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スマホ1つで周遊できる観光地づくりを促進 KDDIらが鳴門で実証実験進める

2021年12月20日
営業部:後藤 文昭

2021年12月20日(月) 配信

サービスイメージ

 KDDI (東京都千代田区)や四国旅客鉄道(香川県高松市、JR四国)ら7団体は2022年1月31日まで、徳島県鳴門市の鳴門公園周辺エリアを中心とした観光エリアをスマートフォン1つで周遊できる観光地づくりを促進する観光MaaS の実証実験を進めている。

 「くるくるなるとデジタル周遊チケット」により、訪れる観光客の満足度向上をはかることが目的。事前に決済方法を登録し、NFCタグにスマートフォンをかざすか、QRコードを読み込むだけで利用可能な「JR・徳島バス フリーパス」「なると観光チケット」「バス スマホタッチ支払い」の3種類を提供する。

 また、徳島阿波おどり空港を発着する航空券を持つ人が全日本空輸(ANA)のアプリやWebサイト上の「空港アクセスナビ」を開いた際には、条件選択画面および検索結果画面に表示されたリンクから「くるくるなるとデジタル周遊チケット」にアクセスし、各種チケットを購入ができる。

 「バス スマホタッチ支払い」は、日本で初めて高精度GNSS測位によるバスの位置情報から運賃を自動計算し、近距離無線通信 (以下 NFC)プレートへスマートフォンをかざして区間精算を行うサービス。利用可能区間を運行する徳島バスの路線バスで、車内に設置された専用プレートにスマートフォンをかざすだけで、バス乗車区間を判定して運賃を自動計算する。

 利用者がバスの乗降時に、車内に設置したNFCプレートにスマートフォンをかざすと、クラウドシステム上で測定したバスの位置情報と連携し乗車バス停、降車バス停を推定。乗降車したバス停情報から区間運賃を計算し、登録されたクレジットカード各種プリペイドカードから運賃の引き落としを行う。クラウドサービスを活用したシステムを利用することで、初期導入や維持にかかるコストの低減も可能だ。

 「JR・徳島バス フリーパス」は、JR四国線「徳島駅~鳴門駅」間の普通列車と徳島バス・徳島市バスの路線バスが利用可能区間で乗り放題となるもので、大人2000円、子供1500円、有効期限は利用開始から2日間とお得に周遊観光が楽しめる。

 また、デジタルチケットを購入できる「なると観光チケット」を使うことで、うずしお観潮船や大塚国際美術館など鳴門公園エリアを中心とした11カ所の観光施設では、入口でにスマートフォンの画面上に表示されたデジタルチケットを見せるだけでスムーズに観光施設に入場できる。

 同実証実験に参加している企業と役割は、次の通り。

 KDDI(全体企画、観光MaaSプラットフォームと高精度位置情報を活用した運賃計算システム「バス スマホタッチ支払い」の設計・提供)▽JR四国(「JR・徳島バス フリーパス」の造成、プロモーション)▽徳島バス(「JR・徳島バス フリーパス」の造成、「バス スマホタッチ支払い」提供区間のバス運行サービス提供)▽ANA(「空港アクセスナビ」との連携、プロモーション)▽日本航空〈JAL〉(プロモーション)▽イーストとくしま観光推進機構(域内観光事業者との連携)▽徳島経済研究所(域内観光事業者との連携、全体取りまとめ)

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