【第51回旅館100選】岩手県・鶯宿温泉 「ホテル森の風 鶯宿」

2026年8月25日(火) 配信

露天風呂付客室の露天風呂から岩手山を望む

和洋折衷の風情があふれる、心づくしの森の湯宿

 小岩井農場で有名な自然あふれる雫石町に、「雫石の名湯」として知られる鶯宿温泉がある。この温泉を代表するのが、日本ハウス・ホテル&リゾートが誇る山岳高原型リゾートホテル「ホテル森の風鶯宿」だ。

「フラワー&ガーデン森の風」

 約2万坪のフラワー&ガーデンに囲まれた西洋のお城のような外観。広々として贅沢なロビーやラウンジは和を感じさせ、また色とりどりの選べる浴衣に着替えれば、特別な癒しの時間が訪れるだろう。

 料理は、いわて牛・前沢牛・三陸の海産物など岩手が誇る食材を使用した会席がおすすめ。料理長が食材の可能性を追求し、それぞれの皿に四季を映し出している。

露天風呂付客室一例

 夕食後は、昔なつかしい縁日が楽しめる「おまつり広場」へ。岩手の方言で話す伝統ある祭りや民謡、餅つきなどで岩手を満喫。また、季節の自然体験イベントも充実している。

「おまつり広場」での民謡ショー
夏のイワナつかみ体験

銀河鉄道の夜をテーマにしたイルミネーション

 ホテル併設の「フラワー&ガーデン森の風」は、日本最大級の本格ガーデニング庭園。昼は四季折々の美しい彩りを感じる庭園が、夜には34万球ものイルミネーションで彩られるナイトガーデンとなる。銀河鉄道のレールや銀河に浮かぶ惑星のような球体の照明が幻想的だ。

 

交通:《車》東北自動車道 盛岡ICから国道46号を経由し20km、P200台(無料)
   《電車》JR東北新幹線・東北本線 盛岡駅から無料シャトルバス(定時運行・要予約)で45分
チェックin15:00 out10:00
食事:《夕食》レストラン、宴会場 《朝食》和朝食
部屋:全50室
風呂:和・洋大浴場各1(男女日替わり)、露天風呂、サウナ
泉質:アルカリ性単純泉
料金:1万9,250円~10万3,400円(消費税・サービス料込、入湯税150円別)

〒020-0574 岩手県岩手郡雫石町鶯宿10-64-1
☎0120(489)166 FAX019(695)3330
https://www.morinokaze.com/
Wi-Fi:使用可 外国語対応:フロントにてiPad通訳

 

 

 ※この記事は、旅行新聞新社主催「第51回プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」に選出された施設で、書籍「2027年度版 プロが選んだ日本のホテル・旅館100選&日本の小宿(BEST100 HOTELS&RYOKANS IN JAPAN)」(自由国民社)に収録されている内容を紹介しています。

成田空港の管制塔見学イベント 10月17日(土)に「空の日」記念で

2026年8月25日(火) 配信

管制塔の内部

 国土交通省成田空港事務所は10月17日(土)、成田空港の管制塔で、中学生と高校生を対象に航空管制業務の現場を体感できる見学イベントを開催する。航空に対する理解と関心を高めてもらうために定められた、9月20日の「空の日」を記念して行う。

 当日は午前と午後の2部制で実施。申し込みは、空の日netホームページで9月30日(水)まで受け付けている。募集人数は午前と午後の部共に40人で、応募者多数の場合は抽選となる。

戸倉上山田温泉で旅館運営「ジーオー」、特別清算開始命令受ける(帝国データバンク調べ)

2026年8月25日(火) 配信

 「ジーオー」(代表清算人=荻原光太郎氏、旧本店=長野県千曲市上山田温泉、東京都千代田区)は7月23日(木)、東京地裁から特別清算開始命令を受けた。帝国データバンクによると、「負債は現在調査中」という。

 同社は1903(明治36)年創業、51(昭和26)年4月に法人改組された旅館の運営業者。戸倉上山田温泉において老舗の温泉旅館として一定の知名度を有し、2004年3月期には年間収入高約1億8400万円を計上していた。

 しかし、社員旅行をはじめとした宴会を伴う団体旅行の減少など、旅行需要が変化したことに加え、新型コロナの影響で収入高は落ち込んでいた。

 また「収益性も低調で、債務超過に陥り、資金繰りが逼迫するなか、受注確保のための設備投資も困難になっていた」(帝国データバンク)。

 抜本的な事業再生を目指し、25年2月1日に会社分割により別会社に事業を承継するとともに、現商号へ変更。同年12月31日には千曲市から登記面住所を東京都千代田区に移転し、同日開催の株主総会の決議により解散し、清算手続きを進めていた。

 なお、同社が行っていた事業は、会社分割した別会社のもとで継続されている。

【国土交通省】人事異動(8月17日付)

2026年8月25日(火) 配信

 国土交通省は8月17日付の人事異動を発令した。

 道路局次長〈併〉大臣官房審議官国際園芸博覧会担当(道路局次長〈併〉大臣官房審議官国際園芸 博覧会担当〈併〉道路局総務課長)鈴木章一郎

 道路局総務課長(内閣府政策統括官防災担当付参事官総括担当)鈴木毅

 出向 内閣府政策統括官防災担当付参事官総括担当(大臣官房付)皆川武士

ホテル勝保(伊香保温泉)、破産手続き開始決定受ける(帝国データバンク調べ)

2026年8月24日(月) 配信

 ホテル勝保(鈴木恵美子代表、群馬県渋川市)は8月5日(水)、前橋地裁から破産手続き開始決定を受けた。帝国データバンクによると、負債は約3億3500万円。

 同社は1972(昭和47)年5月に設立された。伊香保温泉街で温泉旅館「お宿 かつほ」(客室数14室)を運営し、2000年代初頭には年間収入高約9000万円を計上していた。

 しかし、温泉設備の老朽化や同業者との競合から稼働率の低迷が続いたほか、20年以降は新型コロナの影響で宿泊客数が大幅に減少した。

 コロナ禍の収束後も以前の水準には戻らず、25年9月期の年間収入高は2000万円以下に落ち込み、食材価格や人件費、エネルギーコストの上昇が負担となって収益性も悪化していた。

 「多額の借入金を抱えて厳しい資金繰りが続くなか、26年3月に旅館不動産が競売により第三者に売却され、同年5月末までに事業を停止していた」(帝国データバンク)としている。

「仁淀ブルー体験博2026」9月26日から開催、6市町村で57の体験プログラム

2026年8月24日(月)配信

仁淀川流域の自然や文化の魅力発信

 高知県中部仁淀川流域の地域連携DMO・仁淀ブルー観光協議会は9月26日(土)から11月29日(日)まで、同流域の6市町村(土佐市、いの町、仁淀川町、佐川町、越知町、日高村)で、「仁淀ブルー体験博2026」を開催する。今年で6年目を迎え、昨年に続き過去最多となる57プログラムを用意し、流域が一体となって地域の自然、食、文化、人の魅力を体験型コンテンツとして発信する。

 同イベントは、仁淀川の象徴ともいえる「仁淀ブルー」を生かしたリバーアクティビティをはじめ、土佐茶や土佐酒などの食、釣りやトレッキング、まち歩き、和紙づくりなど、地域資源をテーマに多彩なプログラムを展開する。「もっとここで過ごしたくなる」をキーワードに、観光地を訪れて見るだけではなく、地域の日常や人との交流まで含めて滞在そのものを楽しんでもらう狙いだ。

 注目プログラムの1つが「気の向くままに、仁淀川。水上さんぽ体験」。SUPとカヌーを融合したオリジナルアクティビティ「ZAB(ザブ)」とSUPの両方を楽しめるプログラムで、水上から仁淀川の風景を楽しむ。9月26日(土)と10月10日(土)に各日2回実施し、料金は3000円、各回定員17人。

 11月3日(火・祝)、4日(水)の「錦にうかぶつりばしかふぇ」も注目。秋色に染まるダム湖と石鎚山系を望む吊り橋の上で、期間限定のビュッフェを楽しむ特別企画。高知県産ジビエや地域食材、自家菜園の野菜を使った料理、パスタ、ケーキなどを提供する。1組2人分で12,000円。各日4回実施で、各回2組限定。

 アウトドア・まち歩きでは、「クリスタルグリーンの岩屋川渓谷の上空を飛ぶジップラインと、茶農家のおもてなし」を実施。日本初とする絶叫吊り橋を渡り、翡翠色の清流を眼下にジップラインで滑空した後、茶農家と渓谷を散策し、沢渡茶を味わう。10月4日(日)、17日(土)、11月7日(土)、15日(日)に開催し、料金は9800円、各日定員10人。

 予約は、公式ウェブサイトで8月28日(金)正午から、電話では8月29日午前10時から受け付ける。全57プログラムの詳細は「仁淀ブルー体験博2026」公式サイトで公開している。

電動船「HARMO艇」のクルーズ商品募集、水上観光の新たな魅力創出、徳島市

2026年8月24日(月)配信

水都とくしまの魅力アップへ

 徳島市は、昨年度導入した電動のひょうたん島周遊船「HARMO(ハルモ)艇」を活用したクルーズ商品の企画を募集している。食事や体験、エンターテインメントなど、一般客や観光客が船上で楽しめる商品を対象とし、水都・徳島の新たな観光コンテンツの創出につなげる。

 HARMO艇は、ヤマハ発動機が開発した次世代の電動操船システムを搭載した船。電動ならではの静粛性が特徴で、平均時速6~7キロ程度で水上をゆっくり航行する。街並みや水辺の景観を楽しみながら、船上で会話や食事を楽しめるよう、テーブルやベンチも備えている。

 今回の募集では、旅行業者のほか、ホテル、飲食事業者などを対象に、HARMO艇を活用して自ら企画・実施するクルーズ商品を募る。発着場所は新町橋河畔桟橋とし、利用時間は午前10時から午後8時までの間で2時間以内。利用定員はスタッフを含め10人までとなる。

 採択された企画については、電動船「HARMO艇」の借上料と新町橋河畔桟橋の利用料を市が支援する。採択商品は市公式ウェブサイトやSNSでPRする。

 応募にあたっては、船舶の利用が旅行業法上の「運送サービス」に該当する場合、旅行業の免許が必要となる。クルーズ商品に必要な経費については、船艇・桟橋利用料を除き、参加者が負担することが条件。今後、事業者が自走して継続できる商品であることも求めている。複数回応募する場合は、それぞれ異なる企画内容とする必要がある。

 応募期限は12月4日まで。ただし、予算の上限に達した時点で募集を終了する。申し込みは、運航予定日の3週間前までに専用フォームから行う。

定山渓 鹿の湯・花もみじ、「願掛けお月見飾り」 8月25日から

2026年8月24日(月)配信

願掛けお月見飾り(イメージ)

 北海道・定山渓温泉の「定山渓 鹿の湯・花もみじ」は8月25日(火)~10月31日(土)まで、願いを丸い短冊に込めて館内を彩るイベント「願掛けお月見飾り」を開く。

 期間中、館内の特設会場に満月を想わせる黄色とお月見団子のような白色の丸い短冊を用意する。短冊には、家族への感謝や旅の記念、これからの夢など、心に浮かぶ素直な言葉を何枚でも自由に書ける。

 宿泊者のほか、日帰り温泉の利用者や散策中に同旅館へ立ち寄った人など、誰でも気軽に参加できる。参加無料。願いが書かれた短冊は、イベント終了後に神社へ祈祷・奉納するという。

 開催時間は午前7時~午後10時。定山渓鹿の湯4Fのイベント広場で開催する。

猪苗代観光協会、「猪苗代湯めぐりパス」発売 スマホで気軽に温泉巡り

2026年8月24日(月)配信

税込2000円で2400円分の入浴に利用できる

 福島県の猪苗代観光協会は8月17日(月)、猪苗代町内の温泉をお得に楽しめる電子クーポン「猪苗代湯めぐりパス」を売り出した。税込2000円で2400円分の入浴に利用できる電子クーポン。スマートフォンから購入・利用でき、対象施設を自由に組み合わせながら温泉巡りを楽しめる。

 1枚のパスを複数人で共有でき、家族やグループでの温泉巡りにも利用できる。また、発行から180日間有効のため、1回の旅行で使い切れなかった場合も、期限内の再訪時に利用できる。

 猪苗代町内の対象温泉施設は、森の旅亭 マウント磐梯(横向温泉)、磐梯名湯リゾート ボナリの森(中ノ沢温泉)、ヴィライナワシロ(磐梯猪苗代はやま温泉)、猪苗代観光ホテル(同)、玉の湯旅館(翁島温泉)、ホテルリステル猪苗代(猪苗代温泉)――6施設(8月17日現在)。

「もてなし上手」~ホスピタリティによる創客~(187) ここでもう一度「価値の創り方」 〝どんな時間を提供するか〟

2026年8月23日(日) 配信

西川丈次のもてなし上手

 「いつもこの辺りのお席をご利用されていましたが、こちらでいかがでしょう」。案内されたその席は、私が以前から気に入っていた場所です。会場全体を見渡すことができ、お客様の笑顔やスタッフの動きが自然と目に入ります。空いていればいつもその席を選んでいました。そこは東京ステーションホテルの朝食会場「アトリウム」です。

 この場所で朝食をいただくのは、およそ5年ぶりでした。久しぶりの訪問にもかかわらず、スタッフの方は私の好みの席を覚えていてくださったのです。

 覚えていてくれた。それがどれほど利用者を感動させるものであるか。サービス業において、人はサービスそのものだけではなく、自分を覚えてくれたという体験に深く感動するものです。その日も、そのお気に入りの席から会場全体を眺めながら朝食を楽しんでいました。

 すると、あることに気付きました。それは、他のホテルの朝食会場ではあまり見ることのない光景でした。

 お客様同士が楽しそうに会話をされているのはもちろんですが、それ以上に、多くのお客様がホテルスタッフと自然な笑顔で会話をしているのです。

 一般的に多くのホテルの朝食会場では、スタッフはとても忙しく働いているため、お客様と会話を楽しんでいる姿を見る機会は多くはないのです。

 東京ステーションホテルでは、スタッフの皆さんは笑顔で会場内を歩き、お客様同士の会話を邪魔しない絶妙なタイミングを見計らいながら自然に声を掛けています。

 「昨夜はゆっくりお休みになれましたか」「今日はどちらへお出掛けですか」――そんな何気ない一言から会話が始まり、お客様の表情がさらに明るくなる。そのようすを見ているだけで、会場全体に温かな空気が流れていることが伝わってきました。

 朝食には、本来は料理の美味しさや品数は大切です。近年、多くのホテルが朝食に力を入れ、地元食材を取り入れたり、ライブキッチンを設けたりと料理の価値を高める工夫をしています。しかし、お客様の記憶に残るのは料理だけではありません。誰と、どんな時間を過ごしたかであり、その体験そのものが価値となるのです。

 サービス業は、商品や設備だけで差別化する時代ではありません。人が生み出す空気、人がつくる時間、人だからこそ届けられる感動。その積み重ねが、また来たいという気持ちを生み出します。お客様は料理を食べに来ているのではなく、心地よい時間を過ごしに来ているのです。朝食会場で改めて感じたのは、サービスの本当の価値は、何を提供するかではなく、〝どんな時間を提供するか〟にあるということでした。

 

コラムニスト紹介

西川丈次氏

西川丈次(にしかわ・じょうじ)=8年間の旅行会社での勤務後、船井総合研究所に入社。観光ビジネスチームのリーダー・チーフ観光コンサルタントとして活躍。ホスピタリティをテーマとした講演、執筆、ブログ、メルマガは好評で多くのファンを持つ。20年間の観光コンサルタント業で養われた専門性と異業種の成功事例を融合させ、観光業界の新しい在り方とネットワークづくりを追求し、株式会社観光ビジネスコンサルタンツを起業。同社、代表取締役社長。