の続く街並みの各所に秋の花飾りを施す「松崎まちかど花飾り」が2021年11月7日(日)まで実施されている。

 昔の農具や桶などに秋の花を寄せ植えし、中宿通りやなまこ壁通り周辺など約100カ所に設置した。最終日の11月7日(日)には、オリジナルのレイを編み上げる花かんむり制作体験(要予約、参加費2千円)やコケ玉制作体験(同1千円)も行なわれる。

JTBら、東京圏で抗原検査 出張サービス事業始める

2021年10月26日(火) 配信

抗原検査車の外観と内装

 JTB(山北栄二郎社長、東京都品川区)らは10月25日(月)、東京圏で新型コロナウイルスの抗原検査出張サービスを始めた。同社と富士フイルムメディカル(川原芳博社長、東京都港区)、医療法人社団プラタナス(野間口聡理事長、東京都世田谷区)の3社協業。東京、神奈川、千葉、埼玉の経済活動の推進と、新型コロナウイルス感染症拡大防止の両立を目指す事業者を対象とする。

 各種イベントの運営や企業の業務受託のエキスパートであるJTBは、顧客事業者に感染症対策として、同サービスを紹介する。富士フイルムメディカルでは、自社独自の高感度検出技術「銀増幅イムノクロマト法」を応用。少ないウイルス量で検出できる新型コロナウイルス抗原検査キットと、感染症検査装置を提供する。また、プラタナスは、同サービスの利用を希望する事業者と「抗原検査出張サービス契約」を結び、サービスの提供と検査業務を行う。

 同サービスは東京、神奈川、千葉、埼玉の事業者の希望する場所で利用可能。抗原検査キットなどの医療資材や検査を行う医療従事者など、検査に必要な環境をまとめて提供する。検査場所は屋内のみならず、新型コロナウイルス抗原検査車を利用し、屋外に設営することも可能だ。

 抗原検査は、検体採取後、試薬に検体を滴下してから約15分で結果を得られ、検査結果が陽性の場合は速やかに検査結果を事業者に報告する。

 3社は抗原検査出張サービスを広く展開し、経済活動の推進と新型コロナウイルス感染症拡大防止の両立を目指す。

東武トップ、実証ツアーを実施 ワクチン接種証明アプリで

2021年10月26日(火) 配信

スマートコロナパスを提示して来場

 東武トップツアーズ(百木田康二社長、東京都墨田区)は10月21日(木)~22日(金)、観光庁の「ワクチン・検査パッケージ」技術実証の対象ツアーを実施した。同社に2022年入社予定の内定者を対象とした研修旅行で、同ツアーから運用を始めたワクチンパスポートアプリ「スマートコロナパス」の実証実験も行った。

 スマートコロナパスは、国内でも利用者が多いLINE上で動作する民間のワクチンパスポートアプリ。同社とソーシャルデータバンク(伊藤俊輝社長、東京都港区)、アローリンク(蓬莱和真社長、兵庫県神戸市)、NoCode Japan(中川賢史朗代表、東京都足立区)の4社が共同で開発した。

 同アプリは、自治体や観光事業者、イベント事業者のLINE公式アカウントを登録するだけで、専用アプリをインストールすることなく各種サービスを利用できる。新型コロナワクチン接種済証やPCR検査結果、抗原検査結果を登録して提示することで、観光事業者などがアプリの管理画面から、接種済証や検査結果を確認できる。

アプリ画面

 加えて、旅行前後の健康チェック機能を有し、事業者側が回答内容や未回答者の有無を事前に確認可能。ほかにもツアー内容や店舗情報、イベント内容などの旅程情報を掲載でき、旅のしおりとして活用できる。

 同ツアーは内定者77人のうち58人が参加した。1日目の東京スカイツリー(東京都墨田区)で、スマートコロナパスの実証実験を実施。参加者はアプリ画面を掲示し、接種済証や検査結果を確認したうえで来場した。

 参加者からは、同アプリに対して「LINEでできるのが簡単で便利」と好評のうえ、旅行会社の一員として今後、ワクチンの普及によって旅行需要の回復に期待の声が上がった。

【札幌観光バス】大型バス運転体験ツアーを開催

2021年10月26日(火)配信

滑走路を貸し切り、運転を体験

 札幌観光バス(福村泰司社長、札幌市清田区)は2021年10月16日(土)、自社企画の日帰りバスツアー「夢が叶うとき♪大型バス運転体験と札幌観光バス車庫めぐり」を実施し、全国各地から15人が参加した。

 公有地を貸し切り運転体験を行うため、普通免許のみで参加できる、札幌発着の企画だ。札幌観光バス本社では、バスに乗車したまま洗車機をくぐる体験や、点呼台にてアルコールチェックと点呼を実施。白手(白い手袋)をつけて、本社構内で、指導員(現役ドライバー)のもと運転講習も行った。

 「スカイポート美唄」(美唄市)では、800メートルの滑走路を2時間貸し切り、2台の大型貸切バスに分かれて運転を楽しんだ。バスはいずれも、三菱ふそうのエアロエース、マニュアル車。1人ずつ交代で、計2周し、直線の運転や蛇行、後退などを体験した。

記念撮影

 札幌観光バスではこれまで、新車バスの納車時点検に立ちあうバスツアーやバスガイドによる音声番組配信など、観光バスやバスガイド付きのバス旅行を身近に感じてもらい、ファンになってもらう取り組みにも力を入れている。

京都市が持続可能な観光に向けてCP 「KYOTO again! ~京のため、明日のためにできること~」

2021年10月26日(火) 配信

京都観光モラルへの賛同求める(写真はイメージ)

 京都府京都市と京都市観光協会は11月1日(月)から、市民や観光客を対象にしたキャンペーン「KYOTO again! ~京のため、明日のためにできること~」を開始する。持続可能な観光の実現に向けて、市民生活との調和や環境・景観の保全などを記した「京都観光行動基準(京都観光モラル)」に沿った行動の実現を促進する。

 同CPでは、京都観光モラルの趣旨に賛同し、新型コロナウイルスワクチン接種証明またはPCR検査などで陰性が分かるものを提示した人を対象に、キャンペーン参加店舗で特典や、次回観光時に利用できる食事券などが当たる抽選応募券を用意する。

 CPへ参加するには、京都市観光協会公式LINEを友だち追加し、質問へ回答。京都観光モラルの趣旨に賛同し、「許可する」をタップすれば完了する。参加証の入手は11月1日から可能。期間は12月31日(金)まで。

クラツー、茨城のダムツアー インフラの魅力を観光で

2021年10月25日(月) 配信

紅葉が美しい飯田ダム

 クラブツーリズム(酒井博社長、東京都新宿区)は11月、茨城県の委託を受けて同県内のダムなどのインフラを行程に組み込んだモニターツアーを実施する。一般非公開となっているダムの内部を特別見学できる少人数ツアー。観光素材としての魅力を検証し、ツアー商品を開発していく。

 同社は今年8月、同県と「インフラツーリズムモニターツアー事業」の委託契約を締結。今回のモニターツアーは、同県守谷、土浦、水戸市出発の日帰りバスツアー2コースを売り出した。

 17日(水)の県北エリアを巡るツアーは、十王ダム(日立市)と小山ダム(高萩市)の普段は入られない監査廊などを案内人付きで見学する。明治時代に発電を始めた国の重要文化財である、石岡第一発電所(北茨城市)の一般非公開の館内も見学できる。10人限定。

 26日(金)の県央エリアを巡るツアーは、那珂川から霞ヶ浦へ水を送る霞ヶ浦導水・那珂機場(水戸市)、飯田ダム(笠間市)の普段は入られない操作室などを案内付きで見学できる。20人限定。

霞ヶ浦導水工事事務所内の那珂機場

 旅行代金は各3990円。昼食はツアーで巡ったダムの構造を表現したダムカレーを味わえる。特典として、ダムやダムカレーなどを紹介する「インフラカード」3種に加えて、オリジナルカードホルダーが付く。

 なお、今回のモニターツアーで得た知見は、茨城出発のほか、東京など大都市圏発着のツアーでも生かして行く考えだ。

農業体験などで新たな川崎の魅力発信 東武トップツアーズが川崎市民限定ツアー

2021年10月25日(月) 配信

模擬せり見学やミニクリスマスツリーづくりなど体験

 東武トップツアーズ(百木田康二社長)は11月13日(土)に実施する、神奈川県川崎市在住者限定の「北部市場とトカイナカヴィレッジでものづくり&農業体験」ツアーを売り出した。

 川崎市は、南部に日本有数のコンビナートを有する京浜工業地帯が広がる一方、北部は多摩川沿いの丘陵地に自然豊かな緑地が広がり、都会に近い場所で里山や農作業を身近に感じることができる。

 今回のツアーは川崎市観光協会と協力し、地域住民に新たな川崎の魅力を知ってもらうため、川崎市中央卸売市場北部市場での模擬せりの見学やミニクリスマスツリーづくり、生田緑地に隣接する“イナカをアソブ“体験型施設「トカイナカヴィレッジ」での野菜収穫体験、川崎市街の高層ビル群を望む多摩川浅間神社からの夜景観賞を体験を盛り込んだ。

 ツアー代金は1人8950円で、申込みは東武トップツアーズ横浜支店で10月27日(水)まで受け付けている。

シュミレーター体験でパイロット気分! ジャルパックが羽田発着の周遊チャーターツアー

2021年10月25日(月) 配信

11月27日出発限定のツアー

 ジャルパック(江利川宗光社長)は11月27日(土)出発の1泊2日で、「フライトシミュレーター体験付き!滑走路側のお部屋に泊まる!JAL×羽田エクセルホテル東急チャーター周遊フライト2日間」ツアーを実施する。周遊チャーターフライトにフライトシミュレーター体験と羽田エクセルホテル東急での宿泊を組み合わせた、パイロット気分が楽しめる企画。

 フライトシミュレーター体験は、羽田エクセルホテル東急と「LUXURY FLIGHT羽田本店」に設置されているものを利用する。フライトシミュレーター体験のあとは、実機に搭乗して空の旅を楽しむ。

 チャーターフライトは、JAL国際線用のボーイング737-800型機を使用。機内ではフライトシミュレーター操縦を振り返りながら、当日のフライトがどのように行われるのか現役パイロットが操縦解説を行う。また、事前に募集した質問にも、当日パイロットが直接答えてくれる。

 なお、チャーターフライト前日には羽田エクセルホテル東急の滑走路側の部屋に宿泊。翌日のフライトへの旅情を盛り上げる。

 ツアー料金はビジネスクラスの窓側から並び2席が14万4000円(1人7万2000円)、エコノミークラスは窓側から並び3席2人利用で11万円(1人5万5000円)、窓側から並び3席3人利用は15万3000円(1人5万1000円)、窓側1席は6万5000円、通路側1席は5万6000円。

 申し込みは10月26日午後11:59まで。以降はキャンセル待ちを受け付ける予定。

会津トラベルサービスがファム 絶景×美食で誘客 「ここでしか味わえない」旅

2021年10月25日(月)配信

手作りバターをのせて、山野辺シェフが仕上げを

 会津トラベルサービス(木村洋介社長、福島県会津若松市)は9月29日、南会津の雄大な高原牧場を会場に、1日限りのアウトドアレストランで食事を楽しむ、「『ここでしか味わえない』旬の旨味【絶景】×【美食】ファムツアー」を開き、マスコミや観光事業関係者ら15人が参加した。

 取り組みは会津バスが受託した観光庁の「地域の観光資源の磨き上げを通じた域内連携促進に向けた実証事業(福島県沖地震等の風評対策)」を活用したもの。アウトドアレストランツアー「Food Camp(フードキャンプ)」を手掛ける孫の手トラベル(山口松之進社長、福島県郡山市)が企画協力した。

 今回の舞台は那須連峰の麓、下郷町にある金子牧場。標高約700㍍の酪農に適した高原地帯で、乳牛48頭、ジャージー牛12頭を飼育している。なかでもジャージー牛の生乳は全国的に生産量が少なく、乳成分が高くミネラルを多く含むのが特徴だ。牧場長の金子正彦さん案内で牛舎見学をしたあと、体験メニューとして人気の「バター作り」を楽しんだ。

牛舎を案内する金子さん

 ツアーの目玉は、生産者と共に食卓を囲むことで得られる「食の感動体験」。手作りバターもランチを彩る素材の1つとなった。5品のコース料理は、銀座や葉山で腕を振るい、現在は下郷町でフランス料理レストランを経営する山野辺宏シェフが担当。地元で採れた松茸がふんだんに入ったスープや奥会津牛のローストなどを堪能した。山野辺シェフは「青空の下で料理を提供するのは新鮮。楽しみながら協力しています」と、顔をほころばす。

 企画を担当した会津トラベルサービスで着地型旅行を企画する渡部実係長は「地域の連携を深めることで深掘りしたコンテンツを開発し、観光誘客につなげたい」と意気込む。今回と10月に実施するファムツアーでの声を受け、中身をブラッシュアップさせたい考えだ。