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九産交、産官学連携のPJ始動 バス・電車利用データを分析

2019年9月4日
編集部:長谷川 貴人

2019年9月4日(水)配信

「SAKURA MACHI DATA Project」体系図

 九州産交ホールディングス(矢田素史社長、熊本県熊本市)は2019年9月3日(火)、同月14日(土)に実施する「熊本県内バス・電車無料の日」で得られるビッグデータを分析し、サービス改善を目指す任意組織「SAKURA MACHI DATA Project(サクラマチ・データ・プロジェクト)」を結成すると発表した。

 同PJは、ヤフー(川邊健太郎社長)がデータを分析して企業や自治体などの活動をサポートする「データフォレスト構想」の一環として実証実験する。交通関連の調査やシステム構築を手掛けるトラフィックブレイン(太田恒平社長、東京千代田区)のほか、熊本市や熊本大学と共に、産官学連携の体制でデータを分析する。

 収集するデータは同日のほか、基準日として前後の同曜日である7日・21日も集め、利活用する。それらと比較し、公共交通利用の促進や中心市街地のにぎわいの創出、県内の移動活発化などの視点で、人の流れや乗換検索、検索ワード(興味関心)などのデータを用いて、産・官・学のさまざまな視点から分析方法を検証していく計画。

14日はバス・電車が乗車無料、大型複合商業施設も開業

建設中のSAKURA MACHI Kumamotoと熊本中心市街地の風景

 九州産交グループが発起した「熊本県内バス・電車無料の日」は、県下全域を対象に施設の発着を問わず、複数間の公共交通機関が連携するという規模においては、国内で例のない取り組みになる。同グループは同じく14日、大型複合商業施設「SAKURA MACHI Kumamoto(サクラマチ クマモト)」を熊本市の中心市街地に開業する。オープンに伴う初日の来館を10万人と見込み、同取り組みが周辺地域の渋滞緩和に貢献できればと考えている。

プロジェクト検証ポイント

①公共交通利用の促進:

 平時に比べ、利用の増加が見られた発着地、路線、および自家用車からの切り替えについて

②中心市街地の「賑わい」創出:

 中心市街地における滞在時間(回遊エリア)、および検索ワードの変化について

③移動活発化:

 熊本中心市街地「SAKURA MACHI Kumamoto」、および県内観光地などの集客推移について

 「SAKURA MACHI DATA Project」は、全国の政令指定都市の中でも熊本市はマイカー利用率が高く、今回の検証結果が、市内における社会問題解決と公共交通機関の利用とに親和性が示されることを期待している。

 九州産交グループは、同プロジェクトをきっかけに全グループ事業のサービス改善につながることで、熊本中心市街地の活性化、回遊性向上に貢献。そして、一連の成果が他地域における“まちづくり”のモデルケースになればと願っている。

プロジェクトスケジュール(予定)

9月14日:SAKURA MACHI Kumamoto開業/「県内バス・電車無料の日」実施

10月初旬ごろ:分析速報発表

10月後半ごろ:分析詳細発表

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