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JR九州とANAが九州の観光振興強化に向けて連携へ

2019年6月27日
編集部:木下 裕斗

2019年6月27日(木) 配信

両社は多言語情報サイトで情報を発信するほか、周遊きっぷを売り出す

 九州旅客鉄道(JR九州、青柳俊彦社長、福岡県福岡市)と全日本空輸(ANA、平子裕志社長、東京都港区)は6月28日(金)から、九州のさらなる地域活性化の実現に向けて、国内外の観光需要を取り込むため連携を開始する。

 九州の魅力を国内外に積極的に発信し、両社が連携して現地を来訪者の利便性を向上させる取り組みを推進することで広く観光客を呼び込み、地元の経済を潤し、活気に溢れた九州を築きたい考えだ。両社は「JR九州とANAは、両社が持つネットワーク・サービスなどの連携を強化することで、九州の発展はもとより日本の観光立国実現に貢献していきたい」とコメントしている。

連携の概要

ANAの観光情報多言語発信サイトANA訪日外国人向けサイト「Japan Travel Planner」でのJR九州D&S列車の訴求について
 温暖な気候と雄大な自然、自然の恵みである温泉や新鮮な食材・日本の歴史文化を感じるいくつもの史跡など、世界に誇る魅力に溢れる九州を、JR九州とANAが連携して訪日外国人旅行者向けに訴求し、九州への観光需要喚起を目指す。

 ANAの観光情報多言語発信サイトANAが海外で展開する訪日外国人向けサイト「Japan Travel Planner」で、沿線にちなんだ個性豊かなデザイン(Design)と、その土地で生まれた物語(Story)を持つD&S列車を特集する。列車の乗車を目的する観光需要の喚起と沿線上の観光コンテンツをピックアップし、海外向けて九州の魅力を訴求する。

九州特集ページ(イメージ)

ANA & JR KYUSHU RAIL PASSの発売について(予定)
 訪日外国人による九州への周遊を促進し、地域創生に貢献するべく、海外から九州への注目が高まるラグビーワールドカップ2019期間中に、試合が開催される福岡県と熊本県、大分県を中心に九州北部エリアをおトクに旅行周遊できる訪日外国人向け鉄道周遊きっぷ「ANA & JR KYUSHU RAIL PASS」を一部のANA国内線の機内で売り出す。

 多くの訪日外国人客に利用してもらうために、機内限定の価格で販売し、滞在日数に合わせて3日間用、または5日間用の商品を用意する。

 周遊きっぷの引換方法や引換期間などの詳細は、別途、機内誌などで案内する。

商品概要
商品名:ANA & JR KYUSHU RAIL PASS(予定)
商品名・機内限定価格(予定):
ANA & JR KYUSHU RAIL PASS 3DAYS・7500円
ANA & JR KYUSHU RAIL PASS 5DAYS・9千円
販売期間:9月1日(日)~10月31日(木)(予定)
販売路線:東京発福岡着、東京発大分着、東京発熊本着の3路線(予定)(他社運航便、コードシェア便は除く)
周遊きっぷ対象エリア:エリア内の新幹線と特急列車、普通列車の指定席が3日間または5日間乗り放題

周遊きっぷの対象エリア

※赤線は新幹線の利用可能エリア
※豊肥本線(肥後大津~阿蘇)は、2016年4月に発生した熊本地震の影響により列車の運転を見合わせている。(6月26日現在)
※ANA & JR KYUSHU RAIL PASSはJR九州の商品だ。                  
※同商品は訪日外国人向けの商品となり、日本在住の人は購入できない。

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