貝印、成田空港に刃物店オープン 訪日客に向け1万アイテムから

2024年11月12日(火) 配信

店舗のイメージ

 刃物メーカーの貝印株式会社(遠藤浩彰社長兼COO、東京都千代田区)は10月23日(水)、成田国際空港第1ターミナルに、同社直営店「KAI CUTLERY STORE」をオープンした。日本の刃物が外国人に人気となるなか、訪日客の土産などとして1万アイテムの製品のなかから選び、売り出した。

 同店では、シェフから一般の人まで幅広い層に支持されている包丁「旬」を販売。さらに、まな板や爪切りなども発売する。いずれも外国人に人気の商品という。

 営業時間は午前8時~午後9時。出店区画は、出国手続き前のエリアの第1ターミナル4Fエアポートモール。

「3年とらふぐ」など淡路島の食材PR、メディア集め懇談会、淡路島観光協会

2024年11月12日(火) 配信

あいさつする木下学会長

 淡路島観光協会(会長=木下学ホテルニューアワジ社長)は11月11日(月)、兵庫県神戸市の神戸ベイシェラトンホテル&タワーズで、冬の淡路島PRキャンペーン懇談会を開いた。

 例年秋に実施している恒例イベントで、今年は過去最多となる75人の関西メディア関係者が集まった。

 冬の名物「3年とらふぐ」や地ビール、地酒、スイーツのほか、今春開業した「淡路島ワイナリー」の1stリリースワイン「Pétilles(ペティーユ)」などを振る舞い、食の宝庫・淡路島をアピールした。

 3年とらふぐは、島の南端に位置する福良湾で3年かけてじっくり養殖する。鳴門海峡の激しい潮流にもまれることで、2年で出荷する一般的な養殖フグと比べ、身が引き締まり、甘みが際立ち、天然フグとも引けを取らない。

 木下会長は「進化した淡路島を感じてもらおうと懇談会を開催している。現在国内はインバウンドで沸いているが、淡路島を訪れるインバウンドの割合は全体の2%を切り、1・7~1・8%だ。それでもたくさんのインバウンド客に来ていただいているが、これでいいとは思っていない。世界に通用する地域に育てていきたい」と強調した。

 来年の大阪・関西万博に合わせ、淡路島で開く「花みどりフェア2025」(25年3月20日~4月27日)、「AWAJI島博」(同3月20日~10月13日)に触れ、「大阪や京都を訪れるインバウンド客にもう1歩足を延ばして淡路島に来てもらうことが重要。来年の正月明けには京都南座で、淡路島を題材にした松竹新喜劇があり、さらに春には大韓航空が神戸空港―ソウル(仁川国際空港)との間で、定期便のようなチャーター便を就航する。観光業のためだけに観光をするのではなく、地域活性化のために地域一体となって取り組んでいきたい」と結んだ。

東武トップツアーズ、スキーやスノボ 日曜はポイント5倍CP

2024年11月12日(火) 配信

キャンペーンは2025年1月26日まで

 東武トップツアーズ(百木田康二社長、東京都墨田区)は2025年1月26日(日)まで、毎週日曜日のスキー・スノーボード旅行のトラベルポイント付与率が通常の5倍になる「スノーサンデー」キャンペーンを実施している。交通機関や宿泊などがセットになった「スゴ得」スキー・スノーボード旅行を予約した人が対象となる。

 同CPは、東武トップツアーズの旅行サイト会員サービス「グランボヤージュ」の無料会員登録後、対象のスゴ得スキー・スノーボード旅行を予約して自動エントリー。通常、旅行代金の1%の付与率であるトラベルポイントを5倍の5%として付与する。

 なお、ポイントは旅行終了日以降の7営業日以内の付与となる。

山形県から初選出、PR TIMESプレスリリースエバンジェリストに認定 古窯Gブランドデザイン室長・木幡純一氏

2024年11月12日(火) 配信

プレスリリースエバンジェリスト発表会のようす

 PR TIMES(山口拓己社長)は「プレスリリースの日」である10月28日(月)に、山形県内に4つの宿泊施設やグランピング施設などを展開する古窯グループ(古窯ホールディングス、佐藤太一代表取締役専務)のブランドデザイン室長木幡純一氏を第3期プレスリリースエバンジェリストに認定した。なお、山形県からは初選出となる。

 同社は、プレスリリースを活用している企業が東京に集中している傾向があることから、発信格差の状況と格差拡大に課題感を持っている。地方から首都圏との発信格差解消に取り組み、「地方創生とPRの民主化」をはかるため、プレスリリースエバンジェリストの拡大をはかる。

 プレスリリースエバンジェリストは、プレスリリース未活用の企業や自治体・団体などを対象に、情報発信の重要性や発信文化を広め、「PRの民主化」の実現を目指す活動。プレスリリースのセミナー講師として登壇するほか、PR TIMES制作コンテンツへの出演や寄稿、PRパーソンとしての知見の発信などを、PR TIMESと連携して行う。

 古窯グループ(観光産業)事業を通して山形県全体の付加価値を上げていく考え方や過程に関する情報発信を、木幡氏が執筆しているnoteで実施したことや、旅行新聞新社が主催する「日本ツーリズム・オブ・ザ・イヤー2023」のグランプリ受賞を受けた特集記事がPR TIMESに注目されたことが、認定のきっかけとなった。

古窯HDブランドデザイン室長木幡純一氏

 木幡氏は、「誰が発信するかよりも何が発信されているかが大切。これから1年間、具体的な事例を含めて自社の等身大の企業成長過程を発信し、地方企業のお役に立てるように努めていく」とコメントした。

 古窯グループは、広報PRチームとデザインチームが融合した3人体制のブランドデザイン室を置く。同社の経営理念である「今日、この瞬間に、最高の山形を。」のもと、地域の経営人材や観光人材を山形に輩出することを目指し、県全体の付加価値を上げて関係交流人口を増やしていく地域創生のビジョンを持つ。

 同社は、「山形の関係・交流人口を増やしていくには、グループ施設の社員が自立自走しながら『山形の地域の特色に合わせた魅力を生み出す力』と『発信する力』が必要不可欠。広報PR活動は広報チームだけがやるのではなく、グループ全員で情報を社会に広く届けていくこと」が重要とし、「プレスリリースエバンジェリストの活動や、広報PR人材を地域に輩出していくことで、古窯グループが観光産業を軸に『世界で最も、山形を考えられる場所』になる」ことを目指す。

 

星野リゾート 青森屋「SAUNACHELINいがったね!」CP 12月31日までプレゼント

2024年11月12日(火) 配信

オロナミンCとりんごジュース、オリジナルステッカーをプレゼント

 「星野リゾート 青森屋」(星野佳路代表、青森県三沢市)は、今年4月に誕生した「青森ねぶたサウナ」が青森県の施設として初めてSAUNACHELIN(サウナシュラン)2024にノミネートされたことを記念して、「SAUNACHELINいがったね!」キャンペーンを11月11日(月)から実施している。

 青森ねぶたサウナは、サウナ内に祭囃子が流れ、その盛り上がりに合わせたオートロウリュで青森ねぶた祭さながらの熱気を体感できる仕掛けなどが特徴。

青森ねぶたサウナ

 受賞記念CPでは、同館じゃわめぐ広場で青森ねぶたサウナのロゴバッジを付けたスタッフに「SAUNACHELINいがったね!」と声を掛けると、青森ならではのサウナドリンク「オロりん」を楽しめるオロナミンCとりんごジュースのセットに加え、青森ねぶたサウナのオリジナルステッカーをプレゼントする。期間は12月31日(火)まで(無くなり次第終了)。

福岡市がふるさと納税返礼品に電子商品券 11月8日から開始

2024年11月12日(火) 配信

「福岡よかとこコイン」

 福岡県福岡市(高島宗一郎市長)は11月8日(金)から、ふるさと納税の返礼品として電子商品券「福岡よかとこコイン」の発行を開始した。eギフトプラットフォーム事業を展開するギフティ(太田睦・鈴木達哉社長、東京都品川区)と西部ガス(加藤卓二社長、福岡県福岡市)の協業で実現したもので、ギフティの「旅先納税®」の仕組みを利用した。福岡市で「おでかけ版ふるさと納税」を導入するのは初めて。全国では84自治体目。

 西部ガスは地域ビジネスと経済の発展に寄与する取り組みの一環として、ギフティの「e街プラットフォーム®」を採用。エネルギー業界の企業への提供は全国で6社目となる。

 今回の「おでかけ版ふるさと納税」は、旅マエや旅ナカでスマートフォンから寄付を行うと、寄付額の3割にあたる「福岡よかとこコイン」を返礼品として即時に受け取ることができる。コインは西部ガスの顧客である市内の飲食店を中心とした加盟店で利用できる。開始時点での加盟店は17店舗。寄付額は1万円~10万円までで、返礼品は3000円~3万円までの全4券種を用意する。利用時はアプリなどは必要なく、1円単位で利用できる。

ロケ地紹介ショートフィルム・コンペティション 受賞6作品は日米間ロケツーリズムに活用

2024年11月11日(月) 配信

表彰式のようす(観光庁HPより)

 日米観光交流年の取り組みの一環として、日本のロケ地となり得る場所を紹介する映像作品のコンペティション「ロケ地紹介ショートフィルム・コンペティション」(主催・Motion Picture Association)が10月30日(水)に開かれ、観光庁の秡川直也長官から「観光庁長官賞」受賞者への表彰が行われた。

 ロケ地となり得る場所を紹介する60~90秒の実写映像作品を募集したところ、110作品が寄せられた。このうち、受賞6作品に対する表彰式が東京都内で行われた。

 受賞作品は、日米関連イベントやSNSなどで活用することで、ロケツーリズムを通じた日米間の観光交流拡大をはかっていく。

 受賞作品は次の通り。

【最優秀賞】「東洋のアルカディア山形県置賜地方」(田川咲貴子氏)

【観光庁長官賞】「陸奥の水郷、衣川」(八重柏佑氏)

【在日米国大使館賞】「嬬恋村」(戸田智氏)

【MPA Japan Board賞】「北九州」(佐藤ひな子氏)

【DHU賞】「The World Through My Eyes─私が見た世界」(村井克貴氏)

【ジャパン・フィルムコミッション賞】「海辺の町・高浜の景色」(高原彬実氏)

グランビスタ ホテル&リゾート、白良荘グランドホテル95周年プラン 和歌山の冬の味覚を堪能

2024年11月11日(月) 配信

95周年記念特別料理・紀冬会席
 グランビスタ ホテル&リゾート(荒井幸雄社長、東京都千代田区)は11月1日(金)から、運営する白良荘グランドホテル(和歌山県・白浜町)で、和歌山の冬の味覚を堪能できる1泊2食付き宿泊プランを売り出した。
 
 同プランでは、夕食「95周年記念特別料理・紀冬会席」として菜の花と蟹浸しの前菜のほか、県を代表する高級魚クエを塩で締めた「熟成クエ塩〆と割醤油」や、熊野牛のすき焼きなどをそろえる。ラウンジでは、白浜町にある夕景の名所円月島をイメージした記念カクテルを提供する。朝食は県産の海の幸や野菜などが並ぶ。
 
 料金は2人1室利用時、1人1万7370円(税・サ込)から。宿泊期間は、12月1日(日)~2025年2月28日(金)まで。

「ポケマルおやこ地方留学」冬休みプログラム受付開始 道南・洋野町、盛岡、遠野の4地域で開催

2024年11月11日(月) 配信

「ポケマルおやこ地方留学」2024年冬休みプログラムの申込受付を始めた

 雨風太陽(高橋博之代表、岩手県花巻市)は11月11日(月)、親子が生産者のもとで自然に触れて命の大切さを学ぶ地方留学プログラム「ポケマルおやこ地方留学」2024年冬休みプログラムの申込受付を始めた。

 同プログラムは、24年12月26日(木)~25年1月7日(火)の冬休み期間中、3泊4日の2日程で開催する。第1日程は、12月26(木)~29日(日)。第2日程は25年1月4(土)~7日(火)。

 開催地は、道南(北海道・八雲町)、洋野町(岩手県・洋野町)、盛岡(岩手県盛岡市、矢巾町)、遠野(岩手県遠野市、大槌町)の4地域。

 子供と保護者、それぞれに適した滞在スケジュールを用意する。アクティビティの実施日は、運営スタッフが午前9時~午後5時の間を目安に、各地域へ子供を送迎。保護者は、Wi-Fi環境の整った施設でテレワークをすることが可能。

 また、希望者は子供とともにアクティビティへ参加できる(追加料金)。

 1家族(大人1人、子供1人)の基本旅行代金は、12万円~14万4000円(税込)。

観光タクシーとレンタサイクル、JR西観光ナビ「tabiwa」で販売開始、島根県・玉造温泉

2024年11月11日(月) 配信

玉造温泉観光タクシーのチラシ

 島根県松江市の玉造温泉エリアにこのほど、新たな「玉造温泉観光タクシー」とレンタサイクル「やくもbike」が登場した。西日本旅客鉄道(JR西日本)の観光ナビ「tabiwa by WESTER」で8日(金)から販売し、10日(日)から利用可能となった。

 観光タクシーは、地元の玉造タクシーと日本交通玉造営業所がそれぞれ1台ずつ設定した。温泉街を起点に、パワースポットとして人気を集める「玉作湯神社」、「清巌寺」、2023年放送のドラマ「VIVANT」ロケ地の1つとして注目を集め、今秋カフェなどの複合施設としてリノベーションオープンした旧大谷小学校、温浴施設「玉造温泉ゆ~ゆ」を巡る。JR利用で玉造温泉を訪れる観光客におすすめだ。

 タクシーの対応時間(出発時間基準)は午前10時から午後3時。日帰り、当日宿泊、前日宿泊に対応できるよう3プラン設定した。

 日帰りプランは所要約100分で、料金(1台)1万2700円。JR玉造温泉駅を発着する。当日宿泊プランは所要約75分、料金は9600円。駅迎えで、「ゆ~ゆ」で入浴後、宿へ自由移動となる。前日宿泊プランは所要約90分で、料金は12,200円。温泉街の宿泊施設迎えで、帰りは駅に着く。

 なお、日帰り・前日宿泊プランは時間の関係で、「ゆ~ゆ」での入浴はできない。

 一方、レンタサイクル「やくもbike」は、温泉街の和洋菓子店「甘TERRACE」に3台設置。今春デビューしたJR西日本の「特急やくも」とコラボしたスポーツタイプのバイクで、273系特急やくものロゴプレートを取り付けているのが特徴だ。

 料金は3時間以内500円、1日1000円。貸出時間は午前10時から午後6時。毎週月曜日と火曜日は休み(祝日の場合は除く)。