群旅協、栃旅協が初の合同商談会 来年の大河ドラマ「逆賊の幕臣」に向け高崎市を視察

2026年4月3日(金) 配信

商談会のようす

 群馬県旅行業協会(小林聡会長)と栃木県旅行業協会(酒井一則会長)は3月4日、群馬県高崎市で合同商談会「連携型ビジネス商談フォーラム2026」を開いた。両者が合同で商談会を開くのは初めて。両協会の会員や協定会員ら約100人が集い、活発な商談が行われた。また、翌5日は高崎市内で、来年の大河ドラマ「逆賊の幕臣」の主人公である小栗上野介忠順(おぐりこうずけのすけただまさ)ゆかりの地を巡るエクスカーションを実施。約25人が参加したツアーに同行した。

難しい素材の商品化探る

 エクスカーションは「小栗公ゆかりの里めぐり~ 406(ヨンマルロク)再発見」と題し、高崎市の倉渕町を中心に巡った。

 冒頭、主催者の小林会長は「今回は国道406号線に焦点を当て、新たな発見ができればと思う。小栗公ゆかりの地を素材としてツアーが組めるか、視察を行って欲しい」と呼び掛けた。全国旅行業協会栃木県支部の荒井賢治支部長は「新しいコースづくりの参考になるよう、研修内容を栃木に持ち帰りたい」と述べた。

国道406号線再発見の旅へ 

古民家を改装した「三喜卵太郎」

 群馬県高崎市と長野県大町市までを結ぶ国道406号線(草津街道)は、江戸時代から昭和初期まで草津温泉への正規ルートとして使われており、人の往来が盛んだったところ。

 視察には、高崎市商工観光部観光課の職員が同行し、406号線に沿って走る道中、各々で名所や名物を案内した。原田顕治係長は「高崎には隠れた名所や史跡が埋もれている。来年から始まる大河ドラマを契機に、高崎の観光をPRしたい」と意気込む。

 群馬側406の起点は高崎だるま工房の集積地。高崎では日本の張り子だるまの約8割を生産しており、各工房では絵付け体験もできる。

 西に進んだ榛名地域は県内最大の果物の拠点。梨や桃、プラムの生産量が県内1位、梅は東日本1位の生産量を誇る。フルーツ狩りや、これらを使ったジェラートが楽しめる店舗もある。

 フルーツ以外のスイーツを楽しめる店舗は、養鶏場の三喜鶏園が運営する、三喜卵太郎。地元民に愛される鶏卵販売店で、古民家を改装した店舗も特徴だ。卵のほか、卵を使ったシュークリームやプリン、ソフトクリームなどを販売する。

小栗公ゆかりの地倉渕町を巡る

顕彰慰霊碑を案内する小栗上野介顕彰会の市川平治理事長(中央)

 406をさらに西に進むと、倉渕町に入る。以前、群馬郡倉渕村だった同エリアは人口約3300人の山間のまちで、2006年1月、高崎市に編入した。

 同町の一部の権田地域は江戸時代、権田村と称されており、小栗家の領地だった。小栗上野介忠順が新政府軍である西軍に無実の罪で処刑されるまでの65日間を過ごした。

 小栗公(忠順)は旗本小栗家の第12代当主。長男として、神田駿河台(現在の東京都千代田区)に生まれた。才覚にあふれ、34歳で遣米使節団として渡米。約9カ月かけてほぼ世界を一周して帰国すると、幕府の要職を歴任した。大政奉還後は隠居し、権田で余生を過ごそうと家を建てている最中に、西軍の命により斬首された。

 処刑地の烏川の水沼河原には、顕彰慰霊碑が建つ。慰霊碑には義理の甥である、岳南蜷川新氏が記した「偉人小栗上野介 罪なくして此所に斬らる」が彫られている。

 史跡の案内を行った、小栗上野介顕彰会の市川平治理事長は慰霊碑を前に、「罪なくして斬られた、ここが原点。我われは一方的な歴史教育を受けてきた。より多くの人に正義を訴えたい」と活動への想いを語った。

 市川理事長は「これが世界を見てきた小栗公が最後に見た景色。山々はそのときと変わっていないはず」とし、「人間的な暮らしを体験した最後の65日間で、42年の生涯のなかでは短くも濃い日々だった。その意義を理解して欲しい」と呼び掛けた。

小栗公の供養墓

 小栗公が権田村で仮住まいをしていたのが、曹洞宗の東善寺。同寺の村上泰賢住職は顕彰会理事で、小栗公研究第一人者として数々の著書を執筆している。

 村上住職は小栗公の功績として、横須賀造船所の建設や日本初の株式会社兵庫商社の設立、日本初の本格的ホテル「築地ホテル」の発案など、明治の文明開化前にさまざまな素地を築き、「近代化は小栗の敷いたレールの上になされた」といわれていることを紹介した。村上住職は「明治政府、文明開化賛美の影で教科書に載っていない、小栗公や遣米使節を歴史の授業で教えることが目標。文部科学省の学習指導要領を改訂しなければならないが、大河ドラマがそれにつながることを期待したい」と訴えた。

 寺には、小栗公の供養墓と遺体が眠る本墓がある。姉妹都市関係にある、横須賀市から寄贈された胸像も建つ。

小栗記念館を建設中

 また現在、栗上野介顕彰会が寺の敷地内に市からの補助などを受け、「小栗上野介記念館」を建設中で12月の完成を目指す。寺が保管している資料や遺品などを展示する予定だ。

 小栗公のエピソードは決して明るいものではないが、これをどう旅に結び付けるかが今後の課題だ。エクスカーションの企画を担当した群馬県旅行業協会の福田一樹理事は「観光は明るいものに焦点を当てがちだが、難しい素材ほど我われが商品化していかなければならない」と力を込めた。

食やショッピングも

 牧野酒造の倉渕の水と厳選した米で作る日本酒「大盃」は数々の鑑評会での受賞歴を持つ。酒蔵の先祖が遣米使節として小栗公に随行し、無事に帰国できたことを祝して看板銘酒を改名した。

相間川温泉の「小栗天丼」

 宿泊から日帰り入浴、食事も楽しめる相間川温泉ふれあい館では、新名物として「小栗天丼」を売り出している。エビ2尾で刀を表わし、デザートの桃のコンポートは、小栗役を演じる俳優・松坂桃李さんから連想した。

田圃カフェの玄米ピザ

 道の駅くらぶち小栗の里は昨秋、「田圃カフェ」をオープン。全国の道の駅では初という、玄米ピザを販売している。小栗公の縁から交流がある、横須賀市佐島漁港直送の湘南しらすを使った「湘南しらすの玄米ピザ」はここでしか味わえない逸品だ。

はとバスグループ シンフォニーで2026年合同入社式を実施

2026年4月3日(金) 配信

2026年はとバスグループ合同入社式

 はとバス(武市玲子社長、東京都大田区)は4月1日(水)、グループ会社シーライン東京が運航するシンフォニークルーズの船内にて、2026年はとバスグループ合同入社式を行った。今年は、はとバスが46人、はとバスエージェンシーが1人、シーライン東京が16人の合計63人が出席した。

はとバスの武市玲子社長

 新入社員に向けた武市社長の祝辞は次の通り。

                  ◇

 はとバスは、1948年に誕生し、今年で創業78年。「観光事業を通じて日本の人々に新時代の快適なサービスを提供し、外国の人々には平和な日本の真の姿を紹介したい」という高邁な理想のもとにスタートし、多くの先人たちの努力で今日を迎えています。現在は「はとバスグループ」として観光バス事業を中心に、ホテル、不動産、都営バスの運行受託、レストランクルーズ、広告や商事など幅広い事業を展開しています。それぞれの事業は独立しつつも連携・協力し、「すべての事業において常に安全・快適・環境保全を追求し、お客様に満足と感動をいただける企業」を目指しています。

 本日入社式を迎えられた皆さんは事務職、観光バス運転士、バスガイド、整備士、調理師、機関士、甲板員など、多様な職種で構成されていますが仕事は一人ではできません。部門や職種、年代、立場を問わず積極的にコミュニケーションをとることが重要です。

 はとバスの最大の経営資源は「安全・安心」のブランドとそれを支える組織と人であり、皆さんもその一員です。お客様一人ひとりに対しておもてなしの心を忘れず、業務に全力で取り組むこと、そしてそのために皆さん自身が健康であることが大切です。

 国内外のお客様に選ばれ続けるため、はとバスブランドの力をさらに高め、新しい価値を共に生み出していきましょう。

【国土交通省】人事異動(4月3日付)

2026年4月3日(金) 配信

 国土交通省は4月3日付の人事異動を発令した。

 大臣官房参事官〈災害対応〉(世界銀行)光橋尚司

山陰花めぐり協議会 花の観光施設が連携 地域つなぐ

2026年4月3日(金)配信

 鳥取、島根両県に点在する花の観光施設が連携し、地域全体の魅力発信と周遊観光の促進をはかる「山陰花めぐり協議会」(会長=松下敦史・一畑パーク社長)は、「日本ツーリズム・オブ・ザ・イヤー2025」の優秀賞を受賞した。2009年3月の設立以来、「花」と「人」をキーワードに連携事業を展開し、現在では山陽エリアと連携した広域観光ルートづくりにも力を入れている。設立の経緯やこれまでの取り組みを取材した。

【土橋 孝秀】

官民一体で回遊性高める 山陽エリアとの広域連携も

花を軸にした広域連携として発足

 協議会設立に向けて動き出したのは08年。花愛好家が複数の花施設を周遊することで、圏域の花施設の認知度と回遊性向上をはかろうと、島根県松江市が中心となり準備活動を始めた。その前年には、市内にあった「ルイス・C.ティファニー庭園美術館」が閉館し、「松江イングリッシュガーデン」として再スタートを切っており、地域の花資源を改めて観光コンテンツとして捉え直し、広域的に発信していこうという機運が高まっていた。

 山陰には比較的規模の大きい花の観光施設が点在しているが、当時それぞれが個別に集客をはかるかたちが主流で、施設同士の連携はほとんどなかった。花を目的に訪れる観光客のなかには複数の施設を巡るニーズがあるにもかかわらず、地域全体としての情報発信や周遊の仕組みが十分に整っていないという課題があった。こうした状況のなか、松江市の呼び掛けにより関係施設が意見交換を重ね、花をテーマにしたネットワークづくりの検討が進められた。

 09年3月、官民連携による「山陰花めぐり協議会」が発足。松江市、とっとり花回廊(鳥取県・南部町)、日本庭園由志園(松江市)、松江イングリッシュガーデン(同)、松江フォーゲルパーク(同)、しまね花の郷(島根県出雲市)の6会員でスタートした。

スタンプラリーと相互モニター研修会

 協議会発足後、最初の共同事業として取り組んだのがスタンプラリー企画だ。各施設を巡りながらスタンプを集める周遊型の仕組みを導入することで、花愛好家を中心に複数施設への来訪を促し、圏域内での回遊性を高めることを狙った。各施設の開花時期や見どころを生かしながら年間を通じて花を楽しめるルートを提案し、山陰の花観光を一体的にPRする取り組みとしてスタート。現在はデジタル版にブラッシュアップし継続している。

 さらに、各施設の職員が互いの施設を訪問する「相互モニター研修会」も実施した。普段は自施設で業務にあたる職員が他施設を利用者の視点で見学し、展示や園内の案内、接遇などについて感じたことを持ち寄り、意見交換を行うものだ。これにより、各施設が持つ特色や運営の工夫を共有できるようになったほか、来園者への接遇や案内方法の改善などにもつながったという。

 当時、松江市観光文化課に在籍し、協議会設立の旗振り役となった原正人氏(現在は由志園アドバイザー)は「相互研修によって各職員の意識が変わった。また、施設同士の交流が進んだことで、施設・職員間のネットワークも生まれ、協議会の活動を進めるうえでの信頼関係づくりにもつながった」と振り返る。

高速道路開通を契機に広域連携へ

 島根県松江市と広島県尾道市を結ぶ高速道路「尾道松江線」(中国やまなみ街道)が15年3月に全線開通し、山陰と山陽を結ぶ広域観光の環境が大きく変化した。バラやチューリップなどの観光農園が集積する広島県・世羅町の同町観光協会からの打診があり、協議会では山陽側との連携の可能性について早くから検討を進めていた。

 山陽側との協議では、沿線にあるワイナリーなども含めた観光ルート構想が持ち上がったが、協議会としてはテーマの統一性を重視し、「花」を軸とした連携に絞って協議を進めることになった。その後、ワーキング部会を中心に検討を重ね、山陽側の関係施設との現地視察や意見交換を通じて連携の可能性を探った。

 13年3月、山陰花めぐり協議会、世羅町観光協会、国営備北丘陵公園、鳥取市で開催される全国都市緑化フェア実行委員会の4者による広域連携の覚書を締結し、広域観光の取り組みが本格的に動き出した。

 同年には試験的な取り組みとして「山陰花めぐりスタンプラリーPLUS」と「山陽花めぐりスタンプラリーPLUS」を実施。山陰側のスタンプラリーに山陽側施設を1カ所加えるなど相互に参加するかたちで運営し、広域連携に向けた実務面の検証や情報共有を進めた。こうした取り組みを通じて、施設や団体間の信頼関係を徐々に築いていった。

広域連携事業が高い評価を受ける

 15年3月、山陰・山陽双方が参加する新たな枠組みとして「山陰山陽花めぐり街道協議会」を設立し、広域周遊の核となる事業として「山陰山陽花めぐり街道ドライブスタンプラリー」を開始。山陰と山陽に点在する花の観光施設を巡る広域型の企画として展開し、中国やまなみ街道を利用したドライブ観光と組み合わせることで、両地域を結ぶ周遊観光の促進をはかった。

 同時期には広域連携の先進事例として知られる「北海道ガーデン街道」の取り組みを参考にするため、同街道の関係者を招いた勉強会も開催した。この勉強会を契機に、従来のスタンプラリー中心の仕組みを見直し、各施設の見どころや花の見ごろ、周辺観光情報などを掲載したガイドブックの制作に着手した。それまでスタンプラリー台紙が唯一の共通コンテンツで、施設紹介などの情報は限られていたが、ガイドブック化によって花をテーマにした旅の提案をより充実させることができるようになった。また、ガイドブックに広告協賛を募ることで、加盟施設や団体の負担金だけに頼らない事業財源の確保への道筋を模索した。

 16年には日本観光振興協会と日本旅行業協会(JATA)が主催する「ツーリズムEXPOジャパン」のジャパンツーリズムアワード・プロモーション部門で、山陰山陽の広域周遊事業が評価され部門賞を受賞。同年には中国北京で開催された「中国花海博覧会」にゲストパネラーとして招待された。海外からも広域連携や官民一体となった組織への関心が寄せられた。

PRイベントや新たな連携を拡大

 山陰花めぐり協議会には、19年に中国庭園燕趙園(鳥取県・湯梨浜町)が、22年には鳥取市がそれぞれ新たに加入。現在は2市5施設で構成する。

 これら5施設をお得な料金で巡ることができる共通チケット「山陰花めぐりPASS」(冊子)を、一畑トラベルサービス(松江市)と協働で開発。昨春には多言語対応のモバイルチケットを導入し、インバウンド向けにもPRを始めた。販売方法の見直しや周知の強化などを進めながら利用拡大をはかっている。

 また、広域連携の取り組みを生かし、各地で開催される観光イベントや花関連イベントへの出展も積極的に行っている。中国やまなみ街道沿線の施設と連携したPR活動のほか、国営備北丘陵公園で開催されたイベントなどにも参加し、山陰の花施設の魅力や周遊観光の楽しみ方を発信してきた。

 こうした取り組みに加え、自動車ユーザーを対象とした観光振興の一環として、日本自動車連盟(JAF)中国本部と、山陰山陽花めぐり街道協議会として連携。ドライブ観光の安全・安心の啓発とあわせ、花施設を巡る観光ルートのPRを行っている。

 さらに、24年度には日本庭園由志園が埼玉県東松山市の市有施設「東松山ぼたん園」の指定管理者に選定されたことを受け、関東圏との交流も視野に入れた情報発信を検討。松江市と東松山市はいずれも市花が「ぼたん」であることから、花を通じた都市間交流や相互誘客につなげたい考えだ。

官民連携組織ならではの課題

 山陰花めぐり協議会は官民一体の組織であり、運営には公金が含まれる。このため予算執行の透明性や公平性が求められ、加盟施設や団体の理解と合意形成が重要なポイントとなる。また、民間施設の負担金は、各施設の規模や集客数が異なることから、集客規模に応じて金額を設定する。事務局機能は年度ごとに持ち回りで担当し、活動は各施設の担当者で構成されるワーキング部会が中心となって進めている。

地域貢献活動にも注力へ

 発足から16年。山陰花めぐり協議会は、花という共通の観光資源を軸に施設同士の連携を深めながら、山陰地域の観光振興に取り組んできた。個別施設の魅力発信にとどまらず、周遊観光という視点で地域全体の価値を高めてきた点が特徴だ。

 今後はデジタルスタンプラリーや共通チケット、イベントなどでのPRに加えて、地域貢献活動にも注力していくという。具体的には地元の団体や小学校などに花の苗を贈呈するほか、花壇づくりやプランターへの植栽を行って寄贈するなど、花を通じた地域貢献活動を展開する予定だ。地域住民や子供たちが花に触れる機会を増やすことで、地域の景観づくりや花文化の醸成にもつなげたいとしている。

HISグループ、新入社員522人を迎え入社式 澤田社長「社会にインパクトを」

2026年4月2日(木) 配信

入社式を開き、522人を迎えた

 HISグループは4月2日(木)、東京ビッグサイト(東京都江東区)で新入社員522人を迎えた入社式を行った。エイチ・アイ・エス(HIS)の澤田秀太社長は「社会にインパクトを与える企業を一緒につくり、未来を築きましょう」と力を込めた。

 新入社員に向けて、澤田社長は現在、中期経営計画を策定していることを改めて説明し、「人とAIとの共生を推進し、過去最高の業績を大きく超えることを目指す」と強調。「皆さんも目標達成のため一員として、同じ方向を向いて精一杯の力を出してほしい」と話した。

澤田秀太社長

 社内で掲げるさまざまな目標の実現に向けて、「スピード感を持った成長と、失敗を恐れない挑戦、生まれ変わる覚悟で主体的に行動することを意識し、社会にインパクトを与える企業を一緒につくりましょう。皆さんから、役員が生まれることを期待している」と呼び掛けた。

 また、「HISグループには多くの同期の社員がいる。仲間と協力し、ライバルとして切磋琢磨して大きく成長してほしい。皆さんの若い力に期待している。共に未来を築いていきましょう」と語った。

 新入社員の代表あいさつでは、グループ各社の代表者7人が登壇し決意表明を行った。 

東武トップツアーズ、新入社員139人迎える 百木田社長「全力で向き合う覚悟」

2026年4月2日(木)配信

新入社員の門出を祝う百木田康二社長(右)

 東武トップツアーズ(百木田康二社長、東京都墨田区)は4月1日(水)、東武ホテルレバント東京で新入社員139人を迎えた入社式を行った。

 新入社員に向けて、百木田社長は「自然災害や感染症の影響を受けやすく厳しい環境と言われる旅行業界に、強い意志と信念を持って飛び込んでくれたことを大変誇りに思い、頼もしく感じている。当社への入社を後悔することがないよう、経営陣も全力で向き合っていく覚悟」と語った。

 あわせて、新入社員には「非凡なる凡人であってほしい」と強調。そのうえで、①夢をもって、会社を自己実現の場にしてもらいたい②困ったとき、悩んだときには周りを頼ってもらいたい③観光業が日本の基幹産業であることに誇りを持ち、変化に果敢に挑戦してほしい――の3点を呼び掛けた。

 また、今年の経営方針は「The Next One~高みへの挑戦~」、基本指針には「挑戦と共創」を掲げると説明。「旅行業を生業として大切にし、新たな領域へも積極的に関わり、東武トップツアーズが社会になくてはならない唯一無二の存在となるよう、一緒に夢を追いかけていこう」と歓迎の言葉を送り、これからの成長と活躍を祈念した。

リゾート専門の人材紹介 「リゾマッチ」を開始【ビーグッド】

2026年4月2日(木) 配信

福島崇司社長

 リゾート専門人材サービス「ビーグッド」(福島崇司代表、東京都中央区)は創立以来、リゾート地の宿泊・観光施設に特化した人材サービスを行っている。そのため一般求人サービスと違い、宿泊・観光業で働きたい人材だけが集まるため、効率的な求人が可能という。

 2025年11月に、派遣料金よりも圧倒的にリーズナブルな宿泊・観光施設向けの新サービス「リゾマッチ」を開始した。派遣でもない、求人広告でもない、リゾート人材採用の新たな選択肢で業界に精通した派遣会社があえて始めた新サービスだ。
 「派遣よりもコストを抑えたい」「でも人材の質は妥協したくない」多くの宿泊・観光施設のそんな要望に応えるという。

 派遣より圧倒的にリーズナブルな人材紹介サービス。派遣と同じように必要な時に必要な人数だけリゾートバイトスタッフを紹介するが、派遣よりも大幅に低い料金を実現した。現在、派遣を利用している施設であれば、どんなお客でも必ずコストダウンできる。派遣の利用状況にもよるが、例えば年間10人規模で派遣を利用している施設の場合、年間で500万円以上のコスト削減も十分に可能だ。

 リゾマッチの3つのメリットは、1つ目が大幅なコスト削減だ。マージンを徹底的に抑え、派遣やスポットワークと比べても明確に低コストな人材サービスを実現。2つ目は優秀な人材の安定的な確保。信頼とサポート力で優秀な人材が集まる。3つ目は紹介料の課金期間が「最大1年間」であること。派遣の場合、スタッフが期間を延長して長期で働いてもずっと派遣料金が発生するが、リゾマッチでは1スタッフあたりの課金期間は最大1年間のみとした。

 ビーグッドの福島代表は「この業界に約30年携わり、派遣事業を中心にビジネスを行ってきました。できる限り派遣料金を高騰させないよう努力してきました。しかし近年、コロナ後の給与水準の上昇や最低賃金の引き上げなど、そして何より同一労働同一賃金をはじめとした派遣法の改正により、派遣料金を以前よりも上げざるをえない状況です。その結果、派遣料金が高すぎて使い続けられない、という声を多くいただくようになりました。だからこそ、派遣に代わるもっと負担の少ない人材サービスが必要だ。そう強く感じ、リゾマッチを始めました」と説明する。「派遣よりもリーズナブルに優秀なスタッフを確保したい、そうお考えの施設はぜひリゾマッチをご検討下さい。このサービスが宿泊・レジャー業界の皆様の力になることを心より願っています」と語る。

 問い合わせ=☎03(6661)9151。

奥飛騨温泉郷の「白樺荘」、破産手続き開始へ(帝国データバンク調べ)

2026年4月2日(木) 配信

 奥飛騨温泉郷の温泉旅館「白樺荘」(荒井進代表、岐阜県高山市)は3月11日(水)に岐阜地裁高山支部から破産手続き開始決定を受けた。帝国データバンクよると、負債は約1億6000万円。

 同社は1970(昭和45)年創業、81(昭和56)年5月に法人改組され、奥飛騨温泉郷の新平湯温泉で温泉旅館「白樺荘」を運営していた。

 大広間や大浴場などを備え、家族連れや団体の需要に対応し、89年ごろには年間収入高約1億5000万円を計上していた。

 しかし、それ以降は景気の悪化やレジャーの多様化により稼働率が低下。2004年4月期から06年4月期にかけて年間収入高1億円を割り込み、営業赤字を計上していた。

 稼働率の低迷を受け、18年4月に旅館の営業を停止。実質的な最終年度となる18年4月期の年間収入高は約1500万円に落ち込み、債務超過に陥っていた。「旅館営業の再開を見通せなかったことから不動産の売却準備に入り、19年8月ごろには海外の投資会社との売買契約が内諾に至ったものの、コロナ禍で観光需要が急減したため、本契約に至らず白紙化」(帝国データバンク)したという。

 事業の再開と不動産の売却がともに見込めないなか、負債の処理が問題となり、25年12月25日に自己破産を申請していた。

イーグルバス、川越観光アプリ「小江戸巡回MaaS」 3月27日からテスト運用開始

2026年4月2日(木) 配信

はじめての川越観光にもおすすめ「小江戸巡回MaaS」

 イーグルバス(谷島賢社長、埼玉県川越市)は、川越の周遊観光の利便性を高める新たな取り組みとして「小江戸巡回MaaS」(以下、本アプリ)を開発、アプリで利用者のニーズに合わせたお得な旅行プランを提案する。本アプリのテスト運用を小江戸川越春まつりの時期にあわせて3月27日(金)から開始した。

 本アプリの最大の特徴は、小江戸巡回バスを活用した「効率的でお得な川越観光」をサポートする点。利用者が気になるスポットを選ぶだけでバスの時刻に合わせた最適な観光モデルコースを提案する。さらに1日フリー乗車券(600円)の提示で特典が受けられる「小江戸協賛店」を表示し、お得となる特典金額をアプリ内で見える化できる。これにより特典の合計でコースによっては乗車券代の元が取れるようなお得感を直感的に実感してもらえるという。

 現在、100以上の協賛店と連携しており、川越観光の満足度向上とバス利用の促進を目指す。

小江戸巡回バス

 利用方法は、スマートフォンでダウンロードや登録不要で利用できる。「小江戸巡回MaaS」にアクセスし、希望の乗車日やスタート地点、今日の気分や行きたい場所や食べたいものを選ぶと、それに合わせたバスの時刻付きの観光モデルコースが表示される。対象路線は「小江戸巡回バス」で、川越駅西口発着、川越氷川神社や蔵の街、菓子屋横丁、喜多院など川越の観光地を結ぶ路線バス。環境にやさしいEVボンネットバスや運転士による川越観光案内が人気。

 また、1日フリー乗車券の提示でお得な特典が得られる100以上の小江戸協賛店があり、協賛店を検索するウェブもある。1回乗車は220円で交通系ICカードやタッチ決済対応のクレジットカードも利用できる。

 同社は「本アプリは試験的な運用として開始し、利用者の声をもとに機能改善をはかっていきます。まずは多くの方にご利用いただき、川越観光の新たな楽しみ方として体験いただくことを期待しています」と発信している。

大江戸温泉グループが水上温泉・松乃井の運営事業譲受 群馬県内で2施設目の出店

2026年4月2日(木) 配信

水上温泉 源泉湯の宿 松乃井

 大江戸温泉物語グループを運営するGENSEN HOLDINGS(川﨑俊介社長、東京都中央区)は、2026年4月1日(水)に、群馬県・水上温泉の新規物件を運営事業譲受したと発表した。物件名は水上温泉「源泉湯の宿 松乃井」(群馬県利根郡みなかみ町湯原551)。

 新規運営物件は改修工事を行い、26年8月ごろに大江戸温泉物語Premiumシリーズとしてオープンを予定。同Premiumシリーズは家族の楽しい時間も、大人のくつろぎ時間も諦めることなく満喫できる宿として全国で展開している。大江戸温泉物語グループとして群馬県での出店はPremium 伊香保に続き2施設目となる。

 群馬県北部の谷川岳の麓に位置する水上温泉は、首都圏から約2時間弱とアクセスも良く、江戸時代から続く豊富な湯量と柔らかな泉質が魅力の温泉地。周囲には四季折々の自然が広がり、春の新緑や夏のラフティング・キャニオニング、秋の紅葉、そして冬のスキーや雪見風呂など1年を通して多彩な楽しみ方が可能。近隣には谷川岳や諏訪峡といった絶景スポットも多く、温泉とアクティビティを組み合わせた旅先として人気がある。

 大江戸温泉物語グループでは、この素晴らしいエリアを多くの人に知ってもらい、足を運んでもらえるよう、引き続き運営を行う。予約開始日及びオープン日が決まり次第、公式サイト・プレスリリースなどで発表する。