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HIS、売上高過去最高に 来年8月に持株会社化

2019年12月13日
編集部:木下 裕斗

2019年12月13日(金) 配信

澤田会長兼社長

 エイチ・アイ・エス(HIS、澤田秀雄会長兼社長)が12月12日(木)に発表した2019年10月期(18年11月~19年10月)連結業績によると、売上高は前年同期比11・0%増の8085億1千万円で過去最高となった。旅行事業と電力小売り事業が好調に推移した。営業利益は同3・0%減の175億4千万円。ハウステンボスの入場者数減少やホテル事業の開業費用一括計上などが響いた。経常利益は同12・4%減の170億8900万円で、当期純利益は同10・7%増の122億4900万円だった。

 経常利益は為替差損を9億円計上したことなどにより減益だった。当期純利益はユニゾホールディングスの売却による30億円を含む特別利益41億円を計上し、増益した。 

 旅行事業をみると、売上高は同10・9%増の7224億6400万円だった。営業利益は同12・7%増の137億5400万円。10連休だったゴールデンウイーク需要に加えて、海外法人の訪日事業が堅調だった。

 日本発海外旅行はグアムが同34・7%増と大幅な伸びとなった。さらに送客数では初めて、インターネット利用客数が店舗利用客数を上回った。 

 海外法人の旅行事業は売上高が同23%増加した。とくに、北中南米は同94%と大幅に伸長。このうち、昨年買収したジョンビューは同83%増だった。

 訪日旅行(ジャパンホリデートラベル)事業は東アジア市場の競争激化などで収益面に課題が残った。一方、そのほかのエリアでは体制を強化し、とくに欧米からの受客が増加した。売上高は同4・0%減の286億800万円。

 エネルギー事業は電力小売り事業の契約数が増え、調達先の多様化をはかったことなどにより、売上高は同70・7%増の204億6100万円だった。営業利益は、前期の営業損失4億2800万円から一転、9億7400万円となった。

 なお、2019年通期の業績予想は売上高が9千億円(2019年度比11・3%増)で、営業利益は193億円(同10・0%増)、経常利益は195億円(同14・1%増)、当期純利益は110億円(10・2%減)を見込む。 

持株会社化へ 20年8月を予定

 同日には澤田会長が、HISの事業がホテルやエネルギー、商社などと多角化しているため同社を20年8月にホールディングス化すると発表した。

 澤田氏は「メインはもちろん旅行業」とし、「来年は大きく変化する年になる」と意気込んだ。

 ホールディングス化に先立ち、同社は20年6月ごろ、オフィスを虎ノ門に移転する。面積を1・5倍に拡張し、業務拡大と人員増強、職場環境改善に努める。

 なお、澤田氏は記者から旅館再生の興味の有無について問われ、回答。「地方活性化に貢献したい。案件があれば取り組みたい」と旅館再生に興味を示した。

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