旅行代理店「B&T」(東京都)、破産手続き開始決定受ける(帝国データバンク調べ)

2026年2月24日(火) 配信

 B&T(東京都港区)は2月4日(水)、東京地裁から破産手続き開始決定を受けた。帝国データバンクによると、負債は約4000万円。破産管財人には、弁護士が選任されている。

 同社は2011(平成23)年12月に設立された旅行代理店。旅行会社で勤務した代表の経験を生かし、主にインドやネパール、スリランカへの海外旅行・出張の手配や、インドビザの取得代行などを旅行業者から受託していた。

 コロナ禍では、海外旅行の需要が大きく落ち込んだものの事業を立て直し、25年5月期には年間売上高約8000万円を計上していた。

 しかし、25年8月に営業を担っていた代表が死亡したことで、26年5月期の年間売上高は大きく減少して赤字に転落する見込みとなり、事業の継続を断念。帝国データバンクによると、「25年10月末に従業員を解雇し、事業を停止していた」という。

HIS、海外旅行大感謝祭開催へ 3月7~8日に五感で楽しみ魅力の再発見促す

2026年2月24日(火) 配信 

感謝祭のイメージ
 海外旅行の魅力を五感(見る・聴く・食べる・体験する)で楽しみながら再発見してもらおうと、エイチ・アイ・エス(HIS、澤田秀太社長)は3月7日(土)~8日(日)、新宿住友ビル三角広場(東京都新宿区)で第6回「HIS海外旅行大感謝祭」を開く。
 
 HIS大感謝祭は、政府観光局や航空会社、専門家と共に、旅の魅力を再発見できるイベントとして2023年から開催してきた。今回は世界各地の魅力を紹介し、海外への航空券やホテル宿泊券などの抽選も行う説明会を実施。また、テーマごとに各国の最新情報やグッズを販売する出展ブースも設ける。
 
 また会場内の「LeaLeaハワイ食堂」では、日本未出店の現地人気店「Pioneer Saloon」が出店する。観光客はじめ、現地の人からも絶大な支持を得るプレートランチを日本人の味覚にアレンジして提供。さらに、ハワイ定番の「MASA’S MALASADA」や「Wow Wow Hawaiian Lemonades」も出店する。
 
 ASOBI・ワールド・ツアーでは世界のスポーツやゲームを体感できるエリアとして、アメリカで人気のスポーツ「ピックルボール」や、韓国の伝統的な遊び「トゥホ(投壺)」など、世界各国の多彩な遊びを用意する。
 
 また、約400基のランタンを浮かび上がるスカイランタンイベントを開催。参加する際の料金は、ランタン1基当たり1000円。
 
 各ブースを巡るスタンプラリー企画も実施。 会場内すべてのスタンプを制覇した人は、特典として海外ホテルのペア宿泊券などを賞品として用意している「巨大ガチャ」に参加できる。同感謝祭への入場料は無料となっている。

2月もANAにキュン! ANA Xが今月のキャンペーン内容発表

2026年2月24日(火) 配信

今月は28日の開催

 ANA X(神田真也社長、東京都中央区)はこのほど、2月28日(土)に開催する「ANAにキュン!」のキャンペーン内容を発表した。毎月29日はANA(全日本空輸)感謝の日と位置づけ、月替わりで旅行から日常のさまざまなサービス企画を実施しているが、2月は28日までのため、前日に行う。今月は、ゴールデンウイーク(GW)を対象とした国内線航空券のセールなどを実施する。

 「ANA SUPER VALUE SALE」は5月2~6日のGW期間を対象に、国内航空券が通常よりお得に予約できる。一例として、羽田―新千歳間が1万1220円~など。

 ANAトラベラーズは、国内ダイナミックパッケージでGWにも使える最大2万円分の会員限定割引クーポンとANAにキュン!プランを用意する。海外旅行は、GWや夏休みにも使えるダイナミックパッケージ用の最大10万円分の割引クーポンを用意する。

 ライフサービスはANA Mallで対象商品をキュン!の日限定の特別価格で提供するほか、A-styleでは人気のワインやグルメ、オリジナルグッズを最大31%オフで販売する。また、7000円以上の購入で1000円割引クーポンを用意する。

 今月は上記含め11企画を実施する。販売期間は2月28日の午前零時~午後11:59まで。2月27日午後3時に本番の「ANAにキュン!」サイトがオープンする。

中部国際空港、アジア・アジアパラ競技大会とパートナーシップ契約結ぶ

2026年2月24日(火) 配信 

第20回アジア競技大会マスコット「ホノホン」

 中部国際空港(籠橋寛典社長、愛知県常滑市)は2月16日(月)、愛知・名古屋アジア・アジアパラ競技大会組織委員会と、第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)、第5回アジアパラ競技大会(同)におけるパートナーシップ契約を結んだ。同大会の公式空港として、館内装飾などの機運醸成に取り組み、受入態勢を整えていく。

 同社は、愛知・名古屋で開かれる今回の大会が自社の存在意義を体現し、次の未来へ向けて進化するための重要な機会と捉える。アジア各国の選手や関係者、観客を安全安心、快適に迎え、地域とともに大会を盛り上げることで、中部の魅力発信と航空ネットワークのさらなる成長につなげていくとしている。

 各大会の開催期間は、第20回アジア競技大会が9月19日(土)~10月4日(日)、第5回アジアパラ競技大会が10月18日(日)~24日(土)。主会場は、名古屋市瑞穂運動場公園陸上競技場。

阪急交通社が小樽市と災害協定結ぶ 日本有数の観光都市を守る対策強化

2026年2月24日(火) 配信

阪急交通社・中西靖典取締役執行役員(左)、小樽市・迫俊哉市長

 阪急交通社(酒井淳社長、大阪府大阪市)は2月20日(金)、北海道小樽市(迫俊哉市長)と災害時の対応に関する災害協定を結んだ。阪急交通社は、日本の近代化を支え、日本遺産にも登録されている、日本有数の観光都市の小樽市へ今後も各地から誘客をはかるとともに、同市を守るための災害対策に貢献していきたい考え。

 道内で人口9位の小樽市では、「自助」「共助」「公助」の連携による総合的な防災対策が行われている。地形的に坂道が多く、海に近いことから、地震や津波、土砂災害のほか、冬季の雪害を重点的に考慮した防災計画に基づいて大規模災害に備えている。

 一方、阪急交通社は2024年4月に自治体の災害支援を行うDHATを発足させ、危機管理への取り組みを強化しており、現在全国の自治体と災害協定を結んでいる。こうしたことから、2者間で災害協定を締結し、さらなる防災対策を講じる。

 具体的な連携・協力に関する内容は①避難施設および要介護者一時避難施設などの開設・運営に関する事項②宿泊施設や移動用車両などの手配に関する事項③人員、物品および器材などの手配に関する事項④緊急コールセンターに関する事項⑤災害ボランティアセンター開設・運営に必要な人員・資材などの手配に関する事項⑥そのほかの協議により必要と認められる事項――の6項目。

角屋(新潟県三条市)、破産手続き開始決定受ける(帝国データバンク調べ)

2026年2月24日(火) 配信

 角屋(大野信一代表、新潟県三条市)は2月16日(月)、新潟地裁三条支部に自己破産を申請し、翌17日に破産手続き開始決定を受けた。帝国データバンクによると、負債は約6億円。

 破産管財人には、弁護士が選任されている。

 同社は1897(明治30)年創業、1973(昭和48)年7月に法人改組された。三条市内で結婚式場「ザ・ガーデンテラスおゝ乃」および割烹「餞心亭(せんしんてい)おゝ乃」の運営を手掛け、2001年6月期には年間収入高約7億9100万円を計上していた。

 しかし、近年は冠婚葬祭の小規模化が進んだことで客単価が下落傾向で推移。さらに法人や団体客による会合の低価格化が進み、開催件数も減少していた。新型コロナの影響も加わり、21年6月期の年間収入高は約1億1800万円に落ち込んだ。

 「コロナ関連融資の返済が重荷となっていたなか、法人需要は回復せず、スポンサー交渉も奏功しなかった」(帝国データバンク)ことから、26年2月16日付で事業を停止した。

三陸復興国立公園協会がキャラバン 宮古市災害資料伝承館など紹介

2026年2月24日(火) 配信

本紙には宮古市の関係者が来社

 青森県八戸市から宮城県石巻市までの沿岸自治体などで構成する三陸復興国立公園協会(事務局=岩手県宮古市)はこのほど、東京都内の旅行会社やマスコミへのキャラバンを実施、本紙には2月20日(金)に宮古市の関係者らが来社し、PRを行った。

 それによると宮古市の田老地区に昨年6月「宮古市災害資料伝承館」が、大槌町に同8月「鎮魂の森あえーる」が完成、東日本大震災の記憶を後世に伝え、追悼する場所としての役割が期待されている。

 また、宮古の景勝地・浄土ヶ浜を海上から堪能できる「みやこうみねこ丸」は、双胴船のため横揺れに強い構造。2階のオープンデッキからは360度の眺望が楽しめる。発着場所は浄土ヶ浜と宮古港の出崎ふ頭。乗船時間10分の片道コースと湾内周遊の30分コースがある。

 さらに岩手の沿岸部を走行する路線総延長約163キロの三陸鉄道ではさまざまなラッピングトレインや震災学習列車、そして季節ごとのイベント列車を運行するほか、久慈駅や宮古駅、釜石駅、盛駅では積み込み用の弁当も用意している。このうち、盛駅では昨年10月から新作の「三陸海鮮ミルフィーユ丼」「濱焼売弁当」の販売も開始した。

「もてなし上手」~ホスピタリティによる創客~(181) 利用者はどんなイメージを私たちに持っている? イメージは重要な財産

2026年2月23日(月) 配信

西川丈次のもてなし上手

 利用者がタクシー乗務員に対して抱いているイメージの一つに、「地域の美味しい店をよく知っている」というものがあります。毎日、同じエリアを走り続けているのがタクシー乗務員です。住宅街の奥や細い路地、商店街の裏通りまで把握している存在は、地域の中でも決して多くありません。そのために利用者は「タクシー乗務員は、良い店を知っているはずだ」と思っているのです。

 一般的な会社員であれば、昼食は事務所近くの限られたエリアで取ることがほとんどですが、タクシー乗務員は違います。昼時になっても事務所に戻らず、営業の合間に食事を取る生活が日常です。待たされず、価格も手ごろで、しかも美味しい。そうした条件を満たす店を日々の中で自然と見つけているのです。

 このイメージは、長い歳月の中で定着してきました。その象徴とも言えるのが、テレビ番組「タクシー運転手さん 一番うまい店に連れてって!」ではないしょうか。人気店でありながら、この時間帯なら比較的空いている、そんな店側の事情もタクシー乗務員なら日々の営業の中で観ているのです。視聴者はそこにプロの目線を感じているのです。

 ところが、現場の乗務員の声に耳を傾けると、実情は必ずしもそのイメージ通りではありません。「昔は色々な店に行ったが、今は余裕がない」「最近は道中のコンビニで弁当やおにぎりを買って済ませることが多い」といった声も少なくありません。自宅から弁当を持参する乗務員も増えています。

 つまり、利用者が抱くイメージと、実際の行動との間にはギャップが生まれています。しかし私は、ここにこそ大きな可能性が眠っていると考えています。重要なのは「本当にどれだけ店を知っているか」ではなく、「利用者がそう思っている」というのが事実であり、イメージは非常に重要な財産でもあります。これがブランド力でもあります。

 私たちの地域や企業に、利用者がどのようなイメージを持っているのか? サービス業である私たちには、「人」に対するイメージが大きな要素となります。ほんの些細な一言の声掛けが「なんて親切なところだ」というイメージを創り出すのです。

 目の前のお客様に対して業務上に必要なこと以外で、どのような会話をしていますか?これを現場に任せていてはいけません。慣れていない新しいスタッフであっても勇気を出して声掛けをするためには「このような方には、こうした言葉を掛けましょう」という会話集を用意して、声を出しての読み合わせが非常に有効的です。やってみて身に着けることで利用者に良いイメージを持ってもらえるようにしましょう。

 

コラムニスト紹介

西川丈次氏

西川丈次(にしかわ・じょうじ)=8年間の旅行会社での勤務後、船井総合研究所に入社。観光ビジネスチームのリーダー・チーフ観光コンサルタントとして活躍。ホスピタリティをテーマとした講演、執筆、ブログ、メルマガは好評で多くのファンを持つ。20年間の観光コンサルタント業で養われた専門性と異業種の成功事例を融合させ、観光業界の新しい在り方とネットワークづくりを追求し、株式会社観光ビジネスコンサルタンツを起業。同社、代表取締役社長。

埼玉県旅行業協会、3月5日(木)業務懇談会開く

2026年2月22日(日) 配信

 埼玉県旅行業協会(浅子和世会長)は3月5日(木)午後12時45分から、「大宮 清水園」(さいたま市)で業務懇談会を開催する。

 当日は、「大宮 清水園」の清水志摩子社長が「観光と飲食業との関わり」をテーマに講演する。さらに、旅行会社と受入施設とのセールス会も行う。

酒蔵の復興願う「輪島の地酒ぜりい」発売へ 柚餅子総本家中浦屋

2026年2月21日(土) 配信

地酒をかけて食べるのもおすすめ

 石川県輪島市の和菓子店、柚餅子総本家中浦屋(中浦政克社長)は2月25日(水)から、輪島の地酒を使ったゼリー「輪島の地酒ぜりい」を売り出す。酒蔵の復興を願う新商品。

 同商品は、輪島の地酒と能登の塩を使った和風ゼリーで、優しい甘さとほどよい塩味が調和した一品。そこに地酒を加える斬新な食べ方も提案する。使用する地酒は3蔵の「奥能登の白菊」「金瓢白駒」「能登末廣」。

 令和6年能登半島地震で輪島の酒蔵は甚大な被害を受けたが、酒蔵が使えなくなった蔵元は市外の蔵元仲間の協力で仕込みを行い、自社ブランドを継承するために努力をしているという。新商品は、輪島の地酒が再び力強く復活することを願って生まれた和風スイーツ。カップ酒のデザインで、親しみを持ってほしいとの想いを込めて開発した。

 1個540円、3個入りで1836円。金沢駅の土産店のほか、オンラインショップでも購入できる。なお、製造過程でアルコールは蒸発しており、ノンアルの地酒ゼリーに仕上がっている。