11月1~2日に富山空港で「航空ジャンク市」 昨年好評で今年も開催

2025年10月10日(金) 配信

2回目のジャンク市

 富山県富山市の富山空港で11月1日(金)、2日(土)の2日間、「航空ジャンク市in富山空港」が開かれる。昨年初開催で好評だったことから、今回はより内容を充実させて実施する。主催は富山空港ターミナルビルと豊富産業。

 航空部品や計器類などリサイクル品や航空関連グッズ、貴重な航空図など、愛好家必見のアイテムを多数販売する。

 また、同時開催で国際線ターミナル3階レセプションホールで航空ポスター展(全日本空輸所蔵)を行う。有料のフライトシュミレーター体験も用意する。

 開催時間は初日が午前10時~午後5時まで、2日は午前10時~午後4時まで。入場は無料。

10月11日から「津山建築祭2025」 岡山県県北エリアで初開催

2025年10月10日(金) 配信

城東町並み保存地区

 岡山県県北の美作国(みまさかのくに)エリアで10月11日(土)から、「津山建築祭2025」が開かれる。建築を人々の生活に欠かせない芸術の1つとしてとらえる建築の祭典として、「物語の街-津山から考える新しい建築」をテーマに初めて開催する。津山市の城東(城東伝統的建築物群保存地区)・津山洋学資料館・津山文化センターなど、歴史的建築物を中心に、12月7日(日)まで行う。

 津山藩は徳川将軍家の一族である親藩(しんぱん)大名のなかでも、とくに格式の高い「御家門(ごかもん)」であり、御三家に次ぐ格式を誇った。意匠を統一した修景事業に積極的に取り組む美しい建築の街で、徳川家康の末裔である松平洋史子氏が「美都(びと)」と命名したという。

 この美作国の中心だった津山の歴史的な空間から、奈義町、真庭市までを含めて、歴史や思想、哲学、デザインなどさまざまな角度から「新しい建築」を考える機会となることを目指す。

 初日の10月11日に、津山洋学資料館で開催式典を開く。午後1:30から式典をはじめ、基調講演や特別講演なども予定する。参加は入場無料、申し込み不要。

 また、津山市と連携し、同時期に開催されている「津山まち博₋津山まちじゅう体験博2025」(11月30日まで)の情報を津山建築祭の公式サイトで紹介している。

26年夏、関空の国際線出国エリアに「ユニクロ」開業 京阪ザ・ストア

2025年10月10日(金) 配信

ユニクロ関西国際空港店(仮)パースイメージ

 京阪ザ・ストア(達川俊夫社長、大阪府大阪市)はこのほど、関西国際空港の第1ターミナル国際線出国エリアに「ユニクロ関西国際空港店(仮)」を出店すると発表した。開業は2026年夏ごろを予定している。店舗面積は約36坪。

 同社はファーストリテイリングとの事業提携契約に基づき、2006年3月の「ユニクロ京阪守口店」の開業から、駅ナカや地下街など5店舗の運営を行っている。

 関空での展開により、ユニクロのシンプルで機能性の高い商品を世界中に発信していきたいとしている。

【旅行新聞 創刊50周年メッセージ】 日本秘湯を守る会 会長 星 雅彦 氏

2025年10月10日(金) 配信

 本紙は今年、創刊50周年を迎えた。共に歩みを重ねてきた観光関係団体や提携紙のトップから、これまでの労いや今後への期待を込めたメッセージをお寄せいただいた。順不同で紹介する。

                    ◇

宿の文化性高める紙面を

日本秘湯を守る会 会長 星 雅彦 氏

 御紙創刊50周年にあたり、心よりお慶び申し上げます。また、長年にわたり社会情勢と共に変化する旅行業界の動きを的確に捉え、最新の情報提供をし続けてこられた御紙の功績は大きいものであると思います。

 我われ、日本秘湯を守る会もおかげさまで昨年50周年を迎えることができました。その間宿を取り巻く自然や温泉、山の文化やその原風景と共存しながら時代が変わっても変わらないもの、変えてはならないものを守り続けて参りました。折りに触れ、御紙には当会を情報発信していただき、ここに御礼申し上げます。

 近年、旅行者のニーズはさらに多様化し、宿泊を受け入れる側の形態もさまざまに変化しています。そんななかでも、今まで御紙がそうであったように、日本の宿の文化性を高めるような紙面を、これからも作り続けていただくことを望んで止みません。末筆ながら、貴社のますますのご発展と社員の皆様のご健勝を祈念申し上げます。

【第50回旅館100選】長野県・湯田中温泉 「一茶のこみち 美湯の宿」

2025年10月10日(金) 配信

周囲の山々を見渡せる岩露天風呂

湯にこだわり湯守りが繋いだ開湯1300年の歴史の湯

 信州を代表する湯処、湯田中の高台に建ち、周囲に北信五岳や北アルプスが広がる自然豊かな美しい眺望に恵まれた「一茶のこみち 美湯の宿」。かの小林一茶も愛した1300年の歴史を誇る名湯を含め、3つの源泉を有する贅沢な源泉掛け流しの温泉が自慢の宿だ。

露天風呂付客室「一茶の間」
部屋タイプは和室、和洋、露天風呂付とさまざま

 こんこんと湯が溢れる大浴場と露天風呂は、専任の湯守によって1日中湯量や温度が徹底して管理されている。露天風呂で清々しい信州の風を感じながら心地良い湯に浸かれば、心も体もほぐれるだろう。

外観は一茶にちなんだ抹茶色
夜の正面玄関
信州の旬の素材を使った和会席

 楽しみな夕食は、信州の旬の山の幸や、千曲川の清流が育んだ天然の川魚などを会席でいただける。また、長野県独自の基準をクリアした長野県産トップブランドの牛肉「信州プレミアム牛」も用意されており、好みに合わせた調理方法で提供してくれる。

湯田中を一望できる屋上貸切露天風呂
外湯「湯田中大湯」

湯田中温泉 外湯めぐりのススメ

 開湯1300年以上も歴史ある湯田中温泉。温泉街にはたくさんの共同浴場があり、当館の宿泊者も近隣の共同浴場が利用できる。なかでも一番のオススメは全国共同温泉番付にて東の横綱にも選ばれた「湯田中大湯」。中に入れば、タイムスリップしたような気分で湯田中温泉の歴史に思いを馳せながら極楽気分を満喫できる。

 

交通:《車》上信越自動車道 信州中野ICから国道292号を志賀方面へ約20分、P35 台(無料)
   《電車》JR北陸新幹線 長野駅から長野電鉄 湯田中駅より徒歩約10分※送迎有
チェックin15:00 out10:00
食事:《夕・朝食》宴会場
部屋:全46室
風呂:男女別大浴場各1、男女別露天風呂各1、屋上貸切露天風呂
泉質:弱アルカリ性単純泉
料金:1万2,000円~3万3,000円

〒381-0401 長野県下高井郡山ノ内町平穏2951-1
☎0269(33)4126 FAX0269(33)3800
https://yudanakaview.co.jp/
Wi-Fi:使用可 外国語対応:英・中・台

 

 

 ※この記事は、旅行新聞新社主催「第50回プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」に選出された施設で、書籍「2026年度版 プロが選んだ日本のホテル・旅館100選&日本の小宿(BEST100 HOTELS&RYOKANS IN JAPAN)」(自由国民社)に収録されている内容を紹介しています。

ノルウェージャン、ハワイ4島クルーズを紹介 ハワイアン航空でシームレスな旅を

2025年10月9日(木) 配信

(左から)坂口氏と矢島氏

 米国のクルーズ会社、ノルウェージャンクルーズライン(矢島隆彦日本地域代表)は10月9日(木)、東京・表参道で報道関係者向けに同社のハワイ4島クルーズを紹介する発表会を開いた。パートナーシップを結んでいるハワイアン航空の坂口暢日本支社長も招き、日本から「Fly&Cruise(フライ&クルーズ)」でシームレスに楽しめるハワイ旅をアピールした。

 日本の2024年のクルーズ人口は22万人とコロナ後順調に回復しており、政府は2030年までに日本のクルーズ人口を100万人まで拡大する目標を掲げている。そのなかで、クルーズ関連の露出が増え、一般消費者が目にする機会も増加している。

 矢島氏によるとクルーズへの関心は高まっており、説明会などにも多数の人が集まる一方、日本人はクルーズに対し、「高額で長期間必要なのでは」という印象を持っているという。「クルーズ人口増加のため、一週間から行くことができ、料金も安いと発信している。クルーズへの偏った印象を払拭したい」と語る。

 同社は1966年にノルウェーで生まれた会社で、現在は米国のマイアミに本拠地を置く。船舶は20隻を保有しており、来年には21隻目がデビューする予定だ。世界の多種多様な表彰を受けていることや、豊富なエンターテインメントプログラム、ドレスコードがない自由なフリースタイルクルージングを強みとしている。

 また、米国で唯一、ハワイの島を巡ることを許可されているクルーズ会社で、ハワイ4島クルーズは毎週土曜日にホノルルを「プライドオブアメリカ」号で出航し、オアフ、マウイ、ハワイ、カウアイを巡り、次の土曜日にホノルルへ帰港する。「1年ほど前から問い合わせが始まり、半年前に予約が入る」(矢島氏)という人気の航路で、現在は年間400~500人の日本人が乗船している。

 料金は需要により変動するが矢島氏によると、目安は「3000ドルから」。一回の定員は2186人で、客室数は1109室。最も多い乗客は米国籍だが、船内には日本人スタッフが乗船していることも多く、レストランなどのメニューは日本語表記が用意されているので安心だ。

 矢島氏は「ハワイは日本人にとって魅力的な地。海からのハワイもぜひ見てほしい。より多くの人にまだ日本人が知らない、ハワイの新しい魅力を広めたい」と意気込んだ。

 ハワイアン航空の坂口氏は同社が掲げるコンセプト「乗った時から、ハワイがはじまる」に触れたうえで、「ハワイからハワイへシームレスな旅を提供できる。憧れの旅へ日本人のお客様をお連れできることを嬉しく思う」と喜んだ。両者は今後も協力してハワイへの送客に努めていく考え。

日本旅行×WOWOW×イノベーションパートナーズ 「複住旅」第1弾は「嬉野の本物に出会う旅」

2025年10月9日(木) 配信

 日本旅行(吉田圭吾社長)は、WOWOW(山本均社長)、イノベーションパートナーズ(本田晋一郎社長)と連携し、参加者が地域との関係を育む体験型ツーリズム「複住旅(ふくじゅうたび)」を開始する。

 第1弾は、佐賀県嬉野市を舞台に、和多屋別荘に宿泊し、嬉野茶や温泉、陶芸などの伝統文化に触れながら、地元の人々と交流できる着地型体験ツアーを設定した。

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 商品名は「嬉野の本物に出会う旅 3日間」(長崎空港、または嬉野温泉駅発着)。11月11日~2026年2月26日出発とし、旅行代金は大人1人当たり30万3600円(2人1室利用)など。10月10日から売り出す。

 複住旅とは、「観光以上、移住未満」。地域との“ゆるやかな関係”を育む、新しいライフスタイル型の旅。旅の目的地がやがて自分の「居場所になる」ような旅の提案を、3社がそれぞれのノウハウを掛け合わせ提案していく。

 

「世界で最も魅力的な国」 日本が3連連続1位に(コンデナスト・トラベラー米国版)

2025年10月9日(木) 配信

 高所得者層を中心とした読者を持つ大手旅行雑誌「コンデナスト・トラベラー」(米国版)が2025年10月7日(火)に発表した、読者投票ランキング「リーダーズ・チョイス・アワード」において、「世界で最も魅力的な国」として、日本が3年連続で1位に選出された。

 また、人口50万人以上の大都市部門「世界で最も魅力的な大都市」では、東京が2年連続1位、京都は2位に選出された。

 同誌英国版では、魅力的な国として日本は3位、魅力的な都市では東京が2位に入った。

 この結果を受けて、日本政府観光局(JNTO)の蒲生篤実理事長は「大変光栄に思う」と述べ、「米国・英国からの訪日客数が過去最高を記録するなか、今後も日本各地の魅力を世界に向けて積極的に発信し、持続可能な観光の実現に努めていく」とコメントしている。

 米国版の「世界で最も魅力的な国」トップ10は、①日本②ギリシャ③ポルトガル④イタリア⑤スペイン⑥トルコ⑦アイルランド⑧クロアチア⑨フランス⑩カナダ――順。

 米国版の「世界で最も魅力的な大都市」トップ10は、①東京②京都③ケープタウン④シンガポール⑤ソウル⑥パリ⑦バンクーバー⑧エディンバラ⑨モントリオール⑩プノンペン――の順。

10月12~13日に立川立飛で鉄道模型イベント 台湾グルメイベントも同時開催

2025年10月9日(木) 配信

乗車型ミニ鉄道を制作する高校生が集結

 東京都立川市の多摩モノレール・高松駅前で10月12日(日)~13日(月・祝)に「立川立飛 乗車型鉄道模型イベント2025」が開かれる。子供たちに「ものづくり」や「工業」、「技術」への興味・関心を持ってもらいたいと、乗車型ミニ鉄道を制作している高校生が一堂に集まる。

 ステージコンテンツでは、銚子電気鉄道社長の竹本勝紀氏や鉄道マニアの南田裕介氏らのトークショーのほか、大道芸などのパフォーマンスが披露される。鉄道ブースは多摩モノレールや銚子電鉄などが出展する。また、今回協力する学校は桐蔭学園中等教育学校と同高等学校、白梅学園清修中高一貫部、普連土学園中学校・高等学校、佼成学園中学校・高等学校。

 さらに、今回は「台湾屋台祭2025in立川立飛」も同時開催する。本場の台湾の味と雰囲気が味わえるグルメイベントで、約10軒の屋台が並ぶ。

 鉄道イベントは12日が午前11時~午後5時まで、13日が午前10時~午後4時まで。グルメイベントは12日が午前11時~午後8時まで、13日が午前10時~午後7時まで。いずれも入場は無料。

2026年度内定者にZenkenの留学支援と語学研修を導入 星野リゾート

2025年10月9日(木) 配信

 星野リゾート(星野佳路社長、長野県・軽井沢町)は2026年度採用内定者に対し、Zenken(林順之亮社長、東京都港区)が提供する「留学支援」と「法人向け語学研修」を導入する。Zenkenがこのほど発表した。同社は2014年から星野リゾートの内定者に留学支援を行っており、今後もこれまでの語学教育の経験から増加する訪日外国人への接客力向上に貢献していきたい考え。

 星野リゾートは4月と6月、10月、2月と年4回の入社時期を設けており、内定者は自分の裁量で入社時期を選択できる。Zenkenはこの入社までの期間で海外留学を希望する人に向け留学斡旋を行っており、過去の経験者からは、将来のキャリア形成における重要な契機になったという声が寄せられているという。

 また、入社前に語学力を高めるための研修として、企業向けのオンライン英会話「リンゲージスピーク」で、接客業に特化した「おもてなし英会話」コースを用意している。同コースは入門編もあり、ホテルやレストランなど6つのパートを備えてすぐに使える接客英語を学べるのが特徴。Zenkenは「ホテル業務に必要なフレーズをすべて網羅したおもてなし英会話4カ月コースは、内定者のみならず既存社員にも推奨している」とし、広く宿泊業界にアピールしている。