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観光庁、日本遺産の相談会 商品造成の課題と対応策まとめる

2020年6月4日
編集部:長谷川 貴人

2020年6月4日(木)配信

参加地域である日本遺産「近世日本の教育遺産群-学ぶ心・礼節の本源-」の構成文化財、茨城県水戸市の弘道館(正門)

 観光庁はこのほど、文化庁と共催した「日本遺産マッチング・相談会」で日本遺産認定地域と旅行会社を対象に、日本遺産全般に関するアンケート調査を実施した。調査結果を踏まえて6月2日(火)、認定地域が抱える旅行商品造成での課題と対応策を取りまとめ、公表した。日本遺産を活用したインバウンド向けの旅行商品・体験型コンテンツの造成につなげたい考え。

 「日本遺産マッチング・相談会」は、2月10日(月)に東京都文京区の湯島地方合同庁舎で開かれた。日本遺産認定の10地域と旅行会社8社が参加してプレゼンを行ったほか、認定地域と旅行会社の商談会も行われた。

 観光庁は旅行商品造成に向けて認定地域が抱える課題について、6項目を挙げている。(1)日本遺産のストーリーの訴求・資源の磨き上げ(2)ターゲットに向けた情報発信(3)旅行商品・体験コンテンツの造成(地域にお金を落とす仕組み)(4)受入体制の構築(5)受入環境の整備(案内看板などの多言語整備、キャッシュレス対応など)(6)他の資源との連携による誘客――の6項目。資料には各課題に対する解決策のほか、参加した旅行会社からの参考事例もまとめて記載している。

 なお、取りまとめ資料は観光庁ホームページで公表されている。

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