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富山県内最大級の天然温泉施設を運営「ゆらら」 負債は8億4662万円

2022年3月18日
編集部:増田 剛

2022年3月18日(金) 配信

 富山県内最大級の天然温泉施設を運営する「ゆらら」(相澤行広社長、富山県砺波市)は3月4日(金)、富山地裁から破産手続き開始決定を受けた。帝国データバンクによると、負債は約8億4662万円。

 同社は、富山県の有力建設業者「相澤建設」の事業多角化の一環で、2005(平成17)年11月に設立。翌12月にオープンした天然温泉施設「湯来楽 砺波店」の運営を手掛けていた。露天風呂やサウナ、腰掛け湯などバリエーション豊富な県内最大級の設備を有し、アクセスの良さからも一定の集客を得て、06年11月期には年間収入高約5億2900万円を計上していた。

 19年6月にはフランチャイズに加盟して焼肉店の経営に参入。その後、2店舗に増やしていたが、本業である温泉施設は同業者との競合が激しく、同年11月期の年間収入高は約3億4900万円に落ち込んだ。

 その後、新型コロナウイルス感染拡大の影響で来客数は減少し、温泉施設や焼肉店の投資に伴う借入金が重荷となっていた。こうしたなか、相澤建設が21年4月に自己破産を申請。「ゆらら」は事業を継続していたが、コロナ禍が長引くなか金融債務返済の見通しが立たず、今年1月20日付で温泉施設を休業していた。

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