北海道新幹線を製作、新型車両の「H5系」発表
北海道旅客鉄道(JR北海道)は4月16日、北海道新幹線の新函館駅(仮称)開業に向けて、新型車両「H5系」を4編成(40両)製作すると発表した。
同車両は、東北新幹線への直通運転を考慮し、10両編成の車両構成や各種設備、走行性能などの基本仕様はJR東日本の「はやぶさ」をはじめとするE5系と同様にした。外装デザインは、東北新幹線と共通したイメージを持たせるため、基本の色構成はE5系をベースに、中央の帯はライラックやルピナス、ラベンダーなどをイメージさせる紫色に変更する。また、内装の一部にも北海道独自のデザインを取り入れ、旅への期待感や高揚感を演出したという。
なお、今秋に第1編成が完成する予定だ。