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HIS、ベトナム向け訪日オンラインツアー開催 拡大傾向の交流の維持はかる

2020年10月21日
編集部:木下 裕斗

2020年10月21日(水) 配信

寿司握り体験のイメージ。今回は鹿児島とベトナムをリモートでつなぎ、握り方を指導する

 エイチ・アイ・エス(HIS、澤田秀雄会長兼社長)は10月20日(火)から、 鹿児島県・公益財団法人鹿児島県観光連盟と連携し、日本に行きたくても行くことができないベトナムの旅行者に向けて、訪日体験オンラインガイドバスツアーを売り出した。

 鹿児島県におけるベトナム人労働者は、県内外国人労働者全体の50・6%を占め、国別で最多となる。鹿児島空港からのベトナム便が2020年7月に就航予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大により訪日外国人旅行者の人数は5カ月連続してほぼゼロの状態が続く。こうしたことを受け、HISはオンラインツアーを通じて、鹿児島県とベトナムの交流拡大の傾向を維持をはかる。

 今回売り出した「鹿児島市内と寿司にぎり体験コース」では、ベトナムに進出している日本料理店「ちよだ鮨」に参加者を集め、オンラインでつなぐ。双方向ベトナム語でやり取りし、コミュニケーションをとる。

 今後は、ベトナムの展開をモデルケースとし、タイとシンガポールに向けて、順次拡充していく。

 催行日時は日本時間の10月25日(日)午前9:00。ツアー代金は50万ベトナム・ドン(日本円で約2272円)。

 配信者は、鹿児島空港から錦江湾と桜島が見える国道10号線を通り、名勝仙巌園を巡り、鹿児島県にあるちよだ鮨を訪れる。同店では、寿司職人が寿司の握り方を指導し、参加者はリモートで寿司をつくる。

 その後、桜島桟橋から桜島フェリーターミナルまで有村海岸などフェリーの乗船風景を眺め、名物のうどんや城山ホテル鹿児島の温泉のもとを使用した天然足湯温泉掘りを紹介する。児島市観光PR動画を見たのち、鹿児島中央駅で、九州新幹線をバックに駅長に見送られ、終了する。ツアー中には、鹿児島黒牛500gが4人に当たるクイズ大会も行う。

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