ヒルトン、中国本土の全ホテルの営業を再開 業界をリードする新たな衛生・消毒基準も導入
2020年5月20日(水) 配信
ヒルトン アジア太平洋地域(アラン・ワッツアジア太平洋地域社長、シンガポール)は5月18日(水)、新型コロナウィルス感染症の流行に伴い休業していた中国本土150軒のホテルすべてが営業を再開したと発表した。
ワッツ氏は、「中国本土の全ホテルでの営業再開は、ビジネス回復に向けての重要なマイルストーンであり、本日の発表に至ったことは大変嬉しく思います。中国では、国内旅行需要は徐々に回復傾向にあり、アジア太平洋地域でも規制緩和が開始されたことから、回復の兆しが見えてきました。『ヒルトン・クリーンステイ』プログラムを導入し、業界をリードする新たな衛生・消毒基準をもって、お客様に安心してホテルをご利用いただける日が来ることを楽しみにしています」とコメントを発表した。
同社が導入した新たな衛生基準「ヒルトン・クリーンステイ・ウィズ・Lysolプロテクション」は、すでにヒルトングループのホテルで採用されている医療レベルの洗浄製品と高度な清掃手順による高水準のハウスキーピングと、衛生管理をさらに徹底させるプログラム。ホスピタリティ業界で初めて、ライゾールやデトールなどの洗浄・消毒製品メーカーであるRB社と、全米屈指の医療機関であるメイヨー・クリニックが協力した。
ヒルトンが有する18のブランド、6100軒以上のどのホテルに滞在する際も、宿泊客が安心して利用できることが目標で、客室やレストラン、フィットネスルーム、その他のパブリックスペースで、滞在中に利用者が目にするすべての衛生面に重点を置く。