済州特別自治道と済州観光公社、旅券新規取得者に1万円補助 若者の初海外旅行に済州促す

2025年7月14日(月) 配信

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 韓国・済州特別自治道と済州観光公社はこのほど、日本の若年層を中心に初めての海外旅行で済州を訪れてもらおうと、新たにパスポートを取得した人を対象に旅行費用1万円分を補助する「チェジュ島パスポート取得応援キャンペーン」を始めた。

 済州はリゾート地で自然と穏やかな気候に恵まれている。K-POPや韓国ドラマ、映画など韓国カルチャーの撮影地としても頻繁に登場する。SNS映えするカフェやアートスポットなど、若者を中心に人気を集める最新スポットもあり、食、文化、自然を一度に味わえるという。

 同キャンペーンは、パスポート新たに取得してから3カ月以内かつ10月31日までにエイチ・アイ・エス(HIS)または阪急交通社の対象ツアーで出発した人が対象。旅行代金から、1万円を割り引く。

中部国際空港、「第15回セントレア盆踊り」(7月19・20日)

2025年7月14日(月) 配信

昨年のセントレア盆踊りのようす

 中部国際空港セントレア(愛知県常滑市)は7月19日(土)・20日(日)、第1ターミナル4階のスカイデッキで、飛行機を眺めながら踊ることができる「第15回セントレア盆踊り」を開く。開催時間は午後6:30~8:30。雨天中止。

 2009年から始まった「セントレア盆踊り」は、夏の風物詩として今年で15回目を迎え、開港20周年という節目を迎えた。昨年は5年ぶりにコロナ渦前と同規模となる2日間の開催となり、計約8500人が参加。参加者から「開催時間を長くしてほしい」と要望を受け、今回は20年間空港を支えてくれた地域に感謝を伝えるとともに、今後も引き続き、セントレア盆踊りを楽しんでもらえるように開催時間を30分延長。これに合わせて、空港内一部店舗も営業時間を延長する。

今年は30分延長して開催する(昨年のセントレア盆踊りのようす)

 会場では、開港20周年記念ロゴをデザインした今年の盆踊り限定うちわを無料で配布する。このほか、小学生が絵付けした「SDGsちょうちん」の展示や、常滑市文化協会の講師がセントレアフレンズの描かれた浴衣を着用して盆踊りに参加する。

 また、中部地域全体でさらに盛り上げてもらえるように、プロスポーツチーム「名古屋グランパス」、「シーホース三河」、「ファイティングイーグルス名古屋」のチアダンサーも参加する。地域と空港が一体となって楽しめる、思い出に残る盆踊りを届ける。

 なお、初日の7月19日(土)には、6月26日(木)に就任した中部国際空港の籠橋寛典社長による開催あいさつが行われる。

保育事業のSmile Project、旅行業第1種を取得 教育旅行事業を本格展開へ

2025年7月14日(月) 配信

今年の夏はイギリス、ハワイ、スイス、のサマースクールを実施

 保育園の運営などを手掛ける、Smile Project(土居亜由美社長、東京都品川区)はこのほど、観光庁長官登録旅行業第1種を取得したと発表した。同社は、運営する保育園「KIDS GARDEN」の在園児向けに提供している、海外サマースクールや親子留学などの教育旅行プログラムを、広く展開していきたい考え。

 同社は子供たちの国際感覚育成と多様な学びの機会提供に注力しており、昨年の夏にはイギリスのサマースクール、今年の夏はイギリス、スイスの全寮制学校(ボーディングスクール)、ハワイの親子留学を実施。今回の旅行業登録を機に、教育旅行事業を本格的に手掛けていくという。

 具体的には、サマースクールはスイスやイギリスの名門のボーディングスクールを利用した、質の高い学習と異文化交流を体験できる企画を実施。また、親子留学プログラムはハワイなどリゾート地を中心に、親子で現地の文化や語学に触れることのできる留学ツアーを行う。ダンスや水泳、アートなど特定のテーマに特化した専門性の高い教育旅行も企画。このほか、教員向け教育ツアーとしてモンテッソーリ教育など、幼児教育の先進的なメソッドを学ぶことができる、教員・教育関係者向けの視察・研修ツアーを実施する予定だ。

清水嗣能〈著〉、ホテル経営綴る一冊「脱皮しない蛇は滅びる―地方独立系ホテル経営者へ贈る言葉―」発刊

2025年7月14日(月)配信

表紙

 福井国際観光ホテルリバージュアケボノ社長・全日本ホテル連盟会長の清水嗣能氏(福井県福井市)はこのほど、自叙伝「脱皮しない蛇は滅びる―地方独立系ホテル経営者へ贈る言葉―」(勝木書店)を発刊した。

清水嗣能氏

 同書は、これまでの恩師をはじめ業界の先輩や同僚などと共に培ってきた教訓をまとめ、同氏のホテル経営人生を綴った一冊。地方独立系ホテルとしての成長の経緯とその時々の考え方、宿泊・観光団体での活動を通じた地域や観光業界へ貢献の歩み、これらの活動を通して学び得た知恵や知識も合わせて記載した。

 章立ては10代、20代と10年ごとに区切った6章立て。第1章の「誕生から10代」では、旅館業の始まりからビジネスホテルへの業態転換のほか、同氏のホテル経営者人生の方向を示唆した言葉であり、本のタイトルとした「脱皮しない蛇は滅びる」に触れられている。

 清水氏は「現在のホテル経営者はもとより、これからホテル経営者となって行く次世代経営者や観光業界に携わっている皆様、さらには宿泊産業を勉強しようとする人に少しでも参考になれば」と思いを込める。定価は1800円(税別)。

スプリング・ジャパンと芝山町、語学学習や施設見学するジュニアカレッジ開催 将来の選択肢に航空業界を

2025年7月14日(月) 配信

昨年度のようす

 スプリング・ジャパン(浅見達朗社長、千葉県成田市)と千葉県・芝山町(麻生孝之町長)は7月21日(月)から、語学レッスンや空港の仕事を見学するインターナショナルジュニアカレッジを開く。成田空港を拠点とする航空業界を将来の選択肢の一つにしてほしい考え。

 インターナショナルジュニアカレッジは2023年からスタート。3回目となる今年は7~12月に掛けて全3回の講習を実施する。スプリング・ジャパン客室乗務員11人が講師となって、 英語や中国語を使って会話や飛行機に関する単語を学ぶ講習を年代別にプレスクール、初級、中級、上級コースの4つに分けて行う。

 今回からの新たな取り組みとして、低学年の2コース(幼児~小学3年生)は第3・第2ターミナルの店舗やチェックインカウンターなど、高学年の2コース(小学4年生~中学3年生)はJALエンジニアリングの整備場を見学する。

 実施日は7月21日(月)と10月26日(日)、12月7日(日)。開催場所は芝山町にある航空科学博物館と空飛ぶ学び舎ラボ。第3回は成田国際空港でも行われる。

特別展「愛と平和の江戸絵画」や夏休み向け企画続々と 岡田美術館(神奈川県・箱根町)で7月31日(木)から

2025年7月14日(月) 配信

愛と平和の江戸絵画(メインビジュアル)

 館内設備改修で臨時休館中の岡田美術館(神奈川県・箱根町)は2025年7月31日(木)から営業を再開し、特別展「愛と平和の江戸絵画」(12月7日(日)まで)を開催する。恒例の「朝ヨガ」やクイズ形式の「こどもアートシート」配布など、夏休み向けの催しも多数企画し、来館者を迎える。

 特別展では、「愛」と「平和」という2つのテーマから江戸時代の絵画を紹介する。江戸時代は、徳川家康が幕府を開いた1603(慶長8)年から、終焉を迎える1867(慶応3)年まで、約260年もの長きにわたり平和の続いた、世界史的にも稀有な時代だ。安定した政情のもと経済が繫栄し、多様な文化が育まれた。美術においては幅広いジャンルと表現が誕生した、画期的で魅力あふれる時代に位置付けられている。

 主な展示作品は、親しみを込め生き物たちを描いた、重要美術品の伊藤若冲「孔雀鳳凰図」や重要文化財・渡辺華山「虫魚帖」、着物や帯を描くことで、大切な人の存在を表現した「誰ヶ袖図屏風」など。泰平の世を謳歌する人々や、穏やかな日常を描いた風俗画など、さまざまなカタチで「愛」と「平和」が感じられる作品を展示する。このほか、近代京都画壇を代表する女流画家・上村松園(1875~1949)の生誕150年を記念し、同館収蔵の松園の作品から3点を特別に公開する。期間中の毎週金曜日は、午前11時から学芸員によるギャラリートーク(入館料のみで参加可、申し込み不要)も開催する。

朝ヨガ(イメージ)

 11年目を迎える「朝ヨガ」は9月7、14、21の各日開催(要予約)。料金は一般・大学生3500円(税込)、小中高生2500円(同)。参加者は近隣施設「箱根小涌園 天悠」の朝食ビュッフェと日帰り温泉を特別価格で利用できる。

 8月31日(日)までは、小学生を対象にクイズ形式の「アートシート」を希望者に無料配布。答えを探しながらの館内を巡りは、自然と作品に親しむことができると好評だ。足湯カフェでは、源泉を加水せず約38度にまで下げた「冷やし温泉」の足湯と「小田原産ブルーベリーパフェ」(800円税込)を楽しめる。

【国土交通省】人事異動(7月14日付)

2025年7月14日(月) 配信

 国土交通省は7月14日付の人事異動を発令した。

 大臣官房付・即日辞職(中国地方整備局副局長)深井敦夫

 中国地方整備局副局長(都市再生機構理事)鎌田秀一

 辞職〈住宅金融支援機構審議役〉(不動産・建設経済局土地政策課長)髙山泰

花火と温泉楽しむ日帰りプランを販売 神奈川県・芦ノ湖畔の日帰り温泉「龍宮殿本館」

2025年7月14日(月) 配信

お食事処「富士」中庭からの眺め

 「絶景日帰り温泉 龍宮殿本館」(門脇万里子支配人、神奈川県・箱根町)は8月2日(土)、3日(日)に開かれる「箱根園サマーナイトフェスタ2025」の花火大会に合わせ、「日帰り花火鑑賞プラン」を売り出した。温泉と夕食、目の前に広がる打ち上げ花火が楽しめる。

 昨年も展開して好評だったという「日帰り花火鑑賞プラン」。今年は、個室でゆっくり過ごせるプランも追加した。

 「個室で花火鑑賞プラン」は1人1万5000円で、個室料と入場料、入浴セット、夕食の天重御膳がついている。午後3~9時まで(入浴は8時まで)館内を利用できる。

 「花火鑑賞プラン」は入場料、タオルセット、夕食付で1人8000円。鑑賞場所はお休み処「聚楽」。食事はお食事処「富士」中庭。館内の利用可能時間は午後5~9時まで。

「千草ホテル」(北九州市八幡)に露天ジャグジープール開始

2025年7月14日(月) 配信

千草ホテルの外観

 福岡県北九州市八幡東の老舗「千草ホテル」(小嶋亮社長)は7月14日(月)から、本館4階屋上に露天ジャグジープールの営業を始めた。

 日本新三大夜景都市ランキングで1位に輝く北九州市のなかでも、とりわけ美しい夜景が楽しめる皿倉山を間近に望む屋上スペースに、ゆったりとくつろげるジャグジープールがオープンした。

露天ジャグジープールがオープン

 利用は宿泊客限定で、1時間1組3000円(税込)。湯浴み着・タオル・サンダル付き。

 スパークリングワインとオードブル付きのラグジュアリープランも1万円(税込)で用意している。

群馬サファリパークに新たな体験型施設 「ふしぎの動物の森」7月18日にオープン

2025年7月14日(月) 配信

完成予想図(現在工事中です)

 群馬サファリ・ワールド(菊地洋一社長、群馬県富岡市)が運営する群馬サファリパークは7月18日(金)から、新たな体験型ふれあい施設「ふしぎの動物の森(エキゾチックアニマルハウス)」をオープンする。自然と調和したデザイン空間の新施設で、絵本の森に入り込んだような世界観の中で、ユニークでかわいらしい小動物たちと触れ合える。

 展示される動物はナマケモノやワオキツネザル、アカテタマリン、ミーアキャット、チンチラなど12種類。施設内は飼育スタッフの指導のもと、テーブル上で動物と触れ合い体験ができる。入場時間や人数を限定することで、動物たちへのストレス軽減にも配慮している。

 開場時間は午前10時~午後4時まで。1回8組・最大24人までで、1組あたり30分の入れ替え制。同施設の利用には別途入場料が必要。オープン記念として、通常大人1000円が800円(園内割引券)、または500円(Web割引クーポン)に割り引く。動物のおやつ(200円)は別売り。