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JPリゾート伊豆高原が4月1日に開業 かんぽの宿伊豆高原を全面改装

2021年3月30日
編集部:飯塚 小牧

2021年3月30日(火) 配信

海が一望できる水盤テラス

 かんぽの宿を運営する日本郵政は4月1日(木)、静岡県伊東市のかんぽの宿伊豆高原を「JPリゾート伊豆高原」としてリニューアルオープンする。1年掛けて全面改装を行い、高級路線の新ブランドの宿として生まれ変わる。地域との共生をはかることに注力し、「きっと、その土地が好きになる」をテーマに掲げた。

奥山和也支配人(左)と宮城和人総支配人

 3月25日(木)に開いた会見で、宮城和人総支配人は「地域に開かれた施設として、地域の魅力の発信地になりたい」と述べた。具体的な取り組みとして、ホテルのロビーで月曜日を除く毎夜、ジオガイドなどを招いて地域を学ぶ、トークイベントの開催や、プライベートツアーの実施などを挙げた。

 また、改装の企画段階から手掛けていた奥山和也支配人は、スイートの新設やプレミアムラウンジ、温泉半露天風呂の客室設置など、施設のこだわりを紹介。「従来のかんぽの宿の保養所のイメージは払拭できたと思う」と自信をのぞかせた。

 あいさつに立った伊東市の小野達也市長は同施設が建つ伊豆高原エリアについて、「本市を代表する観光スポットなどが多い。さまざまな体験ができるため、『滞在型リフレッシュリゾート』を目指して政策を展開している」とし、積極的な支援を行っていることを報告。「同施設も周辺との連携をはかり、発展に協力してほしい。アフターコロナの起爆剤になると期待している」と力を込めた。

 JPリゾート伊豆高原は客室総数55室で、全室オーシャンビュー。プレミアムスイートルームは4室、プレミアムルームは18室、スタンダードルームが33室。展望レストランやインフィニティ露天風呂などが売り。料金は1人1泊2食付きで22200円から。

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