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愛旅協、県民割の事務受託へ 藤田会長が再任

2021年6月10日
編集部:木下 裕斗

2021年6月10日(木) 配信

会場のようす

 愛知県旅行業協会(藤田雅也会長、215会員)は6月8日(火)、名鉄ニューグランドホテル(愛知県名古屋市)で2021年度通常総会を開いた。任期満了に伴う役員改選では藤田会長の再任を決めた。新たな事業として、県民割の事務受託を当面の目標に据えた。

 同日には愛知県旅行センター(藤田雅也社長、224会員)も株主総会を開催した。任期満了に伴う役員改選では、新たに森川雅史氏が社長に就いた。愛旅協と同旅行センターは今年度、愛知県が実施する県民割の事務局の受託に向けて協力する。

 再任した藤田会長は6月17日(木)から始まる県議会で県民割事務受託の契約者が決まることを説明したうえで、「会員に仕事を提供し、金銭面で支援したい。期間が短いため総会終了後、即座に県と話し合う」と決意を語った。

藤田雅也会長。6月17日に始める県議会に向けて県との話し合いを進める

 森川新社長は「株主の収益につながる事業を複数展開する。第1弾として、事務局に選定されることを目指す」と力を込めた。

森川雅史新社長。収益につながる新事業を展開する

 来賓として出席した大村秀章愛知県知事は「今秋以降に、県内旅行から需要が増加する」と予測。「9月から出発する宿泊旅行に1人1泊7000円を補助する県民割に、57億円の予算を計上」として、「まずは県内旅行から回復させてほしい」と呼び掛けた。

 併せて、Go Toキャンペーンが再開された際には、「県として割引率を15%上乗せする」と語った。

大村秀章知事。県民割の創設で57億円の予算を計上したことを話した

 (株)全旅の中間幹夫社長は冒頭、鹿児島県に開設される新型コロナウイルス大規模接種会場の運営業務委託の公募に、日本旅行と東武トップツアーズと組んだ共同企業体で応募したことを明かした。

 そのうえで、「旅行の需要が低迷する間は、さまざまな事務局を受注してほしい。団体の規模に関係なく、大手とも協力し合える」と鼓舞した。

 愛旅協・協定会員連盟(三田幸宏会長、151会員)も同日に、21年度定時総会を催した。任期満了に伴う役員改選では三田会長が再選した。

 コロナ禍で対面での営業が難しいなか、三田会長は昨年度、愛知県旅行業協会の会員専用ホームページに宿泊施設をアピールできるページを開設したことを報告。「当面は専用ページで自社をアピ―ルしてほしい」と話した。

 再選した三田会長が4期目となり、65歳を超えることから、同連盟は任期を3期・65歳までと定めた規約を削除した。

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