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クラツー、テレ東子会社と連携 地域活性化の新モデルに

2021年12月23日
編集部:長谷川 貴人

2021年12月23日(水)配信

左からクラブツーリズムの酒井博社長、テレビ東京ダイレクトの遠藤孝一社長

 クラブツーリズム(酒井博社長、東京都新宿区)は12月22日(水)、テレビ東京グループでコマース事業を手掛けるテレビ東京ダイレクト(遠藤孝一社長、東京都港区)と地域活性化事業などにおける連携協定を結んだ。持続的に地域の潜在価値を発掘する新たな地域共創プロジェクトとして、共同で新しい地域活性化のモデルづくりをはかる。

 具体的には、クラブツーリズムの地域ネットワークと連携して地域情報を収集。2022年1月からBSテレ東の番組「都会を出て暮らそうよ BEYOND TOKYO」を活用し、地域の魅力を掘り下げて紹介する。同番組で観光情報などの地域紹介に留めず、放送内容と連動した地域へのツアー情報も告知する。また、実際に地域を訪れるツアーを販売。地域と連動した商品も開発し、通販で販売する。

 さらに、同番組を活用してさまざまな地域プロジェクトを発足させていく。長期滞在型のツアーや地域のファンづくりを目的にしたツアーの開発、フードロス問題の解消につながる特産品の開発・販売などの地域事業を推進していく。

 クラブツーリズムの酒井社長は同日の記者会見で、同社は「シニアをメインターゲットにした旅行事業が中心。集客力やツアー・イベントの企画力は、地方自治体や各地域から高い評価を受けている。今回の地域との共創事業の強みになり得る」と強調。「我われの取り組み自体が地域の観光発展につながり、将来的にはその地域が観光産業で自立していくことを目指す活動にしたい」と意気込んだ。

「都会を出て暮らそうよ」出演者の中村雅俊さんらからビデオメッセージもあった

 一方のテレビ東京ダイレクトは来春ごろ、購入型クラウドファンディングのプラットフォームを立ち上げると発表した。放送メディアの強みであるPR力を生かし、番組を通じて商品の購入希望者を募る。商品は地域に根差した伝統ある生産・製造者やスタートアップ企業と手を組み、クラウドファンディングを活用して新たな商品開発を進めていく方針を伝えた。

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