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アゴダ、「芸術の秋に触れる世界の博物館&ギャラリー5選」発表 おすすめの宿泊施設も

2019年10月3日
編集部:平綿 裕一

2019年10月3日(木) 配信 

芸術の秋に触れる世界の博物館&ギャラリー5選(画像はイメージ)

 オンライン旅行会社(OTA)のagoda(アゴダ)はこのほど、「芸術の秋に触れる世界の博物館&ギャラリー5選」を発表した。芸術の秋らしく、アーティストの絵が飾られている客室などで滞在を楽しめるよう、おすすめの宿泊施設も紹介している。

Hギャラリー (バンコク)

 2002年にアメリカのアーネストH.リーによって設立された「Hギャラリー」。主にタイやアジアの新鋭アーティストによる現代アート、絵画、写真、テキスタイルを展示している。さまざまな熱帯植物が連なるエントランスから、築100年ほどのアングロ・タイ人による木造建築を抜けると、静寂で緑豊かな空間が広がるという。

カチャホテル

 バンコクで、アジアを中心に活躍するアーティストのクリエイティビティに触れたあとは、人気のカチャ ホテル(Cacha Hotel)への滞在がおすすめ。

 メインロビーには象の絵が展示されている。ニュージーランドとカンボジアのルーツを持つ著名なアーティスト、ピープ・ターが、ニュージーランドとクメール族にインスピレーションを受けて、描いたものだ。

 客室内の絵は、世界中で展覧会を多数開催している、タイのイラストレーター兼ストリートアーティストのP7が、神話上の生き物「シンガ」をモチーフに手掛けている。

テ・ウル・ワイタケレ・コンテンポラリー・ギャラリー (オークランド)

 かつてワイテマタ・シティ・アーツ・アンド・カルチュラル・センターとして知られていた、「テ・ウル・ワイタケレ・コンテンポラリー・ギャラリー」は、歴史的なロップデル・ハウスの建物内に位置する。

 ギャラリーでは、独自の文化を反映した西オークランドの工芸品や陶器のほか、現代アートやデザイン・プログラム、周辺地域の壮大な景色も楽しめる。

 2015年にはオークランド・アーキテクチャー・アワード(パブリック・アーキテクチャー部門)を受賞し、同年にワールド・アーキテクチャー・フェスティバルの最終候補として選ばれている。

ホテル デブレット

 ニュージーランド最大の都市の中心部にあるホテル デブレット(Hotel DeBrett)は、建築的な美しさの中に、ネオクラシック、アールデコ、モダニズムの要素を織り交ぜたブティック・ホテル。

 部屋にはニュージーランドらしい装飾品や芸術作品が飾られ、コンテンポラリー・アート、50年代のスタイリング、アールデコの要素が取り入れられている。

ツァイツ・アフリカ現代美術館 (ケープタウン)

 「ツァイツ・アフリカ現代美術館」はアフリカ最大の現代美術館だ。現地の部族に伝わる芸術から植民地時代における建造物の脱構築に至るまで、アフリカの芸術家による作品を展示する。

 1921年に建てられた産業用の巨大な穀物倉庫をリノベーションした美術館は、大聖堂のような荘厳な雰囲気があるという。館内には書店やレストラン、読書室、屋上彫刻庭園を併設している。

ザ サイロ ホテル

 美術館の上層階である6階にあるザ サイロ ホテル(The Silo Hotel)では、ロビーの壁がモハウ・モディサケンの「ディタオラ」シリーズで飾られている。

28室の各スイートルームには、英国の建築家トーマス・ヘザウィックが設計した泡のような形の窓があり、南大西洋、テーブル・マウンテン、街の絶景を見渡すことができる。

ナショナル・ブリティッシュ・ミュージアム・オブ・モダン・アート (ロンドン)

 「ナショナル・ブリティッシュ・ミュージアム・オブ・モダン・アート」は、ロンドンのサウスバンクにあった発電所を再利用した美術館で、テート・モダンの名で知られている。

 世界有数のモダン・アートやコンテンポラリー・アートのコレクションがあり、アンディ・ウォーホル、パブロ・ピカソ、サルバドール・ダリなど、20世紀を代表する芸術家の作品が展示されている。

サウス プレイス ホテル

 近くのモーゲートにある、コンランによるデザインのサウス プレイス ホテル(South Place Hotel)は、「彫刻、絵画、写真、ビデオ・インスタレーションが好きな人にとっては訪れる価値のあるホテル」(同社)だという。

 レストランの壁には、リヒテンシュタインに感化され描かれた、ジョン・ヴィンセント・アランダのコミック風の絵が掲げられている。各部屋のベッドの上には、地元ホクストン・アート・ギャラリーのアーティスト達による版画が飾られている。

マトハフ・アラブ近代美術館 (アル ライヤーン)

 マトハフ・アラブ近代美術館は、フランスの建築家ジャン=フランソワ・ボーダンによって設計され、1840年代の近代イスラム美術や工芸品を展示している。

 絵画と彫刻は、カタール出身アーティストであり、アラブのモダンアート界のコレクターでもあるシーク・ハッサン・ビン・モハメッド・ビン・アリ・アール・サーニーが数十年にわたって集めた、膨大な常設コレクションが大半を占めているという。

 美術館では教育プログラムも実施しており、現代および近代アラブ芸術に関する研究を支援している。

Wドーハ

 美術館から車で近い市内中心部に向かうとWドーハ(W Doha)がある。ホテルのインテリアは、芸術的で遊び心のあるデザインとなっており、ホテル29階にあるアート29は「地元や中東地域、そして国際的に活躍する新進気鋭のアーティストによる作品を展示するための包括的な場となっている」(同)という。

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