群馬福祉交通、破産手続き開始決定受ける(帝国データバンク調べ)
2026年3月11日(水) 配信

群馬福祉交通(内田親孝代表、群馬県太田市)は2月18日(水)に、前橋地裁太田支部から破産手続き開始決定を受けた。帝国データバンクによると、負債は約3億9000万円。
同社は1990(平成2)年3月に設立。当初は旅行会社を取引先として観光バスの運行を行っていたが、その後リフト付き大型バスを導入し、障害者向けバス事業にも参入。冬季には、スキーバスツアーの企画・催行などでインバウンド需要も取り込み、2015年12月期には年間収入高約1億8000万円を計上していた。
しかし、16年1月に他社で発生したバスの転落事故により、行政の規制・監視が強化され、同社においても「輸送施設の使用停止の行政処分を受けた」(帝国データバンク)という。営業が制限されたこともあり、業績が悪化していたうえ、新型コロナの影響で収入高が急減。コロナ禍収束後は改善傾向にあったが、資金繰りが限界に達したことから26年1月5日に事業を停止していた。






