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温故知新、11月開業の阿蘇リトリートHONOの体験会開く 「フォレジング(採集)」など紹介

2026年7月14日
編集部:飯塚 小牧

2026年7月14日(火) 配信

会場ではベンガラ染め体験などを用意

 温故知新(松山知樹社長、東京都新宿区)は11月、熊本・南阿蘇村に「阿蘇リトリート HONO by 温故知新」を開業する=既報。これに先立ち、7月14日(火)に東京・二子玉川で、報道関係者向けのイベントを開いた。「都心に現れる、火山の庭」と題し、「フォレジング(採集)」など、阿蘇の風土が育む自然のなかで体験できる同施設でのプログラムの一端を紹介した。

 同施設は「フォレジング」をキーワードに、阿蘇の草木や香り、土の感触と向き合いながら、自らの感性を開いていく滞在体験を提供する。具体的には30種類以上の山野草が育つ“食べられる庭”で採集した植物でのハーブティーづくりや、きのこ採集、季節ごとの手仕事体験などのコンテンツを用意する予定だ。

松山知樹社長

 滞在体験は日本草木研究所(古谷知華代表)と協業し、季節ごとの体験メニューの掘り起こしや植物や自然への知見を求めていく。松山社長は「古谷さんと3年ほど前からフォレジングに焦点を当てたいと話していた」と紹介。そのなかで、自然との距離が近い阿蘇に白羽の矢が立ったとし、「フォレジングという新しいコンセプトを知ってもらうための施設。ここがスタート。阿蘇を代表する、またはイメージを変える特徴のある存在になっていけるか、見守っていただきたい」と語った。

 阿蘇は1000年前から野焼きの文化があるなど、人が手を入れることで守られている自然があり、自然と人の距離が近い地域。新施設では、自然と人の共生の文化を知ることや、フォレジングなどで実際に自然に触れることで、人間性の回復を促す滞在を提供することを目指す。

日本ハッカのフォレストソーダなどを提供

 また、食も重要な要素の1つ。総料理長はエルコール辻大阪校を主席で卒業し、フレンチ畑を歩んできた今西大和氏が務める。今西氏が今回掲げるのは「Primitive Gastronomy(プリミティブガストロノミー)」(造語)。阿蘇の地が持つ原始的な力を表現するため、現代的な調理器具を排除し、薪など自然の火を活用することや、フレンチシェフでありながら、非西洋的であることなどを原則とした。阿蘇に湧く水が川となり、天草の海へと流れる循環や人との共生をコース料理で表現する。「11皿を想定するが、食べてもらえば熊本全土を旅したような構成になっている」と紹介した。

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