阿蘇くまもと空港―菊池市を直結 予約制相乗りタクシー運行

2026年9月2日(水)配信

 熊本県菊池市、熊本国際空港、移動サービスを手掛けるNearMe(ニアミー)の3者は9月1日(火)から、阿蘇くまもと空港と菊池市内を結ぶ予約制の送迎サービスを開始した。空港から菊池市へのアクセスを強化し、同市への誘客と宿泊・周遊を促進する。予約制の相乗りタクシーを活用した実証事業で、指定する市内29カ所を発着地とした場合、クーポンコードの利用で通常料金の半額となる。

 新サービスは、阿蘇くまもと空港と菊池市内をそれぞれ発着地として設定。利用者は専用サイトから希望乗車時刻の1時間前までに予約し、配車されたタクシーに乗車する。料金は移動距離などに応じて設定され、相乗りの場合は走行予定ルートや相乗りの有無などを基に事前に確定する。相乗り人数に応じて、通常のタクシー利用より割安となる仕組みだ。

 さらに、菊池市内の宿泊施設など指定29スポットを乗降ポイントに設定し、予約時にクーポンコードを入力すると運行料金が半額になる。クーポンの利用は上限に達し次第終了。予約期限、乗車期限とも2027年1月31日までとしている。

 菊池市の江頭実市長は「地震の影響で観光業は大変厳しい状況の直面している。空の玄関口である阿蘇くまもと空港から移動しやすくなることは、本市への誘客のみならず、阿蘇をはじめとした周辺地域への新たな周遊の動きを生み出す力になる」と期待を示している。

ビオスの丘で「らんの花祭り 秋」、約1万輪のデンファレが亜熱帯の森彩る

2026年9月2日(水) 配信

デンファレが園内を彩る

 沖縄県うるま市の自然体験型施設「ビオスの丘」は9月12日(土)から11月30日(月)まで、「らんの花祭り 秋」を開催する。期間中は白やピンク、紫などラン科に属するデンファレ約1万輪を亜熱帯の森に展示し、秋季限定の景観を演出する。

 園内の「花織コーナー」では「デンファレ大感謝フェア」も実施する。デンファレの花付き3株を購入すると苗1株を進呈するほか、デンファレギフトを10%引きで販売。さらに、同コーナーで3000円以上購入した来園者にはデンファレ苗1株をプレゼントする。

 体験プログラム「デンファレ3株寄せ植え体験」も設定。通常は一般公開していない植物育成温室を見学したあと、花付きのデンファレ3株を使って寄せ植えを制作する。温室見学では、植物の専門スタッフがデンファレの生育に必要な光、水、風、肥料のバランスや日常の手入れ方法を解説。寄せ植えでは高さや花の向き、全体のバランスなどをスタッフがサポートするため、初心者も参加できる。完成品は持ち帰り可能で、ラッピングや配送にも別途対応する。

 体験は期間中の毎日、午前10時と午後2時に実施。料金は4950円で予約制。所要約60分。

 営業時間は午前9時から午後5時30分。入園料(湖水観賞舟付き)は大人(中学生以上)2200円、子供(4歳~小学生)1100円。

HIS、2027年国際園芸博覧会(GREENxEXPO 2027)入場券付ツアー発売 新宿や名古屋、福岡など発着

2026年9月2日(火) 配信 

ツアーのイメージ

 エイチ・アイ・エス(HIS、澤田秀太社長)は8月31日(月)、2027年3月19日(金)から神奈川県横浜市で開催される「2027年国際園芸博覧会(GREENxEXPO 2027)」の入場チケット付ツアーを売り出した。

 同社はGREENxEXPO 2027のテーマである「幸せを創る明日の風景」や持続可能な社会を目指す理念に賛同し、「機運醸成プロジェクト」のプラチナパートナーとして、国内外に向けた認知拡大と開催に向けた機運醸成に取り組んでいる。

 ツアーは新宿と横浜、名古屋から出発する日帰りツアーと伊丹と神戸、関西、新千歳、福岡発着の飛行機利用ツアーを用意。このうち、新宿駅を発着する日帰りバスツアーは、新宿駅を午前7時40出発に出発し、9時30ごろに会場に入場。午後4時30分に出発するバスで乗車し、新宿駅に午後5時40分ごろ帰着する。

 伊丹空港または関西空港を出発する3日間の飛行機利用ツアーは、日本航空(JAL)を利用して羽田空港へ移動する。搭乗便は利用者が選ぶ。空港到着後は自由行動となり、23区内のホテルに宿泊。帰路は羽田空港を出発し、伊丹空港または関西空港に帰着する。

 同社は、入場チケット付きツアーのHISオリジナル特典として、会場内で推奨されているマイボトルとして給水スポットでの水分補給に活用できるコンパクトボトルや、花入りキーホルダー、休憩などで使用可能な手提げ付きレジャーシートをプレゼントする。

 今後は、海外拠点のネットワークを活かした訪日外国人向けツアーの造成を進め、世界中から「GREENxEXPO 2027」への集客・賑わい創出に貢献していく。

おおさか堺バルーン、9月19~22日に夜間運行 世界遺産エリアを約100m上空から

2026年9月2日(水) 配信

夜間運航時の「おおさか堺バルーン」

 大阪府堺市の大仙公園内で観光気球「おおさか堺バルーン」を運営するアドバンス(辻隆社長、兵庫県豊岡市)は9月19日(土)~22日(火・祝)の4日間、夜間運航を実施する。同園の日本庭園で開催される夜間イベント「観月の灯」(9月19~22日)、LEDランタンを打ち上げるイベント「サンクスランタン2026」に合わせて実施するもので、世界遺産に登録されている百舌鳥・古市古墳群エリアを望む堺の夜景を、最大約100メートルの上空から楽しめる。

 おおさか堺バルーンは、地上とロープでつないだ係留型のガス気球に乗り込み、最大約100メートルまで上昇する体験型アトラクション。上空での体験時間は約10~13分、受付から下車までの所要時間は約30分。

 料金は大人4200円、子供3000円。ウェブ割で大人4000円、子供2800円となるほか、堺市民向けの割引もある。予約優先で、各日の予約受付は「利用日の10日前の午前零時」から開始する。当日受付枠も設けるが、予約状況により受け付けない場合がある。

 バルーンはフランス・エアロフィル社製の係留気球を使用。天候や風況を厳格に判断した上で運行し、気象条件によっては運休となる。当日の運行可否については公式サイトやSNSでの確認を呼び掛けている。

ウェスティン北海道富良野リゾート、2029年夏開業へ 195室を計画

2026年9月3日(水) 配信

外観イメージ

 マリオット・インターナショナルと積水ハウス、パシフィカホテルズは2029年夏、北海道富良野市に「ウェスティン北海道富良野リゾート」(北海道富良野市1976番3ほか5筆)を開業する。積水ハウスが事業主としてマリオットの「ウェスティン」ブランドで展開し、パシフィカホテルズが運営する。

 同ホテルは鉄骨造の地上9階、地下1階で、延床面積は約1万7000平方メートル。客室は195室を設ける計画で、富良野でのウェスティンブランド初展開となる。

 施設にはレストランやバー、ロビーラウンジ、カフェ、ベーカリー&パティスリーを整備する。フィットネス、スパ、大浴場、ビジネスイベントなどに対応するファンクションルームも設ける見込み。客室には高速Wi-Fiやウェルネスアメニティを備える予定。

 積水ハウスは北海道各地で展開する「フェアフィールド・バイ・マリオット道の駅ホテル」とも連動させ、富良野を起点に北海道各地を巡る旅行と地域観光の発展につなげる考えだ。

秩父地域1市4町で観光まちづくり 「Let’s秩父!」始動

2026年9月2日(水) 配信

 秩父地域おもてなし観光公社(清野和彦代表理事、埼玉県秩父市)はこのほど、秩父市、横瀬町、皆野町、長瀞町、小鹿野町の1市4町で観光まちづくりに取り組むプロジェクト「Let’s秩父!」を発足した。9月28日(月)には、観光事業者向けの第1回講座を開く。

 「Let’s秩父!」は、2026年に秩父地域全体で初めて策定した「秩父地域観光基本計画」(26~30年度)をもとに、住民、事業者、行政、観光客が参加して具体的な行動につなげる取り組み。1市4町を一つの観光地域として捉え、地域全体で観光の方向性を共有する。掲げる観光ビジョンは「何度でも訪れたくなる、心やすらぐ『第二のふるさと』」。

 取り組みでは、観光事業者向け情報ポータルサイトとメルマガを開設するほか、秩父の観光情報やイベントを扱う地域メディアを準備する。歴史、文化、地形を学ぶ連続講座も開き、第1弾は秩父札所をテーマに全4回で実施する。

 ポータルサイトとメルマガは観光事業者向けの登録制で、登録開始は2026年9月を予定する。第1回講座「岩と水と観音さま―地形がつくった秩父札所―」は、9月28日(月)に観光事業者を対象として開催予定。今後は事業者向け勉強会も開く。

九州産交ランドマーク、熊本市で台湾祭2026開催 夜市グルメの実演調理のほか、復興も支援へ

2026年9月2日(火) 配信 

過去の台湾祭のようす

 九州産交ランドマーク(渡邉晋司社長、熊本県熊本市)は10月30日(金)~11月3日(火)まで、熊本市の花畑広場で「KUMAMOTO台湾祭2026」を開く。今回は「台湾祭だからこそできる支援と発信がある」という考えのもと、日台の深い絆を
感じられる空間を創出する。

 同イベントは2023年の初開催以来、日台文化交流の場として親しまれ、昨年には11万5000人以上が来場した。第4回となる本年は動員目標13万人を掲げる。

 会場では、地震直後から温かい支援を寄せた台湾人へ感謝メッセージを伝えるボードの設置やSNSを通じた感謝動画の発信などを実施する。さらに、震災後の熊本の姿と変わらない魅力を発信。「食・文化・観光」の体験を通じ、熊本の再訪を促す。県内の被災地域から約6ブースが出店し、地元の特産品やグルメなどの販売を通じて、地域の魅力発信と復興の後押しにつなげる。

 今年は全約60店舗の出店を予定。このうち、台湾現地から約10店舗が来日し、出店。小籠包、魯肉飯、大鶏排などの定番の夜市グルメの実演調理を行う。さらに、台湾茶やレトロ雑貨、夜市ゲームなどが実施される。

 期間中の夜には、光と音のショー「KUMAMOTOLight of Hope」も開く。サクラマチに飾られた提灯と音楽が同期して光り輝く特別な空間演出を展開する。昼には、台湾の民俗芸能集団「杰鑫宗(ジェイシンゾン)」らが本格民俗芸能を披露する。

商船三井クルーズ、星空楽しめる宿認定で三ツ星取得 クルーズ船で初

2026年9月2日(水) 配信

ロゴマークと船上で開催した星空観測会のようす(2026年7月9日)

 商船三井クルーズ(向井恒道社長、東京都千代田区)が運航するクルーズ船「MITSUI OCEAN FUJI」は7月21日(火)、「星空を楽しめる宿認定制度」で最上位の三ツ星を取得した。クルーズ船カテゴリーでの認定取得は同制度で初となる。

 認定制度は、日本旅行総合研究所が宿泊施設の設備、接客、周辺環境などを審査し、星空の専門家による評価を踏まえて、星空を楽しめる環境が整った宿を認定するもの。今回、日本旅行総合研究所は海上から遮るもののない360度の星空を楽しめる点などを評価した。

 同船は全室オーシャンビューで、スイート仕様の客室にはベランダを備える。天候や航路により内容は異なるが、屋内で星空の物語を楽しむプログラムを用意する。最上階のサンライズ・デッキでは、プログラム中に照明を落とし、デッキチェアから星空を観賞できる。船内各所にも星空を眺められるイスを配置する。

 同社は2024年12月に「MITSUI OCEAN FUJI」の運航を開始し、2026年9月には新船「MITSUI OCEAN SAKURA」の就航を予定。今後は2船体制での運航を展開するとしている。

クラブツーリズム、海外ツアー「Grande」 35周年記念企画を販売 「南北アメリカ大陸35日間」など

2026年9月2日(火) 配信 

絶景・秘境の旅「Grande」が35周年を迎える

 クラブツーリズム(酒井博社長、東京都江東区)は9月1日(火)、秘境エリアや絶景の観光地に特化した海外ツアーブランド「Grande(グランデ)」が2027年に35周年を迎えるにあたり、「Grande35周年記念企画」を売り出した。

 「Grande」とは、「地球に驚き、未知を楽しむ」をコンセプトに、中南米・アフリカ・アジア・中東・欧州など、40カ国以上の秘境エリアを訪れる300種類以上のツアーを取り扱う海外ツアーブランド。「ヒマラヤ」「サファリ」「ビクトリアの滝」「ガラパゴス諸島」などの雄大な自然や、「マチュピチュ遺跡」「シギリヤロック」「サマルカンド」などのいにしえの文明や遺跡、未知なる秘境の村や民族を訪れる旅など、こだわりのあるツアーを企画・販売している。

 今回、これまで「Grande」が培ってきた経験やノウハウを生かし、35周年ならではの「Grande35周年記念企画」を多数用意した。

 ツアーの一例として、「~絶景に酔いしれる日々~夢の南北アメリカ大陸の旅35日間」では、カナダやアメリカ、メキシコ、ペルー、ブラジル、アルゼンチンの6カ国の絶景を35日間で巡る。長期間のツアーのため、大都市を中心に10都市で連泊するほか、アメリカ大陸を代表する13の世界遺産を訪れる。出発日は2027年8月24日(火)、旅行代金は980万~1115万円。

 「夢のアフリカ8カ国 大冒険の旅20日間」では、マダガスカルで幻想的なバオバブ並木道の夕日・朝日観賞に計2回案内し、ナミビアでは国立公園内「デッドバレー・ロッジ」に2連泊しナミブ砂漠の絶景観光へ案内する。ケニアのアンボセリ国立公園、ナミビアのナミブ砂漠のほか、タンザニアのンゴロンゴロ保全地域では約6時間のロングゲームドライブ(サファリ)に案内する。出発日は2027年8月9日(月)、旅行代金は300万~340万円。

 「アフリカの野生動物 黄金のベンガル バングラデシュ8日間」では、世界遺産「バハルプールの仏教遺跡」「バゲルハット」「シュンドルボン国立公園」や、ヒンドゥー教の寺院群が残るプティアに案内する。NGO UBINGが支援するタンガイル村の農業や織物見学など、5つの文化体験なども楽しめる。出発日は2027年1~9月、旅行代金は44万~60万円。

 なお、各ツアー、エコノミークラス利用であり、プレミアムエコノミークラス利用、ビジネスクラス利用も用意する。

HIS、アメリカの旅行会社ARTを子会社化へ 北米での手配・受客体制を拡大

2026年9月2日(水) 配信 

 エイチ・アイ・エス(HIS、澤田秀太社長)は、8月28日(金)開催の取締役会で、同社の連結子会社である Jonview Inc.(Jonview社)が、アメリカに拠点を置くAmerican Ring Travel, Inc.(ART社)の株式を取得し、子会社化することを決議した。北米エリアにおける手配・受客体制のさらなる拡大を進め、グループ全体の企業価値向上を目指す。

 Jonview社は、ART社の既存株主から発行済株式の100%にあたる4845株を167万5000米ドル(約2億6900万円)で取得する。契約締結と株式譲渡の実行は2026年9月中旬を予定。ART社は27年10月期(26年10月~27年10月)にHISの連結子会社となる見込み。

 ART社は1983年の設立以来、北米を訪れる観光客向けに高品質な旅行事業を展開。HISはグループの北米拠点との顧客基盤の相互活用やツアー共同催行などのシナジーを創出していく。